アチラコチラで鳥インフルエンザのニュース。気になったのは養鶏場。なんと全員抹殺だそうである。皆殺しである。死体は山に埋めるそうだ。めでたしめでたし。養鶏場を営んでいる人はどんな気持ちなんだろうか。計り知れない。ということを、気になったのではない。次のニュースで何処かの湖で渡り鳥が死んでいて鳥インフルエンザだそうだ。ということで、湖にいる野鳥を皆殺し、にはしないのである。ニワトリは皆殺しでも野鳥は殺さないのである。不公平である。世界大戦時の特定民族への虐殺と同じ原理みたいだ。本気でこの国を鳥インフルエンザから守るつもりならこんなザルみたいな方法ではダメだ。殺してもいい動物といけない動物を政治家や役人が決めるところに70年前の悪夢が投影される。