ダム男のブログ一覧

今日は兵庫県道86号の多可柏原線に有る小野尻トンネルにおじゃま。トンネル西詰めの「牧野峠の茶屋公園」に車を置いて拝見です。
このトンネルの南側に有る廃道である旧道に小野尻隧道が眠っているはずです。その廃道への入口は、たぶん止めている車の向こう側辺に有るとおもいます。
地面の所々にアスファルトが残っていますが、ほぼ落葉・落木・コケで等で埋もれてしまっています。
今や旧道とは名ばかりで完全な廃道と化しています、かなりの荒れ具合の中ほぼ藪漕ぎ状態で進みましょう。
落木とクモの巣と格闘しながらかきわけかきわけもはや道ではない道を進みましょう。
木々の隙間からトンネルのポータルが垣間見えて来ました。
トンネル付近の荒れ具合い、落石・落木が激しく、危険を伴いますが手短に近づいて行きましょう。
トンネル入口は、金属製のゲートで封鎖されていました。トンネルポータルの造りも昔を感じさせる赤レンガ造りですが、残念ながら銘版の確認ができませんでした。
封鎖されているトンネル内部には水がたまってガスっていました。かすかにトンネル向こう側の出口の光が確認できます。
次はちょっと気分を変えて大きな池を見に行きましょう。ネットの画像ではきれいで大きな池でしたが、今日は雨あがりの減水状態の牧野大池です。
大きな池、ダムの様に立派な洪水吐を備えていました。
道路を挟んだ池の反対側に廃キャンプ場、今年になってから閉鎖されたようですね。

今日は滋賀県甲賀にあるロックフィルダム　おおづちだむ　におじゃま。このダムには他では見られない特徴的な変わった洪水吐が有る事で有名です。
しかし今日の天気は激しかったですね。曇天～小雨～晴れ間の繰り返しでコロコロ変化していましたが、まずは小雨の中「ダム下流合地」に到着です。
次は「ダム堤頂部右岸」とそこに有る「散策小広場」へ。
いつ来てもそうですが、バラスト採石場を行き来する大型ダンプの数がはんぱないです、ひっきりなしに走り回っていましたね。ひかれでもしたらペチャンコになってしまうので、注意しましょう。
次に「ダム堤頂部左岸」の「取水塔前展望広場」へ。
その有名な洪水吐はダム左岸に位置しています。上下二段になっていますが、下の丸い方が常用洪水吐、上の四角い方が非常用洪水吐となっていますが、いつ来ても落水の仕方に見とれてしまいますね。
次はすく北側に有る「石神谷広場」と「「親水広場」と「青土ダムエコーバレー」へ。
次は「火打谷広場」へ。
次は「横谷広場」へ。
次は「横谷展望広場」へ。
次にいろいろと遊べる「ブルーリバーパーク」へ。
その向かいの　ザ・現場・・・火事跡のようです。
最後に、目が怖いウサギの様な生き物を見て帰りましょ。

兵庫県川西市の一庫ダムですが、現在けっこうな減水状態です。
今日は一庫ダム湖＝知明湖の湖底に沈む廃トンネルを見学です。たぶんこの減水位ならその姿を拝めるはずですが・・・まずは対岸から拝見。
大減水によりそのイカツイ姿を現していましたね～。これから対岸へ渡って近寄ってみますが、国道173号線の新圓山トンネルに並行している湖岸道路の下に位置しています。すぐ近くに円山橋も有ります。
まずは湖岸道路より見下ろしてみましょう。切り立ったダム湖にある岬状の出っ張りの付け根の岩盤をくりぬいて掘られた圓山隧道、北側からと南側から。
さあ下に降りてもっと近寄ってみましょう。車を止めたすぐ後ろにダム湖岸へ降りられる遊歩道があります。
いつもはこの辺りダム湖の上流域の為、完全に水没しているのですが、今日は御覧の通り干上がり状態。
もう少し下流側へ歩いて行くと、昔は活躍していた廃トンネルが鎮座しています。
これが大正7年に造られた圓山隧道です。トンネルアーチ上部の銘版は落ちて無くなっていますが、トンネル両側の硬そうな岩盤を掘り削る作業、当時は大変困難な工事だったのでしょう。
時代は流れ、国道がバイパス化され、新しいトンネルが開通し、一庫ダムの完成と共に、その役割を終えてダム湖底に眠る事となってしまった廃トンネル。
その年代を感じさせない位トンネルの造りはしっかりとしていましたね。・・・と廃トンネルを後にして来た道を戻って行きますが・・・上流からの漂着物が目に止まります・・・多くのゴミ・・・悲しくなりますね。