ｴﾝｼﾞﾝｺﾝﾃﾞｨｼｮﾅｰで気化器から燃焼室まで洗浄

スロットルボディの洗浄作業で、入り口であんなに汚れていたのだからその奥はもっと汚くなってるのは明白。

この商品の中にとても丁寧な説明があり、これ一つで燃焼室までもキレイに出来るとの事。
(って言うか、その為の物なのだが…)

ただしこれやると、エンジン空ふかししてうるさくなるし、あの汚れ具合からすると凄まじい白煙が出て、団地内で作業するのは気が引けるので人気の無い田んぼの畦道へ移動。

アナコンダの脇からスプレーノズルをぶっ射してからエンジン始動。

エンジン掛けたまま、40秒間連続噴射。

普段生活してる中で、デオドラントスプレーなりキンチョールなりエアゾール物なんてせいぜい数秒しかスプレーしないので、40秒間連続噴射って地味に大変な作業。
途中、指が負けてスプレー押せて無かったり、ちゃんと計測せずに40数えただけなので、キチンとした規定量は入ってないと思うが、まあ大体良しとする。


本来はエンジンを3000回転くらいにしたまま作業するのだが、一人での作業だったのでアイドリング状態で作業した。
やはり、エンジンに負荷が掛かるので途中数回エンストしかけた。
その都度エンジン吹かしたが、一人の作業はちょっと大変。

だいたいの規定量を入れた後、白煙が出なくなるまでエンジンを数回吹かして薬剤と煤を燃焼させて出し切らせる。

白煙と共に、独特の臭いが出たので、団地内でやらなくて正確だった。
白煙と共に、焼き切れなかった煤？が薬剤なのか、触媒からの水分なのか？に混ざってマフラーから滴り落ちていた。

自宅に戻ってから、もう一度アナコンダを外して洗浄具合をチェック。
すると、この通りの美しさ。

ヤニのようにこびりついていた汚れが、キレイさっぱり取れていた。
細かい汚れも取れていて、中を覗くも入り口と同じキレイさが奥まで続いていた。

この様子ならば、間違いなくエンジンの中もキレイになっただろう。

ちなみにビフォ～
右が洗浄する前。内部の色が茶色になってメタメタしてるのがわかる。

左がエンジン止めて、直接吹きかけて洗浄しただけの状態。
ボディの縁や、アチコチに汚れが残っている。

せっかくエンジン内部を綺麗にしたので、ボディも水垢クリーナーでキレイに落としてから、ワックス掛けもして内も外もキレイになった所で試験走行。

あれっぽっちの作業では大して変わらないだろうと思いきや、実際に体感出来るくらいエンジンの回りが滑らかになり、峠道はアクセル踏み込まなくてもスーっと登って行くのが分かった。

あの汚れ様ならば、それなりにパワーダウンしていたのも頷ける。

千円ちょっとで、これだけ変化を楽しめるのならばとても意義のある弄り(維持り)であると思う。

もっと早くやるべきだった。

お気に入りの場所に来る道中、いつもとアクセルワークが全く違っていた。

岩手山にはまだ雪が残り、桜の木もまだ咲く気配がなかった。

この日も、これとて。　休日〆の温泉。

盛岡も外出自粛になったら温泉なんて行ってられないなぁ～と思いきや、俺が行く温泉っていつも空いているからまだ大丈夫か？この日もだーれもいない露天風呂で命の洗濯。
身体も心も免疫力高めなければ。

スロットルボディ洗浄
気化器、燃焼室洗浄
令和2年3月29日
110,500㎞時にて実施