スマートエントリーとプッシュスターター
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オプションや上級グレードには「インテリジェントキーシステム」なるものがあるNV200ですが、うちの車は最下位グレードのDXなのでそんな素晴らしいものは付いていません。
標準装備のドアロックリモコンのキーレスエントリーだけでも特に不満は感じていなかったのですが、旅行先で借りたレンタカーがインテリキー&プッシュスターターでして、その快適さを知ってしまうとわざわざポケットからキーを出してボタンを押してアンロックするという動作がすごく面倒に感じてしまうようになりました。
で、ググるとコムエンタープライズという会社が出している「スーパーロックマン」というのがいわゆるインテリキーシステムとかスマートキーシステムという類のものとして使えそうだと。さらに「ソニックスタート」というのを使えばプッシュスターターにもできると。
取り付け説明書はサイトからDLできるので購入を決める前に必要な配線図情報を集め、なんとか取り付けできそうだと判断したところで決行です。
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いきなりですがスーパーロックマン取り付け完了です。
配線が多かった割に写真はこの一枚です。
作業に集中すると写真撮るのを忘れるタイプなのです。
この場所は助手席足下奥のグローブボックスの裏です。
このあたりが一番スカスカで設置がしやすそうだったのでここにしました。
既に自前で取り付けた電源板的なモノがあるので若干手狭になってますし配線ももはや何がなんだかわからなくなりつつあります。
スーパーロックマンに接続する配線は電源とアンテナの他、ドアスイッチ・ドアロック線・P/Nポジション・アンサーバックのためのハザード・リクエストスイッチなどなど。
車両側のどの配線がどこを通ってどこに出てるのか、どのカプラの何本目の線なのかとかが判らないと取付が難解になる部分があると思います。
そしてこっちから運転席側に設置した「ソニックスタート」に配線を持って行きます。
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足下から潜り込んで設置するのが難しそうだったのでロアパネルを外しました。
これを外すのにいろんなところを外していかないといけないので非常に手間がかかります。
イグニションハーネスの届く範囲内でソニックスタートを固定できそうなところは限られそうです。
自分はヒューズボックスの裏くらいにある太い配線の束にタイラップで固定しました。
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スマートキーシステムになるのでリモコンを持って近づいた時に通信するための4本のアンテナを設置する必要があります。
取り付け説明書の推奨場所にアンテナを仮留めしてテストしましたが、ボディの鉄板部分で遮蔽されるのか歩いてくる方向によって検知されにくかったり、思ったより近づかないと反応しない場合とかありました。
メーカー純正の場合はドアハンドルの内側に設置されているようなので同じ場所に設置することに。
今回リクエストスイッチも付ける予定だったので、純正部品のインテリキー車用リクエストスイッチ付きドアハンドルを購入しました。片側で8,000円くらいします。さすが純正部品、超高い。
この純正ドアハンドルに付いていたアンテナを取って、代わりにスマートロックマンのアンテナをタイラップで固定します。純正アンテナと形状も大きさもほとんど同じくらいです。
このアンテナを前席2カ所と、バックドアにも付けます。
バックドアのガーニッシュもスイッチ付きの純正タイプに交換します。こちらはオークションに出ていたので安めに入手できました。
あと1つのアンテナはしばらくはリアフェンダー付近に付けていたのですが、ポケットにリモコンを入れて座席に座ってドアを開いた状態だとアンテナから少し離れすぎてしまうようなので、ATレバーの下くらいの空洞部分に移動しました。
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プッシュスターターのボタンをオークションで落札しました。
日産純正でマーチとかに使われてるやつではないでしょうか。
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外したロアパネルに穴を開けてスイッチを押し込みます。
ここ以外に裏側に余裕があって平坦な場所で押しにくくなく、かつ他人が外から見て「おっ!プッシュスターターやん!」ってアピールできそうな(←ココ重要)場所がなかったのです。
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後付け感が出てしまうのは仕方ないというか当然というか。
しかしこれで一切ポケットからリモコンを出すこと無くドアのロック・アンロック、エンジン始動ができるので快適になりました。
っていうかやっと今時の普通のクルマになった感じでしょうかね?
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