ゼロクラウン フロントガラス 一枚貼り ベンツ風( ﾟДﾟ)

ベンツとかの熱反ガラスっぽくしたい　と思い立って、合間をぬってやりました。
簡単ですが手順とセパレータの謎解きも書いてます。
一枚目の画像は完成図です。

フロントガラスとリアガラスは、両サイドのドアガラスと違って湾曲しているので、そのままじゃ120%ぐちゃぐちゃになります(''Д'')
湾曲してる「ガラスとフィルム」を「同じ形」にするために、ヒートガンを使ってフィルムを縮める「熱整形」ということをします。

前に、ドライヤーでも代用できるって聞いたんですけど　熱量が違いすぎて絶対に代用はできないです。

まず、外側のガラスを施工液とプラヘラなどを使って軽く掃除します。
掃除が終わったらもう一回施工液を吹きかけます。
フィルムのセパレーター（透明の保護フィルム、捨てるやつ）を自分側にくるようにガラスに貼り付けて、2枚目の画像くらいおおまかでいいのでハサミかカッターでカットします。
大まかですが周りに干渉しない程度にしてください。

貼り付けると　こんな感じに縦ジワと横ジワが浮かびます。

フィルムは縦ジワしか縮んでくれないので、、、横ジワを少しでも減らす為に、フィルムを左右から引っ張ったり手でシワを寄せたりして、なるべく縦ジワが多い状態にします。

とにかく、「縦ジワを多く作る」ことと「焦らない」ことがポイントです。

左手に軍手、右手にヒートガンの状態で。
軍手をするのは、フィルムの上で滑りがいいからです。
ほとんどのフィルム屋さんもこの方法でやってるみたいです。。。(￣▽￣)

縦ジワに向かってヒートガンを構えて熱を当てていきます。熱を当てたら軍手を滑らせて、とにかく優しく、、縮んだシワをフィルムの外、車体側に追い払います。
このとき最初に吹き付けた施工液も一緒に出てきてくれます。

1つのシワに熱を与えるのは「2~4秒」がイイとこだと思います。当てる過ぎるとフィルムが溶けて固まったり・・・。
早速失敗になってしまうので。

自分的にはヒートガンとフィルムの距離は握りこぶし1.5個ぶんくらいがちょうどいいです。熱を当ててるときはヒートガンを左右に振り振りすると熱が拡散されてく感じでいいです。
それを繰り返してガラスの形にフィルムを成形していきます。
どうしてもできる横ジワは軍手で優しく、上か下の方まで滑らせていってから、成形します。

あと、めっちゃ長いシワとかでかいシワは、いったんフィルムを持ち上げて（めくりあげて？）そのシワの中心周りを起点にして、ヒートガンを当てて外へ逃がすようにするといいです。

それを繰り返していくと、このようにガラスと同じ形になります。
次に貼る形にフィルムをカットします。

他の車のガラスの周りにもこんなドットがあると思いますが、ドットのちょっと外側あたりに沿ってケガキしていきます。自分はフリーハンドで結構適当でした。
あと、べつに赤じゃなくても見えればなんでもいいですよ。
よく、フィルムは大きめにカットしたほうがいいって聞きますけど、言っても0.5cm程度ですよ。

ゼロクラの場合はミラーまわりにもドットがありますが、自分はそこはくり抜きました。特に外から見えるわけでもないので。
あと、ナビのGPSもそこに貼り付けているので。。。

ミラー周りのドット部分と外周のドットに沿ってカットしたあとです。
後は車内から貼り付けるだけですが、カットし終わったら車内を養成します。
ミラーは邪魔なので絶対外した方がいいです。
ミラーはガラスの付け根部分に内張り剥がしを少し突っ込んで浮かせて、上方向に引っ張るとすぐ外れます。
あと左右のAピラーは上部分をつかんで車内側に引っ張っるとバコッとなりますが半分だけしか外れません。
その理由はSRSエアーバッグの表記裏にある黒い爪のせいです。
これが邪魔してるので、ラジオペンチなど細くて長いもので爪をつかみ、90度回転させると綺麗に穴から抜けてピラーが外れてくれます。
エアバッグに繋がってる配線と、カプラーがあるのでそこも養成したほうがいいです。
ちなみにカプラーがあるのは助手席側だけです。

自分はダッシュボード上にマスキングシートを引いてツイーターをマスキングテープで覆いました。

写真は関係ありません　笑　
あとは貼り付けのみですが、これからの季節は施工液が早く乾いてしまうので、少しスピードを上げるといいです。
でも焦りは禁物で...

まず車内側のガラスも最初と同じ要領で掃除します。
そしたら車内のガラスに名一杯、施工液を吹きかけます。
次に、外のカットしてあるフィルムのセパレータを半分剥がして、セパレータの内側、フィルムの糊面に施工液を吹きます。
噴いたら半分剥がしたセパレータを元に戻します。
同じことを反対側の残り半分にもします。

完成写真ですみません( 一一)

反対側にも同じことをしたら、セパレータをつけたままフィルムをロール状に巻いていきます。
出来るだけ細く巻くと貼り付ける時楽です。。。

説明へたですが、
貼り付けおわったあとに、どうしてセパレータが自分側にきて糊面がガラスの方を向いているか謎に思ってる人が多いと思うので、貼り方と一緒に教えます。

巻き終わったあと、当然セパレータは内側です。
ロール状になったフィルムと、セパレータを車内に持っていきます。（自分は運転席側から巻いて、助手席側で巻き終わったので、車内から貼る時は助手席側から）

車内まで持っていったら、ロール状のフィルムとセパレータをまず5㎝程伸ばして、ガラスに近づけます。
この時セパレータはガラス側に向いてますよね。
次にセパレーターを少しめくって、巻いてあるフィルムの、ついさっき5㎝ほど伸ばした糊面とは逆の方（自分側）に持ってきて、糊面の裏側に貼り付けます。要は初期位置から90度ぐるっと回ればセパレータがこっちに来ます。
（車外でセパレーターと糊面にスプレーしたときの施工液が残っているから自然とくっつく）

あとは糊面をガラスにくっつけて、所々手で押さえながらロール状に巻いたフィルムをガラス端までコロコロころがしていきます。
すると、最初に残っていた施工液のおかげで、貼り付け終わった後にセパレータが糊面の裏（自分側）に自然と来るわけです。

貼り付けが終わったら位置合わせをして、プラヘラなどで気泡を抜き、最後は硬いゴムベラなどで本抜きをします。
ゴムベラがなかったらプラヘラにキッチンペーパーを巻くとそこそこ代用できますよ。

上の手順でも分からなかったらコメントしてください。
今回は知り合いのフィルム屋から安く買えました。1m x 1.5mほどで十分です。
夜になると外からはまっ黒に見えますが、中からはスケルトンです( ﾟДﾟ)

これぞ　本当のフルスモークです
車内の暑さが貼ってないのとでは天と地ほどの差がホントにありますよ、エアコン2,3分くらいつけて、すぐ消して、ずっと涼しいままなんです。
冬はその逆パターンになるといいですね。
あと、パーキングとか駐車場で休憩するときも周りに気を使わなくていいので、満足度高いですよ...笑