秋田大会は決勝までの全5戦計43回を1人で投げ抜き、投球回数を上回る57三振を奪った。
636球の力投。
初戦の秋田北鷹戦では自己最速の150キロを記録した。
・・・と言うわけで、第100回全国高等学校野球選手権記念大会です。
地元金足農業の快進撃に感銘を受け、一筆書かざるをえない気持ちになっていますw
大会前の正直な気持ちを言うと、何処が県代表になるかはさほど興味が無く、金足農も「2~3回戦まで行ければ良いほう」と思ってました。
しかし、県予選で息子の高校が金足農と対戦し、吉田君の凄さを伝え聞いてから俄然興味が出てきました。
●U18日本代表候補
●スピードガンで140km台後半を連発、最速150kmを記録
●スピード以上にストレートの伸びが凄く、打者がボールの下を振っていた
こんな凄い選手が秋田に居たのかよ・・・・とw
(*´Å`)っ以下、甲子園大会での成績です。
一回戦 ○金足農 5-1 鹿児島実業
エース吉田が、鹿児島実業に対して完投。14奪三振の力投。
金足農は1995年以来、23年ぶりの夏の甲子園勝利。この日の最速は148キロ。
二回戦 ○金足農 6-3 大垣日大高
初戦の鹿児島実戦に続く2ケタ13奪三振で、球速も自己最速の150キロに迫る149キロを記録。
「今日の点数は50点。無失点に抑えられなかったので、次こそは抑えたい」とコメントしている。
この日は立ち上がりが悪く前半で3点を失いますが、本塁打絡みで逆転に成功すると
目に見えて投球のギアが上がり、負ける気配がしなかったのを覚えています。
三回戦 ○金足農 5-4 横浜高
金足農業が土壇場8回裏に高橋のバックスクリーンに飛び込む逆転のスリーランホームランで横浜高校を撃破!
安打数で上回る横浜高が終始主導権を握る試合。正直ここで終わりかなぁ・・・と感じました。
しかし8回裏に
6番高橋君の3ランで逆転、高校で本塁打記録の無い選手の快挙に驚きを感じました。
準々決勝 ○金足農 3-2 近江高
金足農業の劇的ミラクル逆転勝利。第100回の球史に刻まれる一戦。
近江 2−3x 金足農業 (9回裏サヨナラ)
8回裏の絶好機にあと1本が出ず、9回表も2連打でピンチを迎えたのを会社で視聴。
「ああ、ついに終わりか」と帰宅して結果を確認、驚きで二度見してしまった試合でした。
甲子園の準々決勝で
ツーランスクイズてww
ノーアウト満塁だったからこその、奇襲策だったのかもしれないですね。
準決勝 ○金足農 2-1 日大三高
準決勝・強打の日大三高を1点完投
エース吉田輝星は、同じ東北勢の聖光学院・矢吹、八戸学院光星・長南から「東北はお前たちしかいない。優勝してくれ」とメッセージが届いたという。
「状態はいい。東北の夢、応援してくれている人の夢をかなえたい。決勝まで投げ抜いて勝つ」とコメント。
この辺りから吉田君の投球には疲れが見え初めていました。
球速が伸びなくても変化球主体に切り替えつつ要所を締め、最小得点を守りきっての勝利でした。
会社でラジオ聞いてましたけど、ハラハラものの試合でしたね。
それでも、
「終盤までもつれてくれれば勝てる」そんな安心感も同時に感じました。
決 勝 ●金足農 2-13 大阪桐蔭高
初回にいきなり3失点すると、4回にも3失点。5回には7安打を集中され6失点した。
「正直、不安だったんですけど、前向きな気持ちでいけば(疲れを)吹き飛ばすことができるんじゃないかと思った。でも、3、4回はもう下半身に力が入らなくて……」
やはり、どう考えても投げ過ぎだった。限界ではない。限界をはるかに超えていた。
ついに、力尽きた。そんな印象でしたね。
3点差あっても主軸に送りバントのサインが出るところ、投手交代の遅さなども気になりました。
1番の宮崎君に3ランを浴びた次の回は、頭から打川君に継投するべきだったのでは無いでしょうか?
ホームスチールの失敗、なんでもないセカンドゴロの送球が乱れたりとミスもいくつか見られ、
万全であれば好勝負になっただろうと思うだけに、残念な部分もありました。
それでも・・・・秋田県勢としては103年振りの決勝進出。沢山の感動をもらいました。
まずはお疲れ様、ゆっくりと休んで、今後のことを考えて欲しいですね。
Posted at 2018/08/23 22:40:14 | |
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