『大嶽山その②』からの続きです。
時間的にそろそろATF交換が終わる頃かと思い、『道の駅米山』からお店へ戻りバレーノさんを引き取りに。
短時間でしたが代車のワゴンRとお別れ。
最廉価グレードでも手を抜いた感じがしないのはスズキの良心といったところでしょうかね。
交換前後のATFの色を見せてもらいましたが、今回は黒いというほどの汚れは無く、多少濁ってたかな?という程度の汚れ具合でした。
まぁ交換のタイミングとしてはちょうど良い距離ということでしたから、その時はまたお願いしようかと思っています。
引き取った後、再び『道の駅米山』へ寄って少しだけ買い物。
しいたけといちごを買いました。
どちらも午前中から買おうと思っていたのですが、車が戻ってきてからだと思いつつ売り切れるんじゃないかと心配していました(笑)
いちごは箱買いする方が多くてソワソワしましたが…どうにか買えました(^O^)
『大嶽山』へ行ってからというもの、何やら目が痒くなり始め…「あ~、ついに目覚めてしまったか」という感じに、私にとっての花粉症シーズンが到来。
近くのドラッグストアで間に合わせの目薬を購入。
ここでも『マスクはありません、次回の入荷は未定』の貼り紙が。
ティッシュペーパー・トイレットペーパーや体温計も軒並み売り切れ。
それに加え学校が休校措置を取っているため、出勤できる方が少ないらしく複数人いるとはいえ面積比で言えばワンオペのような状態。
長期間これが続くと本当に大変だなぁ…、身体だけでなく心も蝕んでくるコロナウイルス問題の終息を願うばかりですね。
すぐに帰ってしまうのももったいないかと思い、同じく登米市内にある『津島神社』へ行くことにしました。
大した下調べもせず行きましたが、平日にもかかわらず何組か来ていました。
意外にも若い方が多かったですね。
自動車用のお祓い所もあります。
後でお守りを授かりましたが、交通安全のものが多かったです。
正面の鳥居から一礼して進みます。
緊張し過ぎてもう少しどうにかならないのかと思うくらい、ぎこちない礼でした(笑)
形より心が大事ですから、きっと大丈夫…だと思いたい。
敷地の中ではここが主となる『津島神社』です。
鎌倉時代初期を始まりとして、明治時代に焼失、大正12年に再建という、800年以上の歴史がある神社のようです。
『大嶽山』でもそうでしたが、昔は焼失というのが多かったんでしょうね。
築数百年という木造建築が今でも残っているということが、いかに貴重なものかと感じさせます。
ぐるっと1周してみると…正面から見ただけでは分かりませんが、意外と奥行きのある建物です。
昔は木造建築が大多数だったとはいえ、技術の洗練っぷりには驚かされます。
代々引き継いできたものに加えて職人のセンスが加味されて成り立つわけですから、建築素材に大きな変化が無かったにしても日本人の突き詰める姿勢はこういう所にも表れるんだなぁと。
分かったような分かってないような感想しか思い浮かびませんでした(笑)
神社の脇には『道祖神』の石霊が。
集落の守り神としてひっそり見守り続けてるのかと思うと、不思議と感謝の念を抱いてしまいます。
他には『竹駒神社』があったり…
お神輿がとどめられている建物が。
7月の例大祭で担がれるんだそうです。
御神木。
葉が無くてもこの立派さですから、夏や秋に見たらもっとすごいんでしょうね。
縁結びで有名な神社だそうで、訪れた時も若い女の子が拝んでました。
『御縁石』というのがありまして、縁結びにも縁切りにも力があるというちょっと変わったものも。
いつの時代も神頼みの気持ちを持つ人がいて、これから先もきっと同じようにあり続けるんだろうなぁと思うと…近くに願い事ができる場所があるというのはありがたいことなんだと、またしても分かったような分かってないようなことを思うのでした(笑)
お守りを1体授かりました。
コロナウイルスの心配があるだけに健康面のお守りにしようかと思いましたが、これからも安全にドライブできるようにこのお守りにしました。
帰りに『道の駅おおさと』でトイレ休憩。
ここもそれなりに混んでいて、野菜を少し買いました。
ソフトクリームにするか迷いましたが、『塩ずんだラテ』を飲みました。
上に生クリームがのっていて、底にはずんだが沈んでいて…「かき混ぜてから飲んでくださいね」と言われたのにそのままずんだだけ飲んじゃった(笑)
もちろん、濃厚なずんだでございました。。。
混ぜて飲んだら意外と合うんだなぁと、ずんだって何気に万能だなと思ったのでした😋
『大嶽山その①(画像多め)。 』からの続きです。
『観音堂』を見終えて、草木が手入れされて開けた所へ進みます。
『大嶽山緑地広場』とあります。
合併して登米市となる前の町名(南方町)が書いてありますから、整備されたのはだいぶ前のようですね。
『農村地域定住促進対策事業』と書いてありますから、農林水産省絡みでしょうか?
就農者は増えたんだろうか…お役人様の考えることはよく分かりません。。。
地元新聞社から『みやぎ新観光名所100選』に選ばれていたんですね。
1987年…私は幼稚園児でしたから知る由も無かったでしょう(笑)
ここの山は本当に手入れされているなぁと感心します。
この日は作業中の方以外誰もいませんでしたから、もったいないくらい一人でボケーっとしてられました。
ここの奥に交流ハウスや遊具等のある公園があるのですが、ダンスの練習?中の方々がいたので遠巻きに見て行くのは止めました。
引き返しながら『閼伽門(あかもん)』を撮影。
鳥居だけ遠くにあるのを見ると、くぐったら別な所へワープしそうな感じがします。
そう思ってしまうのは…昔のゲーム『源平討魔伝』の影響ですね、完全に。
『観音堂』の方へ引き返し、一番最初に見た『興福寺』の看板がある方へ向かいます。
素直に階段を進むのもいいんですが、こういう手入れしてくださってそうな細い道があるとこちらを選びたくなりますね。
階段を降りてすぐの所に、『六角堂』があります。
六角、とは名が付いていますが、ぱっと見で六角形?という感じです。
ちなみにこの建物の1階は永代供養堂として使われています。
2階はカメラのズームを使って見てみたのですが…とてつもなく煌びやかでした。
実はこれを見ないといけなかったのかもしれないような…それくらい遠巻きに見ても豪華絢爛そうに見えました。
側面や背面はこのように六角形ではありません。
明治期に建てられたものですが、その後に色々手が加えられて和と洋が混在した建物になっており、現在は登米市の文化財になっています。
ベランダ(これがある時点であれ?っと思わなくもない)を支える柱が完全に洋風ですから、仏教の枠の中にありながら八百万の神的な柔軟さを持った不思議な建物です。
お寺の一部として見ると異様な気もしますが、意外と周りから浮いたようには見えない所が絶妙なのかもしれませんね。
画像の奥側に写っているのが『書院』で、左側は土壁の蔵?のような建物です。
書院は障子が閉まっていて中を見ることはできませんが、一番普通のお寺っぽいかもしれません。
所々崩れていますが、土壁の蔵。
10年前まで住んでいた自宅が土壁だったので、何となく懐かしさを覚えます。
日本の気候に合った素材としてだけでなく、今では健康志向で土壁を希望する方もいるんだそうですね。
色々見てまわっていたらお昼になったので、昼食をとりに『道の駅米山』へ戻ります。
有意義な時間を過ごすことができました(^^♪
『道の駅米山』へ戻ると、お昼時ということもあって混んでいました。
買い物に来ている人と、仕事の昼休みでここへ来たという方々で賑わっていて、決して大きくはない道の駅なのに地元の方に重宝されてるんだなぁと思いました。
お昼ご飯は野菜カレー🍛
野菜がどれも美味しく、特にカボチャはサツマイモかと思うくらいホクホクしていて甘いのでびっくりしました。
宮城県出身の横綱が4人いるようでして、第3代は銅像にもなっている『丸山権太左衛門』。
現在は無観客で開催中ですが、普段なら観客の声援でかき消されるようなぶつかり合った時の音や行司の張りのある声が聞こえるので、新鮮な感じもします。
でも、やっぱり満員御礼の垂れ幕が下がっていて声援に満ちた所でやってこその相撲ですから、コロナウイルスをどこか遠くへ押し出せる日が一日も早く来ることを願いたいですね。
この後に行った所もあるのですが、別立てで記そうと思います。
バレーノのATF交換を依頼して2時間程度の暇ができたので、どこかへ行こうかと思ったもののコロナウイルスの影響で公共施設で見学できそうな所はどこも閉鎖。。。
登米の明治村へ行ってみたかったのですが、時期が時期だけに仕方ないなぁと案内マップを見てみると近くに『大嶽山』という所があり、色々見るものがありそうだったので一応行ってみることにしました。
この日は何かとお世話になった『道の駅米山』。
いつもは日曜か祝日に訪れることが多く、平日はどうなんだろうかと思ったら曜日を問わずそれなりに車が停まっている状態でした。
今回の相棒はワゴンR。
ハイブリッドもアイドリングストップも付いてない、ある意味バレーノと似たような構成で走りやすかったです。
『大嶽山』に到着。
見る所がいっぱいありそうな感じですが、密集しているのであまり歩かなくても見ることができます。
坂や階段が地味に足腰にきますけどね💦
『黒門』からスタート(^^♪
進んですぐに『興福寺』の看板が。
沿革を見ると807年に坂上田村麻呂が創建とあり、何度か焼失や大破を経て明治時代に再建したようです。
ここの中については最後に見たので、後で記そうと思います。
石碑がとにかく多く、文字が読めなくなっているものも。
見た目から相当古いもののように見えました。
『仁王門』
除草作業中の方々がいたので、邪魔にならないようここは外観だけ。
今回ひと通り見てまわりましたが、草木の手入れがしっかりされていて歩きやすい環境が整えられていました。
ここでのメインの1つになる『観音堂』に到着。
こういう所へ来ると、いつも空気感が他の所とは違うというか背筋の伸びるというか。
特に自覚するわけではありませんが、何か力を頂いたような気持ちになります。
『鐘楼』
近年は除夜の鐘さえも煩いと苦情が来るという世知辛いご時世ですが、毎日鳴らすわけじゃないんだから…と思う私は古い人間になってしまったのでしょうか。
除夜の鐘を聞きながらどん兵衛を食べて、今年一年終わったなぁと思いながら年越ししたいんですけどねぇ。
『薬師堂』
これの変わっている所は、側面に絵があることかな。
日本というよりは中国っぽい雰囲気の絵ですね。。。
『白山神社』
日本全国にこの名前を持つ神社がありますが、山そのものを神体と考える山岳信仰が由来になっているようです。
さて、メインの『観音堂』の見所と言いますと…
こういう彫り物はもちろんなんですが…
『二十四孝壁画』です。
中国古代の重要な倫理思想の1つとして、24人の親孝行な子供の物語を集めた書物とされる『二十四孝』の一部が壁画としてどういうわけか描かれています( ゚Д゚)
坂上田村麻呂、どこへ行った…
『薬師堂』も似た感じになっていたのはきっとこれの影響なんでしょうけど、明治時代に再建した時の人の中にこの話が好きな人でもいたのかなぁ。
壁画の近くに解説の看板がありまして、読んでみると柔軟に解釈すれば今でも所々通用しそうな考えかなぁという感じではありました(子供を埋めようと穴を掘ったらお金が出てきたという話は謎ですが)。
まさかここで『孟宗竹』の由来を知ることになるとは思いもしませんでした(笑)
毎月17日に祈祷していて、結構な人数の願いが書かれた護摩木が置いてありました。
祈願内容の中に「還暦祝い」があるのはいかにも現代風(笑)
ちなみにこのボタンを押すと音声案内が流れますが、非常に長いんだそうですw
このことを教えてくれた方によると、「ストップボタンは無いのかと探したくなるくらい」に長いんだそう。
押そうか悩みましたが、押して罪悪感を感じるのはちょっと…と踏みとどまりました(笑)
長くなってしまったので、その②に続きます。
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