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華音(かのん)のブログ一覧

2019年06月09日 イイね!

小説レビュー【君は月夜に光り輝く +Fragments】

【君は月夜に光り輝く +Fragments】
メディアワークス文庫 著:佐野 徹夜

 僕は今でも君が好きだよ――映画化も決定、あの感動作が再びよみがえる!

 不治の病「発光病」で入院したままの少女・渡良瀬まみず。余命ゼロの彼女が、クラスメイトの僕・岡田卓也に託したのは「最期の願い」の代行だった。限られた時間を懸命に生きた、まみずと卓也の物語の「その後」とは――。
「僕は今でも君が好きだよ」少しだけ大人になった卓也と、卓也の友人・香山のそれぞれが描かれていく。他、本編では語り尽くせなかった二人のエピソードも収録。
 生と死、愛と命の輝きを描き、日本中を感動に包み込んだ『君月』ワールドが再び。



 などという仰々しい触れ込みで書店に並んだ君月ワールドの後日談となる小説です。
 とは言っても、六編の短編小説が並ぶ、ショートストーリーズのような一冊です。

「もし、キミと」
「私がいつか死ぬまでの日々」
「初恋の亡霊」
「渡良瀬まみずの黒歴史ノート」
「ユーリと声」
「海を抱きしめて」
  
 上気の六編が収録されていますが、全体の六割~七割のページは香山君の後日談にあたる「ユーリと声」で占められています。残りの五作品は、ショートショートと読んで良いほどのあっけなさです。
 ゆえに、「ユーリと声」を楽しめない人にとっては買う価値の無い一冊ともいえます。ちなみに「もし、キミと」は僅か4ページしかなく、ただのプロローグともいえます。

 個人的に好きなのは、本編をまみず視点で描いた「私がいつか死ぬまでの日々」
 彼女が発光病を患ってから卓也を出会うまで、そして出会ってからの日々を描いたショートストーリーですが、まみずはこんなことを考えていたんだな~と感慨に耽ることが出来ました。
 もっともこちらの作品も、32ページしかありませんが(苦笑)

 なのでどうしても触れないといけないのが、「ユーリと声」になるんですが、こちらは本編でも女癖の悪さを窺わせていた香山君が、案の定女癖の悪さを披露している後日談です。
 悩みを抱えつつも、やっぱりクズの香山君が、彼以上にクズ人間である侑李さんという女性と、彼女の娘である声に振り回されるお話です。
 声も小学生とは思えないほどの達観した感性を持った子供であり、やはり彼らと同じようにクズです。
 登場人物が全員クズで、ストーリーもわりとダラダラと展開されていくので、多分……大部分の人が取っ付き難い(読みにくい)と感じる物語だと思います。

 彼らなりの心の闇は理解できるし、共感もできるんだけど、なんだかな~とモヤモヤするのも事実です。嫌いじゃないんですけど、面白い話でもありません。

 そんな訳で、総評としては香山君が好きだ! という人以外は、買う価値の無い一冊だと思います。君月が好きな人でも、買う価値はありません。
 もう一度言いますが、香山君が好きな方だけどうぞ。です。


文章:☆☆☆
ストーリー:☆☆
読みやすさ:☆☆☆☆
総合評価:☆☆
Posted at 2019/06/09 19:53:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 小説レビュー | 趣味
2019年05月15日 イイね!

近況報告

 何時もの遅すぎる日記です。
 令和元年を迎え、近年類を見ない10連休がありました。(私は、9連休でしたが)最早、持て余しそうな連休でしたが、いかが御過ごしでしたでしょうか?
 私はまあ、洗車したり庭の草取りをしたり……自堕落な生活を繰り返しつつも、昨年も行った、大潟村のなのはなロードを見てきました。

 連休の真っ只中という事で、相当な人出で混みあってましたが、昨年は殆ど散ってしまっていた桜が満開だったため、中々に見応えのある景観でした。





 それから先週、5/10~5/12の日程で行われた高校総体バドミントン競技の県北地区予選会。
 三年生として最後の大会にうちの次男君が挑みました。
 結果としては、団体戦で準優勝。

 個人戦(ダブルス)
 一回戦VS大館鳳鳴 ○2-0
 二回戦VS能代松陽 ○2-0
 準々決勝VS能代松陽 ○2-0
 準決勝VS能代松陽 ×0-2
 三位決定戦VS大館桂桜 ×0-2

 結果 4位。

 個人戦(シングルス)
 二回戦VS大館桂桜 ○2-0
 三回戦VS能代松陽 ○2-0
 四回戦VS能代松陽 ○2-0
 準々決勝VS秋田北鷹 ○2-1
 準決勝VS能代松陽 ×0-2
 三位決定戦VS能代松陽 ×0-2

 結果 4位。

 と、なりました。シングルスの三位決定戦は、試合中に腰を痛めてしまい殆ど動けない状態での戦いとなってしまったため、やむを得ない敗戦でした。
 この日は調子も良く、万全であれば勝ちも見えていただけに悔しいところです。
 とは言え、組み合わせに恵まれず、ベスト四入りをギリギリ逃し続けていただけに、最後に鬱憤を晴らすような結果を残せたのではないかと思います。
 全県総体でも、一つでも上に勝ち上がれるよう、悔いの無い戦いをして欲しいと願います。
Posted at 2019/05/15 21:42:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | バドミントン | 日記
2019年04月06日 イイね!

君月を観てきました。

 3月15日より公開の始まった映画「君は月夜に光り輝く」を観て来ました。一足先に息子が観てたので、「こんなシーンあっただろ? 」と聞いたら「知らない。あったかな? 」みたいなリアクションを返されて、あれ? と行く前から違和感を覚えてました。
 やっぱり二時間の尺では色々とカットする部分が出てくるのは当然……とは考えてましたが、(自分の中では)一番泣けるクライマックスだと思っていたヒロインまみずの独白シーンがカットされている可能性に、一抹の不安を感じながらの視聴となりました。

 そんで、原作を二回は読んで把握している(つもり)の視点で言うならば、『75点』という感想です。
 無論、不満点はありました。尺の関係から改編されてる部分もありましたし、幾つか欲しいシーンがカットされてたのも確かです。でも、概ねストーリーは准えているし、しっかりと泣いて(笑)きましたので、満点は付けられないけど良い映画でした。というのが総評です。

 主人公二人の演技も非常に良かったですね。こんなシーンでwwと思うような場面でも、演技だけで泣かされました。台詞が無くても役者の目線や表情で感情を表す場面も多く、なるほど、そんな演出もあるのか、と感じました。


 ただ残念だったのは、主人公の姉岡田鳴子の描写はもっとするべきだった。
 姉が自殺したことを引き摺り、生きることに意味を見いだせない主人公の異常性が背景にあるはずなのに、姉の死が何故起こったのか? それがどんな影響を及ぼしてるのか? が漠然としか伝わらないのは残念でした。
 折角、鳴子役に松本穂香を起用しているのに、3カットくらいしか出番なくね? みたいな描写で、完全に彼女の無駄使いでしたw


 無駄使いと言えば、バイト先の先輩リコちゃん役の今田美桜もですね。
 演技は抜群の存在感だったのに……ただのバイト仲間の描写しかありませんでした。


 そんな感じの不満もありますが、たぶん、観て損はない映画だと思います。
Posted at 2019/04/06 21:34:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | 近況 | 日記
2019年01月14日 イイね!

サブ車両入れ替えの報告

 あけましておめでとうございます。
 大変遅い新年の挨拶をなります(苦笑)

 さて、昨年に報告をしていたサブ車両入れ替えの件ですが、無事に(と言うかとっくに)納車が済みましたので、報告したいと思います。

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 H25年式ワゴンRスティングレー ターボ4WDです。
 グレードは……よくわかりません……
.T 4WDかなぁ。
 人生初の軽自動車のターボグレードです。意外に速くて恐れおののいております。前車のAZワゴンとは比較にならない走行性能ですね。
 最終的にこれを選んだ理由としては、走行距離と年式のわりに価格が手ごろだったからです。他の候補車は、以下の理由で選考から洩れました。

 (1)パレット 価格は手ごろだったんですが、いかんせん年式が古かった。60万も出費して年式が変わらないというのは、ちょっと辛すぎた。

 (2)タント 10万km越えでも80~90万という強気の価格設定から、早々に脱落しました。自分の中では裏本命だったんですが、中古車市場で人気があるのでしょうか? 程度のわりに高かったです。

 (3)ムーブカスタム 車高調が入っている魅力的な車で、自分の中での本命でした。……但し、その車高の低さに嫁が物怖じして却下になりました。後は、まあ、ちょっと高かったかなこれも。

 (4)ハスラー 前回候補として挙げてませんでしたが、最後まで選考に残ったのがH27年式ハスラー109万円という車でした。
 リフトアップにマフラーまで入った良車でしたが、結局は安いワゴンRに敗れ去りましたとさ。


 

 そんなわけで、81500kmというちょっと過走行車ではありますが、まだまだ元気なワゴンRが家族に加わりましたという報告です。
 そして、今年も宜しくお願いします。
 
 
Posted at 2019/01/14 21:45:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | 近況 | 日記
2018年12月26日 イイね!

小説を書く方の趣味の話

 以前のブログで、「小説を書く趣味と読む趣味ができました」と書きました。
 今回は、この「書く方」の趣味のお話です。
 
 元々私は物書きが好きなほうではありましたが、まともな小説なんて書いたことが無かったのが実情です。
 しかしまあ… プロの物書きさんの素晴らしい作品を文章力に触れているうちに、自分でも作品を仕上げたくなって現在に至ります。
 
 現在私は、小説投稿サイト「アルファポリス」という場所で執筆をしています。
 三作品を完結させて、四作品目(元々書いていた古い作品のリメイクですが… )を手がけている最中です。

 アルファポリスさんに接続して(スマホでも見れます)作者名に「優里タン」と入れて検索すると、私の作品が出てきます。


 ↓以下、個人的なオススメタイトルです。ええ、露骨なアクセス数稼ぎです。気が向きましたら、読んであげてくだせぇ

 


 
 ではでは。
Posted at 2018/12/26 22:15:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 小説レビュー | 日記

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2016年10月7日よりみんカラを始めました華音(かのん)です。 よろしくお願いします。 アテンザオーナーズクラブ「クラブアテンザ」にも登録しています。 ...

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