バッテリーケース取り外しー補足

バッテリーケースの取り外しで厄介な箇所の補足をしてみようと思います。

（2023年モデルはちょっと違う箇所があります）

まずはファンリレー。バッテリーケースに付いていますが、どうやって付いているか分かりづらいですよね、僕も悩みました。

まずはラバーカバーを引っぺがします。カバーを上方向に引っ張って、手前に引っ張ると外れます。

ラバーカバーの形状は次の画像を参照できるかと思います。

ファンリレーとコネクターは、頭を手前に倒して、フレームからリレーが出たら、そのまま上に上げる感じにすると外れます。

コネクターを手前に倒す感じにすると、ロックも外れやすいんですね。

バッテリーケース側の黄色で囲んだ部分にファンリレーコネクターが差し込まれています。

この部分は柔らかいので、根元付近を強く倒さない限り折れることはないと思います。

次はバンクアングルセンサー。
２ピンのコネクターを上に持ち上げる感じで外します。

バンクアングルセンサー自体は外さないでOKです。

こいつが2018/2019年モデルのバンクアングルセンサー。コネクターのロック部分の位置がわかるかと思います。

ちょうど良い画像がないのでパーツリストの絵を拝借。

コネクターの上の青矢印の辺りを押して、コネクターを上に持ち上げます。

ステップ８の青矢印の部分が押しにくい場合は、この絵の黄色の部分にマイナスドライバー差し込んで、ドライバーを押し下げるとコネクターが外れるかと思います。

バッテリーケース下のワイヤーバンド。こいつがイライラします。

バンドを緩めることはできないので、クリップの方を外します。

クリップはガソリンタンク底部に付いているものと同じなんですが、付いている場所がね・・・

黄色矢印のところにラジペンが突っ込めれば楽なんですが、まあ無理です。

なので、緑の部分をラジペンで掴むか、緑の矢印の部分に薄いマイナスドライバーを突っ込むか。

どちらにしても、青い矢印の方向にグイッと
やって外しますが、次の画像も参照してください。

クリップは両方からペンチ等で摘むんですが、片方だけでも少し押せれば、ステップ10で青い矢印の方向に引っ張っているので外れるきっかけになります。

指を突っ込んでぐっと押し込むだけでも違うかもしれません。

もしくは、クリップの付いている穴は長穴になっていますので、ステップ10でラジペンでクリップの外側を摘んで、手前か奥に押しながら、青い矢印の方向にグイッとやると外れるかもしれません。

CB250Rのバッテリーケースの取り外しは本当に面倒ですね。

生産工程では組む場合は問題ないんでしょうけど、外す事も考慮したデザインにするべきですよね。

CB250Rのバッテリーを固定するバンドがプラスチック製で、マイナス端子を先に外すデザインになっているのはよく考えているなと関心してたんですけどね・・・。(・・;)