新型四つ爪アダプター
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CDのポリカーボネートを使い、アダプターを作成して使用して1年あまりが経過した。
特にトラブルは発生していないが、バーナーの入れ替えなどの際に、自作した四つ爪アダプターの破損や変形が見つかっている。
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ポリカーボネートは熱に強く、強度もあるのであるが、常時バネの圧力を受け、徐々に変形が増大し、最悪、爪の折損が発生している。
一本バネなので均等に加圧されていない事も破損の原因なのだが、それを言っても始まらない。
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実はこの強度不足の問題以外にも自作アダプターには、構造的な欠陥がある。
バーナーの一番フランジに近い部分で使用するアダプターを、ドーナツ型、O字型に作成したので、装着する際には、まず外側にあるコネクターを分解し、次にゴムパッキンを外して、一番内側にこのアダプターをセットし、その後、ゴムパッキンを通してから、コネクターを再組み立てする、という、いささか、いや、かなりやっかいな作業が必要なのである。
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今回、アルミ材を使い、O字型からC字型へと設計変更した四つ爪アダプターを作成した。
バネの圧力はアルミ材が受けるので、ポリカーボネートの部分には曲げ応力は掛からない。
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また、コネクターなどの内側にそのままセットして使用できるので、装着はワンタッチで完了する。
多少は放熱効果も期待できるかな?
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昨年の四つ爪アダプターは、CD板をリューターで加工していた。
6枚積層するためには6枚を型紙に合わせて切り抜く必要があり、ポリカーボネートとはいえ、とんでもない手間が掛かっていた。
今年は電動糸鋸を入手したため、驚くほど簡単に加工できるようになった。
やはり工具は最適な物を備えなくてはならないと実感した。
DVDもポリカーボネートで回転強度は強いはずなのであるが、DVDは2枚貼り合わせになっていて、間に感光染料が塗布されおり、加工途中ではがれてきてしまう。この工作材料としては適していない。
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なお、アルミ材としては、ダイソー100均のアルミ製直定規を使用した。
CDはいつもの焼き損じのプリンタブルCDに直接型紙を印刷して使っているので、総費用¥105である。
アルミ材を使えるのも、電動糸鋸が有ってのことである。
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ネオ以外にはあまり用途はないかもしれない。
ネオとてほとんど使われる当ては無いことは重々知っているが、もしもこのアダプターにご興味のある方がいれば、ご連絡ください。
作成のお手伝いさせていただきます。
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