愛車プロフィール

ルノーF１チームが設計したサスリンクシステム。パテントの関係でこのモデル2007年以降生産無し。

NRSサスペンションリンク機構。
サグ、プリロード、１G（自重での沈み）縮みが無いセッティング（厳密には2ｍｍ程度の設定）上り、立ち漕ぎ、フル加速でもリアサスが動いている感じは無い。
凸凹路面での突き上げで初めて作動するサス。

プリロードが無いため、縮み側しかサスの恩恵は無いセットになる。　4バーリンケージシステムのため、サスのストローク初期からフルボトム（末期）までには、レバー比が徐々に変化。　フラットダートではハードテールのような動きで、ほとんどサスは動作しない。　路面凸凹度が増す毎に徐々にストロークが出る感じ。

初期沈み（サグ）が無いために80ミリストロークだが、一般の100ミリストロークMTBのサグ無しの上り重視なバイクになる。　サスの取り付け点が2ヶ所有るので、ロングストローク側は95ミリとなる。
下りが苦手ということにはならないが、段差降りや単発のセクションではむしろ跳ね返りが少ないためライドしやすい。　連続凸凹路面はサグのあるフルサスに軍配が上がる。

ハードテールが好きなMTBライダーでもこの動きは余り癖が出ないので違和感が無いとは思う。

長距離や上りが長いコースでは有利なフレーム。

※現行のさらに軽いXCフルサスには負けるかも。

ルノーF１チームが本気で設計しただけのことは有る。