
V36スカイラインとの出会い最終編、日本編part2になります。
あのV36と別れてからしばらく後、2014年10月より現在のV36との付き合いが始まりました。今月で調度2年が経過し、過去のV36の中では一番長く所有したことになる車です。私もやっと免許を取得することができ、念願の初スカイラインはこの車で迎える事ができました。そんな印象深いこの車との始まりを思い出していこうと思います。
出会いは突然に、一枚の写真から始まります。
2014年9月、父から送られてきた写真で「出張先で懐かしい車を見た」とコメントされていました。なるほど確かに、17インチではありますが久々に見る赤のV36スカイラインです。私もあのV36と別れて以来見るのは初めてだったので、物好きな人もいるものだなと感心してしまいました。
当時ミニカー収集でV36を見つけてふと当時を思い出すことはあるものの、別れの時ほどの後悔はもう残っておらず、実車への興味はそのままミニカーや模型作りへと転化していました。また進学して地元を離れていたので車に乗る機会も少なく、奇しくも過去(渡米前)に乗っていたR33を再現して作った
アオシマR33の影響で、卒業かバイト代がたまったらR33がいいなぁと思っていた時期でもあったのです。
当時私は模型同好会に所属しており、文化祭で父にこの作品達、とくに再現したR33について話すのを楽しみにしていました。
そして文化祭当日、自分の作品の紹介や展示見学を一通り終えて満足したところで「時間あればドライブいかないか?」と父から誘われました。内心「今更keiworksでドライブ・・・?」と不思議に思ったものです。今思えば、似たような手口に二度もはまって、私はなんてサプライズされやすい人なんだろうと思ってしまいます。
皆さんお察しの通り
この車で来ていた、というわけです。
(詳しいスペックは愛車紹介の方へどうぞ)
私としては、(冒頭の)送られてきた写真の車そのものだなんて思いもせず「いつの間に新車なんて買ってたんだ!?」とびっくりしてしまいました。父から言われて初めて、送られてきた写真のV36がディーラー中古車であること、250GTの4駆であること、そしてナンバーを変えただけの同一個体であることを知ったのです。写真が送られてきたあの時点で私はまんまと騙されていました。
ドライブということで早速山へ向かいました。懐かしいさを思い起こす反面、keiworksからの反動で「こんなに風格ある車だったか?」と圧倒されてしまいました。一般道で緩く加速していく中でもVQ25HRの秘めたポテンシャルを窺わせるように唸るEG音に、毎度の事ながらぐっとこみ上げて来る感情を必死に抑えながら、5年ぶりのV36スカイラインを体感したのです。
父を見送るときに見た丸目テールライトがいまでも印象深く記憶に刻まれています。
その後今年の春、今まで通り夏タイヤを18インチに変更
(typeS用18インチホイールはFR用で前後サイズが異なるホイールなのですが、タイヤを前後の中間サイズ235/50R18を履かせて4輪とも外径をあわせています。なので前後でタイヤの引っ張り具合が違っていたりします。)
ついにINFINITIエンブレムまでつけてしまいました。
実際にハンドルを握ってみての感想ですが、アメリカ編沿岸部ドライブで語った内容が今抱いているスカイラインへの感想といっても良いです。(当時はあんなに具体的に感想なんて持っておらず、直感的に楽しいなと思う程度でしたから)免許取立てすぐはハンドルアクセルブレーキの重さや車体の大きさに肩の力が中々抜けず車のほうに乗せられていたばかりですが、今ではむしろその味付けこそスカイラインの良さであり魅力がだんだんと見えてくるようになってきました。ある意味、乗るたびに発見があるともいえます。
今度のスカイラインは長く続いていますし、これからも大事にしていって欲しいです。こんなにもV36に魅せられた私ですが、個人的にはまだR33への未練が消えきっておらず、しばらくはR33オーナーを目指しこれから励んでいくつもりです。
長くなりましたがここまで読んでくださった皆様、ありがとうございます。また何時の日かV36を語れる時がくれば嬉しいですね。 それではまた!
Posted at 2016/10/31 16:01:54 | |
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