
9月末に御嶽山が噴火。
被災した登山者には気の毒だが
そもそもあの山は霊山。 以前の噴火でも
火山ではあるが近年活動してないので
「休火山」だという呼び名だった判断を無くし
その呼び方自体を廃止させた火山。
マスコミ界隈の記事では「突然噴火」と題している記事が多かったが
実際は、火山性微動が9/10頃から有ったらしく、登山知識の有る
識者は避けていた山だろう。
連日秋の空気の漂う陽気のままコンディションが良く、台風が接近する寸前の
安定した大気なら今しか無いと考え、この日(10/4)を選択
そこで、噴火している山体を肉眼でも大きく見られる付近まで接近して
見たかったので、下呂の温泉街から西上500m程上にある
「柿坂峠」 を目指して自転車を転がしてみた。

市街地移動は木曽川沿いを上る、一宮市、江南市、犬山市、各務原の順に通過し、
美濃加茂、 七宗町まで、早朝でコンビニしかやっていないのでここまでは、
ほぼノンストップ。 道の駅 「ロックガーデンひちそう」着。

駐車場も無い41号の細い路地で停車。絶好なポイントで「飛水峡」をパチリ

観光バス2台が豪雨の土砂崩れで流された追悼の碑 「天心白菊の塔」
昔より立派になってる。

道中のダムを撮影。

調整排水とオリフィスゲートの排水か? この時点ではまだ気がついていないが
観光気分で走っていた(笑、走行ルートの距離を約20km低く見積もってた(^^;;
※ 前回、先輩と一緒に走ったときに別ルートで走り距離を見ていたので、
そのときの距離が片道95kmくらいだった。 しかしその走行ルートは
クルマでの最短ルートと同じで、その代わり峠を余分に3ヶ所通過しないと
いけないルート。 自転車だと平均時速の兼ね合いで遅くなるルート。
今回は純粋に国道41経由で行ったので、 (しかしここまで遠回りとは)
ネットで詳しく下調べすべきだった(^^;

白川町に9:30すぎに到着。 すでに観光気分♪カメラ撮影で時間ロス大!
この後、 国道沿いルート案内表示を見て「下呂まで40km」??ビックリ!
距離の目測ミスに気がつく(笑)・・・笑うしかないwペースアップ開始!!
そして、白川を出てしばらくバンバン走っていると、後ろから颯爽とロードの方が
挨拶しながら、ぶち抜いていく・・・
金山町でまた食事休憩なので、手前の信号が赤になり、偶然立ち寄った
コンビニでそのぶち抜いたであろう、ロードが駐輪してある。
補給食を買って出てきた所で声を掛けると、同一人だった。
結局、話が盛り上がり杉で(笑・・・、 端折って内容を書くとロードもMTBも
ガッツリやってる人と判明、 可児市住民でした。
MTBでは、可児、関市から白鳥町、福井県越えで九頭竜ダムを経由して、
滋賀の琵琶湖を抜け、関ヶ原越え、岐阜戻りの300km弱の日帰りクリアした
らしい猛者。 サイクルメーターで実質280kmくらいだったとのこと。
自分の最長日帰り距離は、琵琶湖周回での自走で262kmだった。
それも、真夏の暑い時期にサンダルと短パンTシャツで行くという暴挙w
彼曰く、やはり長距離はビンディングペダルは必須。 当方と同じく、
フルサスが体力消耗低減と振動吸収の点では、長距離ではベスト。
さらに彼は高速巡航の得意な29インチMTBユーザーだった。
当日はロードで軽く流していたらしく、翌日から台風の影響も考え、トレーニング
走りだったみたい。 ロード日帰りは350kmくらいはやったことも有るとか。
やはり、 自分のフラットペダル(普通の運動靴)では限界が有るな・・・

スタート時は快晴で見晴らしも良いだろうと考え出発したものの、距離のミス、
雲行き不純(恐らく眺望は望めない)
ダメ押しに?金山町で話が盛り上がりすぎ!!(30分以上雑談した)(笑、
そこで、 岩屋ダム経由して柿坂峠の予定が狂いにくるって、どう考えても
峠と登山の時間など、まったく無くなった(^^;、 単純に下呂まで行ってトンボ
帰りしか選択の余地が無くなりました・・・。
下呂寸前の 「無塗装橋」(不動橋) 相変わらずサビだらけのまま・・・
塗装をせずに放置だと、最終的な施設寿命は半減するだろうな・・・

下呂市街到着。

とりあえずJR下呂駅までは行っておいた。
撮影しようとした直前に旅館の送迎車がかぶってしまったが、
撮影し直しも時間のロスなのでこのまま、食事補給後はさっさと帰路へ(笑、

せっかくの26インチMTB ということで機動性を活用して廃道になったルートの
セミダートも使ってショートカットして帰る。

こういうルートの砂利や落ち葉が浮いていてロードじゃ走りにくいルートも
気にせず突っ込めるMTBが、最終的には 「究極のクロスバイク」 だと思う。

山岳道を走行して、気になる軽車両の回避道路。
落石防護トンネル(ロックシェッド)で、トンネル内部はわずかに道幅が狭くなるので
回避通路が歩行者、軽車両に付けてあるが、この写真のような好条件な箇所は
下呂までだと1、2ヶ所だけ、10ヶ所以上このようなトンネルは有る。
条件良い箇所でも入り口が極端に狭いか、雑草で踏み入るのも躊躇するくらいの
放置状態な歩道だったり、ダートだったり、ロードの人はほとんど無視して車道を
突っ込むだろうが、大型車などが走ってくると結構危険。
歩道は、完全に崩落や災害で通常ルートが完全不通になったときの退避
ルートにもなるから、確実に確保してほしい。
最後に再び 道の駅 「ロックガーデン」 ここから家まで残り約60km、
出発時刻 6:15
帰着時刻 20:05
補給食休憩 6回 売店での購入(6回)
撮影枚数 22枚
雑談時間 約40分w
※走行時間 : サイクルメータで、平均時速カウントしないモード
だったので計算で割り出す。 撮影時間 1枚撮影で最低でも撮り直し
含めると2、3分は有ると仮定、22枚 約45分、 雑談 40分、(笑)
下呂市内観光(観光レベルというより徘徊w)35分
買出しと食事補給で1回あたり約15-20分 6回(およそ2時間)
おおよそ4時間が未走行時間、 端数を無くすと20時-6時で14時間、
走行時間 約10時間
走行距離 231km
おおよそ 平均時速 23km/h
翌日の筋肉痛もほとんど無くて、やはり自転車は長時間スポーツではかなり
有効な有酸素運動だと思う。 パット入りアンダーを使用したので切れ痔w
も無かった! (これが一番うれしい)
MTBフルサスだと振動や不意な衝撃も吸収され安全で、長距離に有利。
但し、世の中広くて「自転車キャノンボール」という東京ー大阪間を24時間
以内で550km走破!?という強烈なタイムアタック超人も居るので、この場合は
スピード優先でロードレーサーしか可能性は薄くなると思う MTBでこの
距離を達成したら伝説だろうな・・・
でも、MTBは、ジャンプしたり飛び跳ねて山で遊ぶ方が好きですw
最後にブログ冒頭の画像は先日の快晴時に自宅近所の木曽川堤防沿いから
撮影した御嶽山の噴煙画像です。
※皮肉にも秋の透明感ある陽気で、自宅近所から撮れたというオチw