しくじりニュータウン

誰が言い出したのかは存じませんが「しくじりニュータウン」と呼ばれている所が日本各地に多く存在しています。「限界ニュータウン」とも呼べないほとんど建物が建てられていない住宅地を今日は拝見。京都府内にも数多く存在していますが、今日は
京都府の日吉ダムの北西に有る分水界付近に昔造られた「日吉ニュータウン」の中の陽光台と名付けられた所へおじゃま。


昔景気の良かった頃に山林を切り開いて造成、区画化、基礎を作って販売したのはいいが、まったく売れず、その後お決まりのうたい文句「別荘～」「ログハウス～」「スローライフ～」等の宣伝効果もむなしくしくじってしまった住宅地。

京都府道の行き止まりのちょっと手前にある為か、この周辺を通過する車もかなりの少なさ・・・かなりの静けさです。

住宅地の入口には自販機一台とほとんど来ないバス停が有りますが、長期間の放置のせいかほとんどの区画が雑草伸び放題。全区画数に対する上物が建ててある区画数は・・・一割にも遠く及ばない数なのでかなり閑散としています。

道路もかなり荒れて来ています。こういう所は当然坂道が多し。

立派な基礎も残されたまま、空き家も点在しています。

こんな寂しげな住宅地ですが、水道・電気・ガス等の心配はいらないので、わかって購入・家を建てるのはいいのかも・・・回り近所に気を使わなくてもいいし、ストレスもあまり無さそう・・・と言う思いが最近頭の中に浮かんで来ています。