
近年は、車の販売台数が減ってきているといわれています。
私も10年ほど新車の購入をしていませんので、大きな声で言いにくいのですが・・・(笑)、実際のところ、どのくらい減ってきているのでしょうか?

※画像は某サイトよりの転載です
ご覧の通り、販売台数のピークは1990年で、
7,802,882台
そこから台数が減少の一途を辿り、2003年には
5,887,064台。2016年には
5,038,300台まで減少しているようです
しかしこの中でも、燃料費高騰や少子化・核家族化の影響を受け、軽自動車だけは成長を続けています
(2016年は某燃費偽装問題で少し減少をしましたが)
1990年頃は販売台数における軽自動車の比率は
10%程度でしたが、2016年は
26.5%まで上昇しています
こうして見てみると、イ○ング○ープの社長ではありませんが、
「脱デフレは大いなるイリュージョン」と言いたくもなりますね
次に、自動車メーカー各社の(国内)販売台数推移を見てみましょう
(2003年と2016年の対比)
トヨタ:1,704,717 → 1,528,173
日産:825,000 → 534,415
ホンダ:715,000 → 707,044
スズキ:628,099 → 622,866
ダイハツ:541,855 → 586,974
マツダ:277,786 → 201,404
スバル:243,824 → 155,778
三菱:367,040 → 85,716
※一部下数桁が判明していません
市場規模の縮小に合わせて各社減らす中、軽自動車販売で強いスズキとダイハツの健闘が目立ちます
日産とホンダは対照的です。軽自動車に力を入れつつも減少率の大きい日産と、Nシリーズの好調で台数を堅持しているホンダ
・・・・と言う印象です
軽自動車の比率がかなり上がってそうなので、手放しで喜んでいいのか微妙なところではありますが(苦笑)
さて・・・・今回の話の主役は、実のところ
「三菱自動車」です
調べていて驚いたのですが、2003年には36万台も販売していたのですね
ご存知の通り、2度のリコール隠しと燃費偽装問題の煽りを受け、2016年は遂に10万台を割り込んでしまいました
検証してみるまでもなく、
「三菱自全体の販売台数 < 日産へのOEM供給」となってしまっている事でしょう
軽自動車を除くと、2012年のミラージュ以降新車投入もしていないので、完全にジリ貧です
そんな三菱自動車が、満を持して、2017年に新車投入を行うようです
それがコチラ
ジュネーブ国際モーターショー で3月に公開された「エクリプスクロス」です
【新型エクリプス クロスのスペック】
全長×全幅×全高(mm):4405*1805*1685
ホイールベース(mm):2670
1.5Lダウンサイジング直噴ターボエンジン / CVT
2.2Lクリーンディーゼルターボエンジン / 8AT
駆動方式:電子制御AWD
C-HRやヴェゼル、CX-3と同じコンパクトSUVになるのかな?
現在、非常に良く売れているカテゴリーです
組み合わされるミッションがCVTなのが残念ではありますが・・・・1.5Lのターボエンジンも気になります
ディーゼルはデリカD:5の物と同じでしょうか?
フロント周りも押し出しの強いデザインで、なかなか悪くないのではないでしょうか?
この車の売れ行きが、三菱再生の鍵を握るであろうことは、言うまでもありません
肝心の発売時期ですが・・・・・・ 2017年末ころ?
遅い! 遅すぎるぞ三菱!
Posted at 2017/04/20 22:22:48 | |
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