
気付けば1月も残り1週間を切っていて、ブログのアップが今年も遅れ気味です💦
パーツレビューで誤魔化してましたが、ブログとなるとあれこれ考えてしまうので時間がかかって…ササッと記せる方々は凄いなぁと尊敬しますね。
さて、この日ですが…昨年末に行こうとして失敗した場所へ再度行くことにしました。
その前に、登米市にある『とよま観光物産センター 遠山之里』へ行きました。ここで買いたいものがありまして…

『太白飴』という、期間限定の登米名物の飴です。麦芽と蒸したもち米を練って作られるのですが、砂糖が使われていないのに甘く、もち米の自然の甘さなんだそうです。
現在では生産している所は少なくなっていて、登米市ではこの『田邊菓子店』さんだけなんだとか。
食感的にはハイチュウ以上に歯にくっ付きますが、優しい甘さで美味しいです😋
ちなみにお正月前後になると、お餅用の麦芽糖が登米市内の道の駅等で販売されます。
購入早々口に含みながら、次の目的地である石巻市へ。

『齋藤氏庭園』です。昨年末の28日に行った時は年末年始のお休みのことがすっかり頭から抜けていて、行ったものの休園だったんですね。

そしてあらためて行ったわけでして。この日は開いていました(^^♪

車で門の中まで入れるようですが、手前に停めて歩いて中に入りました。こちらの庭園、東日本大震災以前は入園料が必要でしたが、現在は震災の影響で本来の展示ができないためか無料になっています。
齋藤氏とは?と言いますと…この地域の大地主だったんですね。東北三大地主と呼ばれる資産家がいて、秋田県の池田家、山形県の本間家、宮城県の斎藤家がそれにあたるんだそうで。
この中だと本間家が突出しており、立ち振る舞い方次第では三井や住友といった財閥になり得たとも言われる(興味が無かったのか地域振興に注力した)くらいで別格のような感じなんですが、現在では山形県酒田市の観光名所になっています。
とはいえ齋藤家の庭園も一般人からすると見事なもので、国の名勝に指定されています。
『縄文記念館』という資料館がありました。

『宝ヶ峯遺跡』という縄文時代の遺跡が近くにあったようで、その資料が展示されていました。貝塚も再現されていて、このあたりの縄文人はアサリをよく食べていたんだそうで。
他にも200点近くの出土したものが展示されていて興味深かったです。
美的センスは現代人とは異なっていると思うものの、精神的にはある意味行き着いた感もある縄文人。
学校の授業では割とあっさり触れて終わったような気がしますが、縄文時代は年数で見るととても長いですから、研究者にとってはまだまだ調べ足りない時代なのかもしれませんね。
確かに震災による影響で見学できる場所は限られているとはいえ…








手入れされている方もいらっしゃって、外から眺めているだけでもタイムスリップしたかのような感じになりました(^^♪感覚的には…丸森町の『蔵の郷土館 齋理屋敷』と似てるかな?
中に入れる建物があったので、入ってみると…
1部屋に齋藤氏が保有していた様々なものが展示されていました。その中には日本陸軍に零戦を献納して、東条英機から贈られた感謝状もありビックリしました😲
甲冑や食器類、家具などが良好な保存状態のまま展示されていて見ごたえがありました。
現在は解説パネルのようなものが無い状態なのでひとまとめにしてあるだけですが、このあたりは有料になれば変わってくるのかなと思いました。

上の方へ行ける階段があったので、上から眺めると…木々が多いので全体を撮ることはできませんが、1つの家がこれだけの土地建物を保有しているというのは凄いなぁと思ったのと同時に、維持していくのも大変だなぁと思ったのでした。
事務所のような所にあった来園記念?的なもの。おひとつどうぞ♪とあったのでいただいてきましたが…タダでは何か申し訳ない出来栄えなんですよね。
現在は無料で見学できますが、石巻でもっと買い物するよう足を運ぼうと思ったのでした。
次回のブログは…福島県です(^^♪
Posted at 2024/01/29 00:37:31 | |
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