冷却水の交換
1
ネオコの冷却水漏れは、Vベルトの交換で漏れが激減し、更にリークエンド2錠の投入で完璧に止まった。どうやらウォーターポンプが逝かれたわけではなく、プーリーの不正回転、振動等によりパッキン部分で漏れていたのかもしれない。
漏れは止まったが、リークエンドの副作用を避けるために、早めに冷却系の洗浄と冷却水の交換を行う事にした。ネオコの冷却水は6lとあり、2lで33%となる。
用意したのはホルツの洗浄剤とLLC。このほか、100均で6lに対応する大きめの洗面器を買ってきた。
2
冷却系はサーモスタットで途中が閉塞されているので、一辺に全容量を排出することは出来ない。何回か充填、暖気、排出を繰り返さないといけない。
昔の車は下から手の届く所にコックがあり、このような作業も簡単に行えたのであるが、ネオの場合ドレインのアクセスは悪いので、バックヤード作業には右側のアンダーカバーを外し、右前輪も外す必要がある。
3
ドレインプラグはこのような形状である。
右端にOリングがあり、この部分でラジェターが密閉される。
10mmのソケットで簡単に緩み、4回転くらいで全開となる。
注意は必要だが、熱いうちにプラグを緩める事ができ、プラグとは直角方向の、下方の排出口から冷却水が徐々に排出される。
圧を抜いてからラジェーターキャップを外すと残りを排出することが出来る。
緩めすぎると抜け落ちてしまい、冷却水が四散することになるので、ご注意を。
4
最初は500cc位クーラントを抜いてフラッシング剤を投入。30分くらい暖機運転を行った。途中回転を上げ、循環を強めて、スラッジの剥離を促進した。
抜いたクーラントはやはり濁っているような気がする。リークエンドの為だけではなく、フラッシングによるスラッジが大量に混入しているのであろう。
抜いて見ると量が少ない。3l程しか出てこない。容量は6lとのことなので、半分くらいしか出てこない。
言い換えると半分は残ったままだと言うことなので、繰り返しの回数を増やさないと充分綺麗にならない。
5回繰り返しても1/32・・・、困ったな。
5
6回目の冷却水。
1/64まで希釈され、かすかに蛍光緑が残っている程度。
(投稿後、写真記録を確認したら、繰り返しの回数間違えてましたので修正しました。)
問題は全体に沈殿しているスラッジである。
リークエンドの残滓のような気もするが、藻状の沈殿物がかなりあり、しばらく見ていると凝縮してくる。
6
13回目の冷却水。
1/8192まで希釈され、蛍光緑の気配は全くないが、まだ沈殿物が少し残っている。
2時半に開始した作業もここで6時、5月とはいえ日もかげり始めたので、ここで打ち止めとした。
今回はリークエンドの残滓除去が目的であったのでここまでしたが、通常は6/7回程度の入れ替えで充分だと思われる。
冷却水のリークは洗浄後も再発することなく、完全に止まっている。
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