
夕べの仕事が結構忙しくて、ストレスがたまったと思ったら、思わず試乗に行っていた…
何を言っているかわかんねーと(以下ポルナレフ略
というわけで、レクサスGSと、BMW5シリーズに試乗してきました。
GSは350 F Sport、5シリーズは523iです。
以下の感想は、あくまで私個人の感想ですので、あまり参考にしないでくださいね。
●GS350 F sport
実際の大きさより小さく見えます。スピンドルグリルはいわれてるほど変にも、個性的にも思いませんでした。内装の質感はさすが。あと、モニターでっかい。エンジンかけたとき、12.3インチモニターのあまりの大きさに、思わず「でかッ」と言ってしまいました。CAさんによると、現在世界最大だそうです。さすが電子立国ニッポンですね。若干死語という気もしますが。
CAさん同乗の試乗ですのであまり無茶はできていませんが、ジェントルに乗る分にはジェントルです。でも、ハンドルの中立付近が若干曖昧だなーとか,偉そうなことを考えていました。最近の高級車のご多分に漏れず、走行モードの切り替えができるのですが、ノーマルではみょーにハンドルの中立部分が曖昧だったのと、なんだかぴょこぴょこはねる感じだったのが気になりました。個人的にはSportモードがちょうど良い感じ。回したときの音はかなり良いです。4000回転以降は官能的、というより本能を刺激される音、といいますか、アメリカンV6!という感じの音で、個人的には好感を持てました。ヘッドアップディスプレイ装着車だったのですが、これは結構良いものだと思いました。真っ昼間でも視認性には全然問題ないですし、ドライビングの邪魔にもなりません。視線移動させずに速度やエンジン回転数、はたまた交差点の車線をみることができますから、これは是非つけたいオプションですね。
・内装の質感はさすがレクサス。以前ISに試乗したときは、「なんていうか、トヨタだなぁ」と思ったのですが、今回のGSはトヨタとは独立したブランドを確立しようとしているんだな、と感じました。写真では「BMWに似てるんじゃね?」と思ったりもしましたが、実物を見るとそうでもなくて、これはこれで、レクサスの世界なんだろうな、と感じました。
・走りはまぁ想像通りでした。アイドリングストップや8速ATが採用されていないのは正直どうかと思います。たぶんそのうち採用されるんでしょうが。350に乗る限りでは,低速トルクがもう少し欲しいように感じました。ですが、4000回転以降の官能サウンドは、いままでのレクサス、トヨタでは考えられなかったものだと思いますし、レクサスが新しい世界を作ろうとしているのかな、と思いましたです。
●523i
Hi lineパッケージ装着車。乗り込んでみると、ああ、これ、BMWだなぁと感じます。以前、E46 320iに乗っていた時期があるのですが、その延長線上といいますか、BMWとして確固として確立されたものがあるなぁと思いました。内装の質感としては、GSの方が上だなと感じます。が、BMWの質感が悪いというわけではなく、各々の趣味とか、そういったところに依存するんじゃないでしょうか。
523iですので、2000ccターボなわけですが、ふつーに走る分には全く持って十分な走行性能でした。ゆるゆると走る分には、8速ATは矢継ぎ早に変速を行っていきます。低速トルクの不足なんて全然感じませんでした。2000回転回さなくても十分流れに乗っていけるというのは、1.8トンの車重からすれば驚異的にも思えます。ただ、アイドリング時、外から聞こえる音は、正直言って安っぽいです。誤解を恐れずにいうなら、正直、ディーゼルっぽいといいますか。少なくとも600万する車の音じゃないなぁと思います。あと、全開加速ではさすがにパワー不足です。普通に走る分には感じなかったターボラグも気になりますし、某ジェレミークラークソンではないですが、Commeooooooooooooonnn!!!!!と叫びたくなりそうでした。私個人としては(乗ってはいないですが)、528i程度のパワーは必要そうです。ハンドリングはさすがで、これはどうひいき目に見てもGSよりこちらの方が上だと思います。ノーズが軽く、すっと入っていくところや、同じくアクティブステアリングを採用するにもかかわらず、ロードインフォメーションのわかりやすさなどは、やはりBMWに一日の長があるのかなと思います。ちなみにアイドリングストップですが、結構遠慮会釈なしに介入してきます。再始動のタイミングは問題ないのですが、再始動するときにセルの音は結構気になります。
・内装は個人的にはレクサスGSの方が上だと感じました。ただ、質実剛健といいますか、BMW独特の質感、高級感はありますので、安っぽいとは思いませんでした。
・2000ccターボは予想以上に走ります。ただ、全開加速にするとパワー不足です。低速トルクはありますが、回して楽しいエンジンではありません、以前のBMW6気筒を知る身としてはやや寂しいですが、「efficiency」という点から見ると、これからのトレンドはいかにダウンサイジングをして、低速トルクを生かすか、ということでしょうから、これからのトレンドはこっちなのでしょうかね…。
ちなみに、レクサスのリモートタッチも、BMWのiドライブも正直使いにくいです。きっと慣れなんでしょうけれども…。
そして、V36のすばらしさに改めて気づかせてもらったのも、今回の収穫でした。
私のV36はもうすぐ丸5年。距離としては10万キロを超えています。ですが、乗っていて楽しいですし、ハンドリングも未だに一級品。手前味噌ではありますが、国産車としては、いえ、世界的にみてもFR車の愁眉といってもいいのではないでしょうか。
さて、AUDI A6。いつ試乗できるかなぁ。
Posted at 2012/02/12 21:33:47 | |
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