ステアリングシェイクダンパー取り付け

ステアリングシェイクダンパーを取り付けるに当たり、ステアリングのエアバッグを取り外す必要があります。エアバッグを外すために、まずはバッテリーのマイナス端子を取り外します。外すときの注意点は、エンジン・ACCをオフにしてから1分くらいはナビ等の電子機器が動いている可能性があるとのことなので、キーを抜いてから1分以上は待ちます。その後マイナス端子を取り外します。

電子技術マニュアルを見ると、バッテリーのマイナス端子を取り外した後90秒以上待たないとエアバッグがバックアップ電源を備えているため、エアバッグが作動する可能性がある、とのことなので90秒以上待ちます。その間にいろいろ使用する工具を準備します。

90秒以上経過後、ステアリングコラム部分にあるトルクスねじをＴ３０のトルクスドライバーを使用して、ボルト２本を空転するまで緩めます。完全には外れません。反対側にも同じネジが付いているので同様に外します。

ネジを外したらエアバッグ・ホーンボタン部分が外れます。

外れたらエアバッグに繋がっているオレンジ色のコネクターを取り外します。取り外すにはコネクター部分にある黄色い部分を細いマイナスドライバーで上向きに持ち上げてロックを解除します。ついでに、青いケーブルも車両側のコネクターから取り外します。

エアバッグ部分を取り外したらこのようになります。

ステアリングシェイクダンパーを取り付けるネジはトヨタ純正の発注コード90159-50199が2本必要ですが、普通のM5×10mmのネジなので、手持ちのネジを使用しました。取り付けるに当たり、振動する部分なので念のためにネジロックを塗布しておきます。

ステアリングシェイクダンパーにある開口部分にエアバッグ用のケーブルを通しておき、ネジ2本を締めればOKです。あとは逆の手順で元通りエアバッグを取り付け、バッテリーのマイナス端子を繋げば作業終了です。

ナビや窓の操作ボタンが初期化されますので、初期設定をします。エアバッグの取り付けをしっかりしておかないと、エアバッグ警告灯が点灯するそうなのでご注意ください。点灯したらディーラーでエラーコードを解除してもらう必要があります。