スタビリンクブーツ交換！

今回はスタビリンクのブーツ交換です。
整備のほとんどはリンクアッシー事交換になりますが、私の部品はガタも無くまだ利用できる状態ですのでブーツのみの交換を実施しました。
（お金をけちっているだけ？とも言いますが）

今回調達した部品です。

大野ゴム　DC-2657
560円×4個＝2240円

あとはグリス（ドラシャ用モリブデングリスなどがゴムを犯さないため良）

残念ながらジャストフィットではありません。しかし、使用に影響ない程度の取り付けは可能と考えます。大径側がしっくりとはまらないため、スプリングリングで止めることは断念しました。

めくっている所が破断箇所です。
中のグリスも油分がなくカスカスですね。

古いブーツの取り外しです。
マイナスドライバーでスプリングリングをコジって外します。
小径側はゴムバンドで止まっていますので切ってしまって良いと思います。10年以上径かしたバンドですから、劣化していて再利用できませんからね。

古いグリスを綺麗に清掃しましょう！

ブーツ脱着に利用した工具を拡大します。
マイナスは2本あると便利です。
これはブーツ専用に工具を加工してあり、マイナスの角を削って丸みをつけて、ブーツに傷がつかないように配慮しています！

清掃は、ウエスで見えるグリスを拭き取り、パーツクリーナーをかけてジョイントをぐるぐる動かして奥の方まで綺麗にしました。

その後にラスペネを吹いて奥の方まで潤滑油を浸透させて、グリスの乗せてジョイントをぐるぐる動かして馴染ませています🎵

取り付け後です。

手順は色々試しましたが、下記が自分的には一番かと思いました。
①グリスをジョイント部分、ブーツ内部へ適量盛る
②ブーツをはめて、小径側からバンドを止める。
③大径側を針金で止める。

②まではそんなに苦労なく行けるのですが、③が結構苦労しました。ブーツがしっかりと溝に入らない為、針金止めがやりにくいです。
耐久性は下がりますが、小まめに点検できるのであれば、結束バンドの方が作業効率が格段に上がります！

小径側はバンドが切れてもブーツ自体の締め付けでしばらくは持ちこたえられそうなので、結束バンドとしました。

完成写真です。

やはりブーツがつぶれている感じがあります。どれだけ耐久性があるか、経過報告して行きます❗

しかし、動きについては申し分ありません。
グリスも新しくなり部品への負荷も下がった事でしょう🎵