
すっかりアップが遅れてしまいましたが、今年もあと2週間で終わりというところで11月の話です💦
師走らしく忙しい、というわけでもなく単純に自宅のネットが不調だったものでして。。。
先週あたりからネットがもっさりし始めて、平均でこれくらいの速度にまでガタ落ち。ADSLの初期を思い出す速度ですが、LANケーブルかな?と思って交換してみても変わらず。
酷い時はつながりもせず、お手上げ状態だったのですが…ふと壁面にあるLANジャックが気になりこれをスルーしてみると…つながるし速度も上がった🙌
ただ、PCはできれば有線にしておきたいのでLANジャックの状態を確認してみると、どうやらここが断線気味のようで。
結線し直してLANジャックを経由させると…速度が元通りになりました。
ちょっと意外な場所でトラブルが発生していましたが、これで安心して年を越せます♪
さて、11月後半ですが…
まずはスタッドレスタイヤに交換しました。
過去をたどってみると今回が最も早い交換でした。
寒い日が1日だけあって雪が降りそうだと言われていましたから、交換しておいた方が安心できますしね(^^♪
その日が過ぎた後、仕事で蔵王に行くことになったのですが…宮城蔵王だと思っていたらまさかの山形蔵王。
幸い標高がそれほど高くない場所での仕事だったので積雪は無かったのですが、ひたすら薪割りをして腰痛になりました(笑)
でも、交換後の方が運転していてしっくりくるのは何故なんでしょう?🤔
純正のエナセーブだと舵角一定でカーブが曲がれないのに、GIZ2だと難なくできてしまう。
それに、燃費がインチダウンしたとはいえ夏タイヤとあまり変わらない数値…
日中に久しぶりに山形市の街中を走っていると、ほぼ四半世紀前に宿泊した『ホテルニューマーブル』がまだあって嬉しいような懐かしいような気持ちになりました。
いたって普通のビジネスホテルなんですけどね、ご飯が美味しかった記憶があります。
ちなみにここの向かい側には米沢牛の美味しいお店があります🥩
米沢市に本店があるお店で、創業は明治27年(131年前)なんだとか😲
お値段は…さすが米沢牛というべきかな?
昔、とある事情で米沢牛を1か月間毎日食べるという暴挙(快挙?)に出たことがあったので、今の価格にはビックリしますね。
そして後日。
10月末に新潟~酒田のあたりに行った時に『城輪柵跡』という復元された史跡を見まして。
それに多賀城が関連していると知ってから気になっていたので、近場といえば近場ですが『多賀城跡』を見に行きました。

駐車場はそれなりに埋まってますが、大半は工事関係か時間潰し中のサラリーマンです。

いつの間にか『多賀城跡ガイダンス施設』なるものができていました。
こぢんまりとはしていますが、見どころが凝縮されていてパンフレット類が充実していたような?
お土産も少しですが販売されていて、歴史好きなら買っても良いかも?
ここからは史跡まで緩やかな上り坂が続きます。
まずは…
実は今年の4月に復元したものが公開されました。
日本三大史跡とされているものが、奈良の平城宮跡、福岡の大宰府跡、そして多賀城跡なんだそうですが…多賀城、そんなすごい所だったの?と地元民ですら思ってしまうんじゃないかと思います。
今では仙台のベッドタウンぐらいにしか思われてなさそうですしね。
仙台と塩釜の間に挟まれ、地味な市というイメージが強いかもしれません😑
格子状の構造は寺社でも見かけますが、朱色と白色の整然とした並びに美しさを感じます。
そして…

これです。これじゃ分かりませんね、『国宝 多賀城碑』です。
昨年の8月末に国宝指定されました。
実はこの石碑、当時の権威ある歴史学者によって偽物判定され、長い間そうであると信じられてきました。
それが発掘技術の進歩と後世の歴史学者の執念によって偽物説が覆り、国宝となったのでした。
凡人からしますと昔の歴史学者が余計なことを…と思ってしまうのですが、後世の歴史学者からすると偽物だと言ってくれたおかげで研究が進んだんだそうですから、分からないものですね🤔
しかも、この石碑を保護してはどうかと言ったのが徳川光圀公(水戸の黄門様!)だそうですから、黄門様の見識に追いつくまで300年以上かかったんですね😲
車道を1本渡って『多賀城政庁跡』の方へ進むと…
『官衙主屋』と呼ばれる役所の一部復元された建物がありますが…

他の建物は土台部分だけ復元?と言って良いのか悩むやっつけ仕事のようなものが多数ありました。
舗装してあるせいか、史跡感があんまり無いんですよね。政庁部分だけですが、建物があるとこういう感じになっていたんだそうです。
最近になって復元しようか?という話が出始めているようなんですが、試算がかなり甘いので今以上に日本三大史跡の名に負けてしまう出来になりそうな気が…
近くには多賀城跡の管理事務所があります。
今となっては観光メインで訪れる方にとっては、ガイダンス施設の方に役割が移った感じです。
南門の復元だけでも3~4年要していますから、全てを復元するとなると何年先になるのか…実現性自体が不透明ですから、当面は想像を巡らせての観光地のままですね。
これでも外国人観光客がいるのですから、歴史好きなのか下調べしてきたんだろうなぁと感心したのでした。
多賀城跡周辺は公園などの工事が進められています。
来春に開園予定だそうですが、屋内外でスケボーができるものになるんだそうです😲
多賀城の史跡がラッピングされた自販機。
すぐ後ろがトイレなんですが、撮影した時にちょうど悪く?出て来た方がいて焦りました💦
周辺を散策してみると、東日本大震災の翌年に桜の木を植樹していたんですね。
政庁舎周辺には元々桜の木が植えられていて、多賀城市の中では桜の名所の1つとなっているんだそうです。
現在は枯れてしまっていますが、昨年が多賀城創建の1300周年に当たる年で、岩手県にある中尊寺から蓮を株分けしてもらったんだそう。中尊寺では昨年が金色堂の建立900周年だったらしく、そんなに昔の事でもちゃんと記録が残っているということに驚きます。
記録を形あるものとして残すという考え方は、現代でもCDやDVD等が根強く売れてますから引き継いでいるのかもしれませんね。
敷地内には雁の群れがいました。
歩道からの距離が近くて大丈夫かな?と思いながら通ってみると、人慣れしているようで適度に距離を保ってくれるのでした。
多賀城跡を見て満足しつつ、緩やかな坂が続いていたせいか足が攣りそうになりました😰
脚の筋力が無いわけではないはずですが…普段使う筋肉ではないところに負荷がかかったんでしょうかね?
寒くて運動不足になりがちですが、このブログを記している12月は忘年会という体重増加のイベント(ボーナス?)がありますから適度に体を動かそうと思ったのでした。
次回のブログは…12月前半の話ですが、多賀城が続きます(^^♪