昔通り慣れた旧道のトンネルの今

京都周山街道の右京区最北部に位置する深見峠をバスパスする　深見トンネル。約17年前に開通したトンネルですが幅員が広い高規格トンネルなので快適に通り抜け出来ます。このトンネルが開通する以前は、もう少し上に位置する　深見隧道が現役で活躍していました。しかし幅員狭くトンネル出入り口の勾配もあった為、使命を終えてバトンタッチとなりました。今現在は新しいトンネルに慣れてしまった為、「以前はどんなんだったかな」と思い起こす事しばしば・・・と言う事で見に行ってみました。しかし残念ながら現在、深見隧道へ通じる旧道はバリケードが設置してある為、車では見に行けない状態です。まずは、京都市側の深見トンネル入り口です。向かって右側のバリケードの有る道が昔のR162です。ここからは、車を捨ててアタックしましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　旧道を歩きますが、路面はそんなに荒れていませんでした。まだ使えそうな道です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　バリケードから入って200m程で　深見隧道が見えて来ました・・・ポッカリと口を開けていますね。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　深見隧道です。久々に目の当りにしましたが、記憶が蘇ります。なつかしさでいっぱいです、20年程放置されている為、入り口付近はかなりの荒れようです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　中へ入ってみましょう。今日はふいに思い立って来たので、電灯なしです、暗闇の中すり足で入って行きます。ちなみにストロボたいて写しているので、それ以外の時は普通に真っ暗闇です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　入って50m程で道が水没、そこで封鎖してある為、ここまでですね。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　トンネル側壁と天井のコンディションはそこそこ保たれていたので、現役復帰して使えそうな雰囲気です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　戻ってトンネルから脱出、トンネル入り口の左側の道は林道への接続道路です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　さて今度は、福井県側入り口です。こちら側も向かって右側のバリケードが設置してある道が旧道です。こちら側からも徒歩で。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　こちら側の道は多少荒れ気味です。熊檻があちこちに置いてあります。置いてあると気になってしまいます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　カーブを曲がると入り口が見えて来ました。こちらの方が不気味感漂っていますね、いい味出しています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　中は真っ暗、スリ足スリ足・・・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お地蔵さんにあいさつをして、懐かしさをかみしめて帰りましょう。