L230Vリヤホーシング、ペラシャフト交換
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バイト先のお客さんの車が走行中アクセルをon、offした時やバックしてからDに入れた時(逆パターン時も)に金属の大きな音がするのと40キロを越えると振動と唸り音かするというのでトラブルシューティングしてみるとデフのバックラッシュが大きいかホーシングの取り付けのブッシュが切れているかと思って確認作業をしているとペラシャフトのユニバーサルジョイントがガタがありまずここで速度が上がるとガタがあるため暴れるのとデフのサイドベアリングが駄目になっていると判断し中古で交換することになり部品が届いたので交換します。
まずリフトで車を上げてタイヤを外します。
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次にリヤのブレーキラインのオイルを抜いてサイドワイヤーを外します。
外したらホーシングのラテラルロッドを外します。
外したらペラシャフトのユニバーサルジョインとデフのインプットシャフトのフランジを取り付けているボルトを外してペラシャフトを外します。
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ブレーキラインを外しホーシング下にガレージジャッキを置きショックを外してスプリングを外します。あとはリヤのロアアームとホーシングを取り付けているボルト4本を外してホーシングを下ろします。
写真はホーシングを下ろした写真です。
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下ろしたホーシングです。ハブを手で回すと結構ゴロつき感があります。ライニングは元のやつが程度がいいので移植します。
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中古のホーシングをロアアームに取り付けスプリング、ショック、ラテラルロッド、ブレーキラインを付けていきます。
取り付けているが終わったら外したサイドワイヤーをバックプレートに取り付けてライニングを取り付けます。
取り付けたらブレーキラインをブレーキオイルを通してエア抜きの準備をします。
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ドラムを取りつけライニングを取り外しているのでサイドブレーキを何回か引いて自動調整を機能させて当たりを出したらエア抜きをします。エア抜きが終わったらペラシャフトを取りつけトランスファーとデフのオイル量を確認します。トランスファーはGL-4でデフはGL-5です。締め付け確認をしたらタイヤを付けて試運転をします。
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取り外したリヤホーシング、サイドワイヤー、ペラシャフトです。サイドワイヤーはきた物に付いていたのはあまり程度がよくないので元の物を再使用しました。
試運転しましたがまず前後をさせたときの金属音は無くなり振動と唸り音も止まりました。
作業をしたあとに思ったのですが外したホーシングのハブを回した感じと取りつけたホーシングのハブをを回した感じと比べると取りつけたホーシングのほうがゴロつき感は軽いのですが両方ともゴロつき感があるのでもしかするとペラシャフトを交換するだけでも良かったかもしれません。
本来はペラシャフトだけ換えて音や振動が止まるか確認してホーシング交換するのがセオリーですが同じ車がなく二度手間になるので今回はお客さんに確認して両方一緒に交換しました。
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外したペラシャフトねかユニバーサルジョイント部分です。
ユニバーサルジョイント部分は錆びて茶色になっていてユニバーサルジョイントのベアリングのブーツが潰れ広がっていて手で回すとガタがあります。
作業自体は一人でも出来なくはないですがホーシングが重いのとエア抜は基本二人でするので二人で作業したほうがはやいです。
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