たまにはブログとやらを書いてみようと思い立ちました。
徒然なるままにいきます。その結果、えらい長文になっております笑
先日、55,555kmのキリ番を写真に撮りました。
普段は、キリ番いったねーっ。くらいでスルーしてるのですけど、今回はたまたま駐車したときに55555だったので、記念に撮ってみました。
こないだ2回目の車検を終えたところなので(丸5年が経過)、年平均で1万1千キロになりますね。
通勤では車をあまり使わない割には良く走ったものですが、そんな走った感覚があまりなくて、なんだか不思議です。
5年間、飽きずにアクセラに乗り続けました。
飽きるどころかますます好きになっています。
さは言え、Mazda3とCX30を見たときに心が揺らいだのはナイショ。笑
2台とも外観も内装もとても良いですよね。
でも2.2Dが気に入ってる私には、幸い?2台ともに、どストライクとはならず、二度目の車検とあいなった次第でございます。
(実際は買い換えるお金もないんでしょ?という厳然たる事実は、特段ナイショでもありません笑)
奥様と車が共用で、彼女はあまり大きな車は運転できない、でも私は出来ればコンパクトカーじゃない方が良いな、という中でCセグのアクセラがお互い納得の最適解になりました。
それまで車は大きければ大きいほど良いし、エンジンもデカければデカいほど偉い。
やっぱアメ車最高だよねーと宣って、ダッジやハーレーをわざわざ選んできた過去の価値観からすると、考えられない買い物です。
でも。それが大正解でした。
なんという纏りのあるパッケージ感。
今やDセグや軽カーのパッケージングにも興味が出ちゃって、Nboxとか走らないだろうけど、中は広くて家族でお出かけしたら楽しいんだろうな、と思うようになりました。
今もアクセラを見るたび、乗り込むたびに胸の高鳴りを覚えます。
適度な包まれ感のあるシート、プロアクティブなので革シートではないですが、黒のファブリック(て言うの?)がとても好き。
これまた適度な囲まれ感のあるメータークラスターからのセンターコンソール。
ドムの目のようなメーターパネル、押し感の良いスイッチ、シフトレバーからコマンダーを経てアームレストまで、とても好きです。
もちろんエンジンも好きです。
私は一般的な運転技術しかないので、めちゃくちゃスポーティな走行はできません。
宝の持ち腐れって気もしますが、まぁいいんです。
同じ80km/hに到達するにしても、ギュンギュン回すのか、余裕で行くのか。
そこから追い越しの中間加速もまた、右車線の状況を神経質に窺って、限界近く回してようやっと追い越すのか、ある意味不用意な感じでゆとりの加速をするのか。
そう、その余裕に2.2Dのポテンシャルを使って良い気分に浸っております。
出来もしないスポーツ走行を無理してやらなくても、しっかり価値を感じているのです。
長距離走っても不思議と疲労感が少なく、目的地が近づくといつも『あぁ、もう着いちゃうのか』と思ってしまいます。
それで目的地を延ばしたこともありますが、結局次の目的地でも同じことを思うので、解決にはなりません。
もちろん細かな不満がない訳ではありません。
・ロードノイズ
・左方と後方の見切りの悪さ
・低音多湿時にADAS系がすぐエラー起こす
・クルコンが115km/hまで
・レーダークルコンが全車速対応じゃない
・コマンダー操作のやりづらさ、特に設定画面と住所入力画面
・マツコネのイマイチさ
・カープレイ使えない
・スマホUSB接続しても曲が再生しない
・Dレンジで停車時のビリビリ微振動
・後席ドア開閉時の安っぽい軽さ
・アームレストからの左手にドリンク干渉
これくらいかな。(多い?笑)
まぁこんな感じですけど、結局どれも細かな、いわば塵芥のような話。
スロットルを踏めば、加速とともに後方に吹っ飛んでます。
Mazda3とCX30では、いずれもかなり改善してますよね。
2.2Dがあったら買い替えていたのかな。
どんな素晴らしいクルマだって、欠点はありますよね。それらを全て解決した高級車だって、高い値段が欠点です。
文句が並んだあとでアレですが笑
このようなクルマを作ってくれたマツダさんには本当に... 感謝するばかりです。
お陰様で人生が豊かになりました。
クルマ作り、モノづくりに対する姿勢が良いと思います。
Zoom Zoom(最近言ってない?)は語感は正直好きではないですが、乗るたびにZoom Zoomさせられてます。
私は根っからのマツダ党という訳ではありません。
むしろ10年くらい前までは、ただの迷走してる車メーカーとしか思ってませんでした。
が、見事に脱皮されましたね。
何年か前にミニバンを販売終了にされてましたが、ミニバンが特に隆盛を誇っていた当時、本当に難しい決断だったろうと思います。
その決断ができるということは、会社のビジョンと方針に一本筋が通ってる証拠です。
5年経っても、目を細めて見てしまうクルマなんてね。
美人は3日で飽きるというが、当てはまらなかったみたい。
もう一つ忘れてはいけません。
私はディーラーさんに感謝しています。
静岡マツダ浜松和田店さんですが、10年以上前に一度訪れたことがあります。
会社の同僚がマツダ乗りで、当時新車発売されたCX9だったかな、デジターボと言ってましたが、それを試乗するというのに付き添ったのです。
それはそれは、薄暗い店舗でした。
他に客は誰もおらず、店員もやる気がなく(入店しても声掛けもせずにケータイをいじってたような?)、応対してくれた営業マンさんはフレンドリーでしたがパワーが感じられませんでした。
それが今や、お客様駐車場まで出迎えてくれる、広い店舗は明るく天井高く開放的、いつも商談と試乗の来店客で賑わっており、当時の薄暗さは見る影もありません。
何よりスタッフさんにパワーというか、自信が漲っており、皆さん元気です。見てるこちらが、よーしちょっとオレも元気出していくかな、という感じになってる始末です。
だからまた来店したくなるし、来店理由は点検整備だし、それがメンテ売上も向上させています。
あまり詳しくありませんが、車両販売よりもメンテの方が高利益率であると思われますし、再来店が次の商談にも繋がります。
考えてみれば当たり前のこと、しかし当たり前のことこそ、現実世界ではなかなかやれないのが世の常。
見事に体現しているマツダディーラーさんは、ある意味ではクルマづくり以上の難しい改革を成し遂げたんだなと、とても感心しています。
しっかり仕事をしたら、結果がついて来なければやり甲斐がありません。
本当は買い替えで貢献出来れば良いのですが、アクセラは気に入ってるし(お金もないし...)、で出来ることはメンテ入庫くらいです。
オイルカードも延長保証も、勧められるものは全て買うようにしています。
2回目の車検はタイヤ等々高くてまさかの40万円超えでした。
近所のタイヤ専門店で買えば安上がりだったかも知れませんが、これが私が出来る最大限の貢献です。
そうやって全てディーラーさんにお願いしていればこそ、何かあった場合にも良い対応をしてもらえます。
結局、これが一番良いのだと思っています。
ちなみに、10年前にCX9の試乗で応対してくれた営業の方が、今の浜松和田店の店長さんです。
よくぞ、ここまで店作りをされたものです。
まーしかし、これを書き始めたときは、ここまで長くなるとは思ってもみませんでした。
でも私の溢れんばかりのマツダ愛を、書き表すことで再認識できたので満足です。
いつかはアクセラも買い替えの日が来るでしょう。
脱炭素からの電動化で自動車業界も曲がり角?に差し掛かっていますが、買い換えるその日にも魅力溢れるマツダさんであることを切に願って、締めたいと思います。
誰も読んでないと思いますが、ここまでありがとうございました。