コンビネーションスイッチの交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
うちのネオコは、RS仕様なので、ワイパーの間欠調整が付いていない。
そこでカペゴンのコンビネーションスイッチを調達し、移植した(2007年7月1日)のであるが、ここに来て少しおかしな挙動見せている。
ランプ点灯中にウインカーを操作すると、時々不意にハイビームが点灯してしまう。
レバーをちょいと触ると、直ぐに消灯するのであるが、まんまパッシングなので、回りの車からは煽り屋に見られてしまうし、そもそも迷惑な話である。
おそらくはスイッチのどこかに、何か不具合があるのは確かなのだが、どこがどうなっているのか、皆目見当が付かないので、分解してみた。
2
コンビネーションスイッチの内部には2次元にスライドするシム板があり、スイッチ本体からの突起を操作して、ランプの点滅を行っている。
具合の悪いスイッチを分解してみたら、このシム板の一部に、傷が掘られてしまい、丁度悪いところでハイビームがONになってしまって居た。
この傷を樹脂で埋めれば、応急修理は出来そうだが、元々、スイッチの突起部がシム板上を動き回る設計なので、よほど上手に修理しても、またすぐ再発してしまうだろう。
折良く今回、BHALS-101893から、コンビネーションスイッチをパーツレスキューし、交換した。
3
コンビネーションスイッチはハンドルシャフトに固定するフレームに、ウィンカースイッチ(写真右)と、ライトスイッチ(写真左)が組み込まれている。
間欠時間調整付きのカペゴンのスイッチを移植したときには、ランプスイッチをH1/4灯のネオ用に交換して使った。
今回は101893のスイッチに、カペゴンのワイパーユニットを移植した。
フレームにはやれの少ないレスキュー品を使いたいのであるが、ワイパースイッチは間欠タイマーがないので、ネオコで使用中のカペゴンを移植しなくてはならない。
ワイパースイッチの移植する時に、支点にある軸部品の固定爪を欠いてしまった。注意深く手を進めたつもりなのであるが、もともと分解するようには設計されて居らず、致し方ない。
分解して気がついたのであるが、ウィンカーの操作は右のランプレバーで行っているが、スイッチは左側のウィンカーユニットにあり、ハンドルをまたいで操作されている。
4
2007年の交換時には、こんなトラブルは無かったのにと、よくよく思い出してみたら、あのときはランプスイッチは入れ替えたのであったが、ワイパースイッチはフレームごと交換したので、スイッチユニットやレバーの移植は今回が初めてであった。
勘合部分の分解には、十分な観察と注意が必要である。思いこみや手抜きは現金である事を再確認した。
小さい爪が折れたので、補修はほぼ不可能、仕方ないので軸部品だけ外してレバーに移植したのであるが、ロックピンで固定されているので、結構手間がかかってしまった。
ランプレバーも、マーキングがかすれているので、ネオコからレバーだけ移植した。
レバーの移植はランプ、ワイパー、いずれも複数軸の動作をコントロールする機構なので、かみ合わせが元通り勘合するよう、十分な注意が必要である。
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