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キドニーなんちゃらの下僕のブログ一覧

2023年11月26日 イイね!

330ci運行記録:今回は囲まれ3連ちゃん

330ci運行記録:今回は囲まれ3連ちゃん11月某日、大学4年の長女を連れて愛知県長久手市の「スタジオジブリパーク」へ行って参りました。




スタジオジブリ製作のアニメについては私がアレコレ言う程の知識はございませんが、陣頭指揮を執っていた宮崎駿監督については往年の自動車雑誌「NAVI」へ何度か寄稿されてるのを拝見しており、それはシトロエン2CVや航空機へのエンスージアズムを深く感じるとともに、ヒット作「千と千尋の神隠し」で主人公のパパが運転する車はB5系アウディA4、セリフや描写でグレードは1.8tクワトロと断言できるなぁとか「借りぐらしのアリエッティ」で上品な老婦人のアシとして使われるW123メルセデスとか、作品でのクルマ扱いが雑でないのが好きな要素だったりスルんです。


そもそもジブリってGHIBLI→それってマセラティで言うギブリだよねぇと何となくWikipediaを見たら、徳間書店からの独立時に改名しなきゃとなって 同じイタリア語で似たニュアンス(サハラ砂漠に吹く熱風て意) らしい別の名を宮崎監督は候補に挙げたらしいのだが…その名は





シロッコw



それじゃVWのスペシャリティクーペじゃないかとツッコまれたのか知りませんが結局のトコ改名されなかったのだけれど、奇しくもギブリ(初代の2ドアなV8で素敵だったヤツ)も初代シロッコもデザインはジョルジェット・ジウジアーロなのは何かの偶然だったのだろうか…(だから何ダヨとは自分でも思いつつも余談でスミマセン)



E46クーペという車はファミリーカーとして大人4名乗車での長時間ドライブとか設計時に想定されてないのは明白ながら、ウチの奥さん&長女は共に身長150cm前後だからか「狭い‼」などの苦言が呈されることもなく往復計80km(全て一般道)と2.5時間の行程を完了した。ちなみにジブリパークはリニアモーターカーの沿線沿いにあり、写真はその線路を背景にしておりますが…アクア3台並びも含め電動軍団の包囲網に埋没するの図、な様相である。






11月最後の日曜日は高校駅伝の東海大会に次女が出走するってことで静岡県袋井市の小笠山総合運動公園へ。袋井と言えばヤマハ発動機のテストコースあるトコだよなぁ…レクサスLFA用V10とかトヨタなスポーツエンジンのホームタウンだなぁと呟きながらも、助手席の奥さまは知らん顔してるので330ciのA/Tセレクターレバーを左側スポーツモードに倒しシュイーンとエンジン謳わせつつ東名高速 岡崎ICの本線ランプウェイを駆け上がり東へフル加速させる。モーターの様にスムーズに回るBMWのシルキー6とか大昔から自動車雑誌で比喩され続けた手垢まみれのフレーズであるが、こんな官能的に回るモーター積んだEVとか完成車メーカー様は真剣に早よ用意してくれないモンだろうかねと切に思う。ABARTH500eとかサウンドクリエイターで擬似音を(それも車内でなく車外スピーカーで)ヤッてるらしーけど、そんなモンでエンスーの皆様は許してくれるんだろーか?とかボンヤリ憂いつつもバイエルン発動機は快調に車速を積み上げる。



過去に所有した6気筒(トヨタ1G-Eに1JZ-GEやメルセデスM112とM272辺り)と比べ、直列やV型など構成の違いはともかく各エンジンそれぞれに良さがあり否定するつもりはナイものの、いわゆる「味わい」的な要素で思いを連ねるならばM54と名付けられた当車のエンジンは、愛でる対象として大事にしたくなる素敵な肌触りで…これ以上スムーズでキモチいいエンジンって私の(運転経験ある中で)知る限り二代目センチュリーやメルセデスM275辺りのV12位しか思い当たりませぬ。敢えてネガを申し上げるとアイドリング中の少しドスが効いた重低音だけはもう少しボリューム抑制されてたらと思うのと、もー少し燃費よかったら…と感じなくはないが、それを除けばもはや今後も含め 私の人生で所有させてもらった中で最愛のエンジンとして死ぬ前に思い出す存在となる気がしてならない位に気に入っています。ターボ化されて久しいコレ以降のBMW製6気筒は速すぎて日本の一般道では踏む機会がナイとか、直噴化され燃費は良くなっても回転フィールに雑味が…等のネガティブ面を内包するのは周知の事実であり、このM54エンジンの滋味に溢れた快感を5速ATで息の長い加速として楽しめるシアワセ…その控え目すぎず派手すぎないアピアランスの御蔭でヒト様から見たら「20年以上前の古臭いビーエムを嬉々として乗る痛いオッサン」なんでしょうが(確かに事実そうなんスけどねw)もはや他人からどう思われてもイイや、とすら思い始めております。笑





さて今回の小笠山総合運動公園はサッカーのジュビロ磐田?っぽいエコパスタジアムなんて立派な競技場が在り、幸せファミリーな皆様がワンサカ来るのでしょう。駐車場ではC25〜C27日産セレナ歴代に囲まれたなぁと歩いてたら「ウォーリーを探せ」の如くアノ超レアなセレナOEM車であるスズキランディを拝む事にも成功し、流石スズキの本丸たる浜松の近隣だなぁと感激しつつも写真撮影は自粛させて頂きました。






そして囲まれモノ(?)のシメとして、エコパを出て直行したハンバーグレストラン「さわやか」袋井店では…



ビートル三連星&AudiQ3のVWグループ連合軍にヤラれました。そもそも往路、朝の東名高速でビートルは勿論タイプⅡ(いわゆるワーゲンバス)やノッチバックのタイプⅢにヴァナゴン等のフラット4軍団を大量に見かけており、到着後もゴルフⅡな皆様が重連で走ってたから近所でVWのミーティングでも有ったんだろーなぁ。エコパの近所を散策してたらレストランウェディングにも綺麗なタイプⅡがオブジェとして居りパチリと撮った後、付いてるナンバープレートがWOBから始まるワーゲンの本拠地ヴォルフスブルクだなぁと誰も得しない呟きを吐露してたからVWの神様による采配なのかも知れない。



ハンバーグ食べて、帰り道は一般道(浜名バイパス〜潮見坂手前で降り国道R1)を選ぶ。どうせ東名高速はソレなりに渋滞するダロし、ってコトで。およそ90kmを実走2時間チョイだから中々の節約効果と言って良いかと。前回投稿からの走行距離298.5kmに35.9L(@¥170)で平均燃費8.3km/Lは高速道路でもバンバン踏みまくりの快感まみれ走行でしたから仕方ナイかなぁと。エンジンチェックランプは点いたと思ったらスグ消えたりするけど今のところ何の違和感もナイんですよ…ラムダセンサ等かな?しばらく様子見ですね。


※トップ画像のダンボール文字は奥さんが書いたんですけど、ジジの可愛さもさることながら奥さんのセンスにも嬉しくなってしまい…手前味噌でスンマソm(__)m
Posted at 2023/11/27 20:06:32 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2023年11月13日 イイね!

お伊勢(外宮→内宮)参りと330ciでの初ドライブ

お伊勢(外宮→内宮)参りと330ciでの初ドライブ前回と同じく娘の陸上競技大会絡みで
車を出動させる機会が続きまして、うち一回は
ようやく330ci(19年オチ)の出走OKもらったんで
6気筒を歌わせてるだけで機嫌よくなっちゃう私…
何て単純な奴だと呆れられそーだけど、だって
キモチいいんだから仕方ナイよね。
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10月最後の日曜日うちの娘が出場したのは所謂「新人戦」でして、既に県大会(女子3000m走)でボチボチの成績だった娘は、東海地区(愛知岐阜三重静岡?)大会へと進み…伊勢市の「スポーツの杜 伊勢」へと参りました。
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我が家から伊勢神宮までは片道約160kmほど。近過ぎず遠過ぎないナイスな距離でございます故に、前回は見送ったE46 330ciの登板機会を窺うワタクシでありましたが…二泊三日で三重入りしてる娘&付き添いの先輩JK(およびスーツケース2個)を載せて岡崎へ帰るというタスクをクーペで完遂できるのか何とも言えず朝4:55ボルボで出発。
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娘の出走は14時過ぎの為、下道でノンビリ行きませうと家内とコンセンサスが結ばれていましたので国道R23を粛々と走る。鈴鹿市で朝マック買いつつ暫く走ると…ご当地銘菓の路面店が。
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朝8時過ぎだってのに地元ナンバーのお客さんがバンバンやってくる「へんばもち」、伊勢名物「赤福」程メジャーではないものの自然な味わいは家内&娘の大好物でございまして…奥さまスゲ〜勢いで土産を買いまくりで微笑ましかったです。

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大量のあんこ餅を搭載し30分後には二見ヶ浦「夫婦岩」到着。お正月 初日の出あたりのタイミングだとカオスになるらしい聖地ですが、この日は空気も穏やかでノンビリ参拝。
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写真ナイけど駐車場に戻る時 神社の神職の御方が正装で車を運転してるのを拝見。シルバーメタのエブリ…いゃ日産クリッパーRIOがオフィシャルカーなのかな?嫌味のない佇まいに好感度アップであります。

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続けて伊勢神宮の「外宮」に参ります。
過去に(2018年かな)初詣に伊勢神宮&おかげ横丁に行ったよなんて書いてる私ですが、実を申しますとソレ以降も複数回 内宮には詣でているにも関わらず外宮を参るのは初めてなんですね。今回お伊勢さんに来る前日、TV番組で「ホントのお伊勢参りは二見興玉神社(さっき寄ったトコ)→外宮→内宮の順で参らないとアカンよ」的な放送を偶然?見かけてしまったので、そうと聞いたからには行かずにいられなくって(汗)初訪問の外宮で撮った写真、まがたま池ほとりの「せんぐう館」脇で撮った一枚だけなんスけど、内宮に比べ観光客すこし少な目で落ち着いた雰囲気が何だかオトナっぽくて好きですね。

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そのまま間髪入れず内宮へ。宇治橋を渡ったら紅葉が色付き始めで綺麗だったからパチリ。そろそろ時間が押して来たから慌てて正宮を詣でて…
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駆け足気味な昼ご飯として、おはらい町「鈴木水産」さんで焼き牡蠣とカキフライ、伊勢うどんをノンアルコール麦で賞味させて頂く。焼き牡蠣(10個1500円)は奥さんとシェアしたんですけど、こりゃ何個でもイケるなぁって位に美味なんです。志摩の浦村あたりには食べ放題3000円とかの「牡蠣小屋」ってのがワンサカあるらしく、いつか行きたいナと思いつつ…今回もスケジュール上ペンディングとなったのが唯一の心残りであります。






主目的である娘の力走については今回なんと表彰台のてっぺんという望外の好成績でフィニッシュ。翌週の駅伝大会を控え県内トップ選手はことごとく不参加だったから本人は喜び半ばらしいけど…とは言えポディウムの頂上に居る我が子を間近で見るのは親として誇らしい気持ちしかなく^_^帰り道、高速道路のクソ渋滞で3時間半もかかったけど(ちなみに往路はオール下道で4時間ョ)いい1日だったナァと幸せを噛み締めさせて頂きましたm(__)m


そして翌週末は高校駅伝の県内予選@一宮市。
娘は第1走者としてエントリーし入賞圏内でタスキを繋ぎ、続くチームメイトたちも好位置をキープしたままゴールし東海大会への出場機会を獲得。

時系列あべこべですが、伊勢の翌日 久しぶり330ciに乗り込んだらキリ番だったのでパチリ。6月中旬に32222kmでスタートしてますので4ヶ月で800km…そー言えば父から燃費悪ィなぁ的な発言を耳にしておりましたので、週末は高速道路での煤払いも兼ねて(?)是が非でもベンベーで行かねばと心に誓う私であった。



日頃の行いの賜物と言うべきか330ciでの会場入りに奥さまは勿論、リヤシートに押し込まれる娘からも抵抗はなく、理解ある女性陣に深く感謝である。現地までノンストップとなる為おウチ近所のコンビニ駐車場で何となくパチリとするが、ついオキニである斜め後方Cピラー周りを撮ってしまい、みんカラ愛車紹介の画像(これ自体5年前の写真の再利用)と変わり映えしない構図となりトホホ気分であります(^_^;)

日曜朝7時台の東名高速は程々のペースで流れてたのでムリすることなくリラックスしながら直列6気筒のハミングを愉しんでいたのですが、数百メートル先の走行車線にライバル校の名入りバスが姿を見せると助手席に陣取る奥サマからブッちぎって‼︎とアドレナリンだだ漏れの御要望。既に戦いは始まってるのかぁ〜と私にできるのは右足にチカラ込める位なので、反応のいいバイエルン州の名産品に意思を伝え奥さまの仰せのとおりスイスイ〜っと車速を積み上げる。世間の奥さま方と比べクルマへの理解ある(と思われる)ウチの家内も満足な立ちふるまいで330ciはバックミラーの消失点に他校バスを置き去りにし目的地到着。


自宅からココまでの片道80km余り…およそ1時間弱のドライブでしたが、その濃密な運転感覚は「買って良かったナァ」と実感させてくれる喜ばしいモノでした。何より際立った魅力としてエンジンから溢れ出す緩急自在のパワーフィール(M54型エンジンな330の感触についてはSumPayIt様のブログに余す所なく記されてるので是非御一読を)が絶品で、ブン回さずとも味わいに満ちたスムーズさだったり、回転上昇に伴い快音を発する様はまるで指揮者やコンサートマスターとしてホールの大舞台に立っているよーな錯覚すら呼び起こすものと言えなくもない。学生時代に10年間 金管楽器やってた身からすると苦労なくして自分の意のままに整ったサウンドシャワーにまみれる事ができるなんて何と贅沢な快感なんだろうか…と幸せな気持ちになります。

帰り道はソレなりに混雑あったものの231馬力の原動機を謳わせつつアッと言う間に地元に戻る。娘のリクエストにより晩御飯は焼き肉です。隣の青いVWはシャランやトゥーランではなく正規輸入されてないキャディですね。RHDだからUK仕様あたりかな?


もりもり食べて満腹〜なんだけど、女性陣からドルチェ希望あり31でハリー・ポッターぽいアイス🍨買って自宅へ



女性陣を降ろし給油。


快感の代償として父がボヤく燃費については仰せの通りといった処で、194km走行(凡そ8〜9割が高速道路)に対し消費した22Lのプレミアムガソリン量は1.5㌧強のDセグメントとして現代の目線で見れば圧倒的に大喰いな部類と言って差支えない(過去愛車のMB V350:v6 3.7L 2㌧と同レベルか?)でしょうが、まぁコレは文化財に対する維持管理費と受け入れる他ないのでしょうね。


来週は九州から一時帰国の長女とスタジオジブリパーク、再来週は次女の駅伝@静岡エコパ、とお出かけが続きますので次回も330で行けたらいいナと願う私でした。以上。

Posted at 2023/11/13 10:47:32 | コメント(5) | 日記
2023年10月01日 イイね!

次女の応援を口実に500miles a day

次女の応援を口実に500miles a day高校2年のウチの次女、先日 鳥取は倉吉市で開催された駅伝大会に出走することとなり、応援がてら24時間余りで行脚して参りました。


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今年の3月 長野県伊那市で行われた駅伝にも次女は出走しており、この種のイベントに関わりのなかった私は家内に誘われるがまま同行したのですが…一生懸命に頑張ってる娘の姿を真近で応援するのは何とも感慨深く
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ついでと言ってはナンですが、こんな機会でもなければ知る事のない御当地の空気感や名産物に親しんだり(例えば伊那市の大会は「かんてんパパ」さんが積極的にサポートしており、御土産もココの製品を選びがちだったり)主目的以外にも発見に溢れており、仕事のスケジュールが許す限り私も観戦に参加させて貰っているのです。



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今回、鳥取行きを敢行するに当たり、まだ長距離ドライブ未経験の330iクーペを出動させたい気持ちはヤマヤマでしたが…この老婦人よくよく考えてみりゃ左ハンドルの為、もしもの際カミさんに運転…って場合かなりリスキーだよなぁとかネガティブな感情も捨てきれず、いつものボルボで行くことにした。リスク云々を言うなら17万kmも走ってる欧州車で行くなよ‼︎的な心の声は敢えてのスルーです。

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そして迎えた9/30土曜の夜。仕事を終え自宅に戻ったりしてたら到着予定時刻も遅くなる一方の為、奥さんに会社へ来て貰ってそのまま西への旅がスタート。目的地へはザックリ400kmちょいの筈だがアベレージ80km/h位で向かうと深夜2時…きっとヤル事も無いでしょ、ってコトで緩〜く走り始める。名古屋環状2号〜伊勢湾岸〜第二名神と高速ガラ空きの為、若い頃なら「時は金なり」とばかりに所要時間短縮に努めたであろう状況でしたが…出発から1時間程でパトカーさんに捕獲されてる御方を2件ほど目撃しており(こんな夜なのに仕事タイヘンっすよネお巡りさんたちも)クルーズコントロールを制限速度位に合わせ左側車線を粛々と進む。琵琶湖ほとりの大津サービスエリアで休憩後、京都東ICを過ぎた辺りから1時間弱ほど滝の様な大雨に遭遇し80km/hをキープするのも困難な視界だった為ペースを落とすも、タイヤ(3年前モニターキャンペーンで貰ったクムホ製)の接地感に不安はなく、雷鳴に怯えるカミさんをリラックスさせるべく日常会話を愉しむ。


そうそう。韓国タイヤと言えば
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※ちなみにネクセンジャパンHPに拠ると、このタイヤの日本語表記は『Nフィーラ』らしいスけど…汗
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最近BMW新型X1のライン装着タイヤとしてNEXENのN-FERAって銘柄のを履いた個体を目にする機会が増えたのですが、正直なトコこの名前ふつーに読んだらNフ◯ラじゃないッスか。乗り出し600万する新車を買ってコレ付いてきたらイヤだなぁと思うのは私だけでしょうか?



そうこうしてる間に高速道路は豊中〜宝塚を抜けて中国自動車道へ。途中SAに立ち寄ると土産物コーナーに明治のカールが並んでるから会社へのバラ撒き用に10袋位まとめ買いしたりして。再び高速道路に戻り佐用JCTから北上し鳥取自動車道へ。片側1車線主体で制限速度70km/hの控えめな道路ですが、何せ初めて走るこの道…無料区間がずーっと続くから貧乏人の私には有り難い。途中 追い越し可能区間で地元ナンバーの速いFD2シビックRにブチ抜かれたりしつつ、ノンストップで鳥取市内へ。きっと大物国会議員が故郷に錦を…と、こしらえたであろう鳥取道に別れを告げココからは下道へ。何となく鳥取市内をフラフラするも、駅伝のスタートたる朝10時迄まだ7時間もあるョ…ってコトで海に面した某所で少〜し仮眠。


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目覚めると日本海は清々しく波を寄せ私たちを迎えてくれて気分もアガる。目的地たる倉吉市内へは1時間もかからないし余裕ダナ。せっかくだから奥様から提案された「因幡の白兎」にでも、と
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そもそも因幡の白兎って何だっけ?とGoogleさんに教えを乞いつつ寄り道。車を停めると真っ白な猫ちゃんがニャーニャー迎えてくれて猫好きな私はソレだけで嬉しかったりして。立派な鳥居の奥には
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何故か白兎ならぬ白にゃんこが何匹も居てビックリw


朝の白兎神社で娘の奮闘や旅の安全を祈願し
少し走って「はわい」でパンケーキでも、と立ち寄るも
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まだ残念ながら営業時間前だったので倉吉市内でモーニングでも食べよかね、と奥さまがナビしてくれたのは…




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地元 愛知県発祥のコメダ珈琲店である。いゃ確かに気持ちは解るのよ知らない土地で迷走するの嫌だしね。駐車場には私たち以外にも名古屋や尾張小牧ナンバーが散見されて軽くウケる。期間限定のマロンジェリコ、とても美味であります。


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スタート1時間前には会場入りし、チームの皆さんと前乗りしてた娘を発見し声掛けしつつ散策。晴天に恵まれ少し暑いからか地元の白バラ牛乳のノボリにソソられます。
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先導してくれる白バイさん。気恥ずかしくて撮れなかったけど、片方の操縦士はスラッと長身の女性でカッコ良かったっス。

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第一走者たる娘は60何チーム中の15位くらいでグランドを出て行き、あとは無事ゴールしてくれるのを祈るのみ。およそ1時間あまりでチームメイトがゴールイン!お疲れ様でした^_^



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この後、男子チームを見届けてバスで帰る娘と別れ、私たちは帰途につく。出発時に自宅近所で燃料満タン入れて来て貰ってましたが、この調子なら何とか無給油で帰れるかな?何も言わずとも白バラコーヒー買ってきてくれる奥様に感謝。美味なり。


お昼過ぎには倉吉を出発し、鳥取市方面に向かう。
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特に今まで触れてこなかったが、夏場の長距離ドライブにはシートベンチレーターの存在はメチャありがたい。ロングドライブでお尻や背中に汗かいてもコレ付きだとスースーして快適なんスよね。日本仕様のメルセデスやBMWだとDセグメントの車にベンチレーターなんてオプションでも選ばせてくれないからなぁ…ボルボ様ありがたやありがたやm(__)m

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せっかく鳥取来たんだから、と砂丘に到着。
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私、たぶん27年前?大学4年の夏に舞鶴〜下関をオール下道で走破した時に鳥取砂丘も寄った筈なのに何故か記憶ぜんぜん無くて(-.-;)y-~~~かみさんは初めてらしく、こりゃ寄らない訳にはイカンだろ、と。

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停めた無料駐車場の脇にある 土産物屋さんのテラスから見下ろすだけでも雄大さは感じられるのだが…
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スキー場に在るよーなゴンドラを降りると…
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そこは一面にわたる砂の世界。我が家で身近な砂丘と言えば浜松の中田島砂丘ってのがあり、そこはソコで私も好きな場所ではあるものの鳥取砂丘はやはりスケールがデカい。

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残念ながらラクダさん体験は叶わなかったので裸足になり「馬の背」と呼ばれる奥の丘陵を目指す。距離にしたら400m程らしいのですが舗装路を歩くのとはワケが違うからね。しかも窪地から丘の上へは高低差75mあるらしくヒィヒィ言いながら登りきると…そこは大海原が眼下に広がる素敵な眺望と、大量の砂まじりな海風がビュービュー吹きつける非日常が待っており「あぁ来てヨカッタな」と大満足。ここぞとばかりに写真も撮りまくったのですが、どれ見てもアノ感動は伝わらないから敢えてアップしません。正直、行く前はデカい砂場でしょ?とか侮ってましたが、鳥取に来たならこりゃ絶対に行くべきですね。若い頃の私は運転疲れのせいにして駐車場で眺めただけで知ったツモリになってたんだろーなぁ。深く反省。

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そー言えば昼ごはん食べ損ねてたので夕方4時なんて変な時間なのに満席な回転寿司に寄る。山陰の海産物を食べたいのに屋号は「北海道」…とかツマラん事は言いっこナシで。私も家内も最早いい歳だから量は食べられませんでしたが、何を食べてもウマい‼︎しかも2人で5000円位かなぁとか思ってたら3000円にも満たない御勘定…何て素晴らしいんだ鳥取‼︎すっかり気に入りました。


夕暮れ時を迎え、(たぶん)石破茂パパ肝入りの自動車専用道路を舞い戻る。佐用JCT手前30km位?な道の駅で休憩してたら運転変わろうか?って奥様が申し出てくれたので甘えさせて頂いたのですが、助手席で寝るでもなくヨタ話を愉しんでたら30分くらいで気力も回復したので再びステアリングを握る。アップダウンと適度な曲率のコーナー多めの中国自動車道を元気な時に走るのは私けっこー好きなんです。往路と違いペースを上げ、早よ帰ろぉと神戸JCT〜高槻は山の中を走る新名神経由でグイグイ距離を重ねて(蓬莱551の豚まんを買うべく大津SAだけは立ち寄りつつ)21時前には愛知県に戻って来たのだが…
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気持ちよく5気筒2.5Lターボを回し続けた因果応報と言うべきか燃料残量警告点灯(゚д゚)!いつもなら名港トリトンとかフルスロットルで駆け抜けがちな私でございますが今回ばかりは借りて来たネコの如く3車線の一番左を、更にトラック背後のスリップストリームでセコく走る。自分ひとりだったら何とか岡崎まで帰れるかな?とチャレンジしたくなるガス残量だったが、奥さまに余計な不安を抱かせるのも嫌だったので刈谷オアシスで給油しつつ帰宅。この車のパワトレ、元を辿れば30年前に850系で市場投入された旧態依然のポート噴射エンジン&100km/hで2000rpm位は回ってる燃費向きとは言い難い6速ATなんですが、フルタンクで航続距離およそ850km、約12.5km/㍑とリーズナブルな燃費で走ってくれた様だ。


そう。今回の旅は500miles a dayという
いにしえのアルシオーネSVXのキャッチコピーを
実践するかの如きグランドツーリングとなりましたとさ。
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丸一日いなかっただけなのに「パパママお帰りィィィ」と出迎えてくれる猫たち…あ〜可愛ぃナリ♡おやすみなさい(-_-)zzz





Posted at 2023/10/07 00:01:59 | コメント(7) | 日記
2023年06月18日 イイね!

力の抜け具合が丁度いい散歩グルマ

力の抜け具合が丁度いい散歩グルマメルセデスの製品としてセダン系など主力商品から乗り換えてもガッカリする事など少なく、日常生活のアシとして適度にスポーティな気持ちで向き合えるのが美点かと思います。その一方で同セグメント他車と比べ官能性や走る歓び的なモノが希薄で熱烈な愛情を呼び起こす存在かと言われると言葉に詰まってしまうのもMBらしさなのかも知れない
Posted at 2023/06/18 17:48:06 | コメント(1) | クルマレビュー
2023年06月10日 イイね!

成り行き任せに選んだ親父グルマでスミマセン(*_*)

成り行き任せに選んだ親父グルマでスミマセン(*_*)コトの発端は、父が

そろそろSLK 手放そうかなぁ…

なんて言い出した日から始まった







色番775イリジウムシルバーのR172SLK200スポーツ(名前は勇ましいケド実際はパワーシート等の装備を省き若干の軽量化されてるのがスポーティなのかも?な廉価グレードで、設定されてたのはR172最初期の1年間位だったよーな…)をコロがす父の姿は、その会社員人生の全てをクルマに捧げた壮年男性の移動手段として手前味噌ではありますが誇らしさみたいのを感じさせてくれるモノだっただけに、父からの降ります宣言?には空しさと切なさと心寂しさを抱きつつ受け止めざるを得なかったけれど…まぁ仕方ないと言えばそうなのかも知れない。



この車がウチに来たのは2012年の9月末だったから、もう10年以上も前の話となるのですが…トヨタ86でも買お~かなぁとか曰ってた父(当時64歳)の次期戦闘機選びの際、私も野次馬根性まる出しでスバルBRZのがツウっぽくてイイんじゃね?とか無責任な茶々を入れたりしてたんスけど、納期やたら長そうだの何つーか若干ヤング感が強すぎる為なのか?春先から始まった次期車選考なのにイマイチ生煮えのまま夏を迎え…そうこうしてる間に初度登録2011.8月のデモカーSLKが確か3台?Y社の某(てか私の所属する)営業本部から放出される的なインサイダー情報を伝えたところ「それ色は何がアルだぁ?」と(確か他は赤と黒だった筈だが)父は迷うことなくシルバーの奴、値段いくらだぁとサクサク話が進み…我が家にやって来たのがコレ、と言うわけでして。今だから言えるけどウチの父って何と言うか車関係に限らず文句の多いヒトだから壊れたりしたらヤダな〜とか思いつつもマァ何とかなるダロと。


そんな息子の懸念をよそにSLKは10年余り父の傍らで寄り添ってくれた。私の知る限り父は長くとも6年位でクルマ買い替えてた筈だし恐らくソレなりに気に入ってくれてたんかな?とは思いつつも、ここ数年は冷却水漏れ警告→リザーバタンク交換とかシリンダーヘッド廻りからのオイル漏れとか経年変化が進み…今後もハラくくって乗り続けるにはソレなりの出費を覚悟しなければならないのは明白なだけに…いや、恥も外聞もなく言えば愚息にSLKを維持してやれるよーな甲斐性あれば今後も我が家の一員として駐車場の片隅で踞ってて貰いたかったのだが、残念ながらそーゆー訳にもいかず…昨年の晩秋を迎える頃には、いつ別れの日が来ても大丈夫な様に




お友達が捨てそうになってたらしい初代(2005年もの)スズキLapinを…それこそペットを保護するが如く?拾ってきたりとか、SLKとの終活準備を父は着々と進めていた。






うさぎマークの車は父が近所を徘徊するゲタ代わりに最適なのは勿論、正月休みにゃ長女の運転練習用として活躍してもらったり、年式を考えたら内装も綺麗な部類だったから父も満更でもないよーな雰囲気を醸し出していたものの…このラパン、実はエアコンが全然冷えないの。A/Cガス入れりゃOKなんてモンじゃなくエバポ取っ換えレベルで(汗)


春の訪れとともに汗ばむ様な日が増えてくる頃には、流石にSLKの稼働比率も増えるだろう…と高を括っていた私でしたが、豈図らんや父ったら「オープンカー売るなら夏前だろ!」とか価格相場を気にシテル発言も有りつつ…その割にA/C効く車を買い足す的な雰囲気などサラサラ見せないから、75歳の男性が運転中に熱中症とかシャレならなくね?とか危惧しつつズルズルと5月になってしまいモヤモヤしてたのですが…




何の巡り合わせか

5年前、ブログで「コレいいよな〜」と

写真付きでチラッと書いてた

バイエルン発動機製造会社産の某車オーナー様が

4月に丸19年の車検を通したばかりなのに
(↑ご入庫担当フロント:私で(^_^.)

新車への代替商談で…我が職場に…マヂですかw




現担当の敏腕セールスは御客様のニーズを汲み
コンパクトで疾いヤツの商談をサラっとまとめ
新車の納車整備手配書メールが私のPCに入る迄
2週間も経たない内だったよーな気がする。



5月最後の週末、その新車ご納車のタイミングで
父の次期愛車候補、A/C効くか否か再確認し
その晩には訊いてみた




Q:左ハンドルだけど大丈夫よね?買う?

A:いいんじゃないか?

(完)



いゃ私、おウチ帰る途中の電車内で「おとーさん直6好きだったでしょ?JZX90クレスタ以来 四半世紀ぶりに乗らない?」だの「今後未来永劫発売されない自然吸気6気筒を実走32000km実質ワンオーナーの個体で堪能しませう」とか?いささか付け焼き刃感が否めないトークを(いちおう元セールスだしネw)脳内グルグルさせてたんスけど、その甲斐もなくテストクロージングのツモリがアッサリと終了してしまったので、そうなるとSLKの引取先決定が喫緊の課題となり翌週6月最初の休みに買取店数社を廻る。業者さんも想定内の価格をつけてくれたので父へ報告しつつ次期車の車庫証明提出を済ませ、明日はSLK…旅立ちの日なんです。









私に甲斐性あればコレとか買ってあげたかったが…
無念なり(*_*)












Posted at 2023/06/11 21:00:33 | コメント(9) | 日記

プロフィール

「大晦日AM3時に大田区の娘アパートを立ちハイエース(Ⅵ型)ギュ~詰めで富士川SAな夜明け。春から長女は地元に戻って働くのが内定しましての所業となるわけですが、深夜に2時間余りで荷物を運び出す姿はハタから観たら夜逃げ屋本舗だったかと。2Lガソリン6ATは農耕馬ぽい乗り味で微笑ましい」
何シテル?   12/31 11:05
8年間続けた家具メーカーの営業職に疲れ果てて転職する際、拾ってくれたのは「いいものだけを世界から」な輸入車販売会社でした。小学4年からCarGraphicとかオ...
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