
信州・白骨温泉と奥飛騨温泉郷にある新穂高温泉にV40CCで旅行して来ました。納車後一年目にしてスタッドレスタイヤを装着しましたので、試走も兼ねて雪道をAWDで走って来ました。少し写真が多いですがUPします。
大阪を午前8時に出発し、名神一宮JCから東海北陸道に入りました。行く前の計画では関ヶ原や美濃加茂以北の積雪を考慮して東海北陸道のひるがの高原SAで昼食を考えていたのですが、高速道の路面は濡れてはいるものの除雪もしっかりしていて普通に走れましたので、意外と早くひるがの高原まで到着しました。そのためさらに北進し飛騨清見ICまで行き、そこから高山道路を通り高山市街まで行きました。さすがに時刻は午後1時頃になりましたが、ここで昼食を取ることにしました。

<板蔵ラーメンにて>
国道158号線沿いにある飛騨高山板蔵ラーメンに入りました。このお店に入るのは2回目です。

<ラーメンセット>
ここのラーメンの麺は結構細い部類に入ります。外が寒いので温まります。ここは見学出来る工場に連結しています。団体バスツアーが到着すると試食もあるのですが、今日は準備中でした。

<石原裕次郎コーナー>
なぜかお店と工場の間に裕次郎さんのコーナーがあります。懐かしい西部警察。ガルウィングの日産シルビアに憧れました。お店のBGMはもちろん裕次郎さんの曲が流れています。前回なかった高倉健さんの写真も飾ってありました。
食後は平湯トンネルを抜け、今日の宿泊先である白骨温泉を目指します。国道158号線からナビの指示に反して2-3年前に白骨温泉までの県道が整備されましたので、その道を通ります。県道の大半は落石防止の半トンネル状になっていますので、雪の心配もなく快適に進めます。ですが、トンネルではないところは除雪はされているものの雪が一部残っていますし、急な上り坂もありますので、それなりの装備は必要になります。

<白骨温泉バスセンター前>
午後3時頃にバスセンター前に到着しました。10年ほど前まで信州に住んでいましたが、白骨温泉に来るのは初めてです。事前に調べた見どころマップに載っている竜神の滝や噴湯丘などを散策しようと思っていましたが、雪で埋まっていたり、歩いていくには坂が危険だったりしましたので、断念して少し早いですが旅館にチェックインすることにしました。

<白骨温泉に到着した時のクルマの汚れ具合>
今日は雪は降っていませんでしたが、融雪剤で溶けた雪道を走りましたので、ドロドロです。タイヤハウスに付いている雪は、落としておかないと、このまま朝を迎えるとカチンコチンに凍ってしまい、ハンドルが切れない状態になってしまう恐れがありますので、注意が必要です。

<白骨温泉の旅館のロビー>
今回の宿泊は勤務先が提携しているJTBのネットから予約しました。老舗旅館ですが設備が新しく思っていたより良い旅館でした。

<大浴場まで別のエレベータで行きます>
午後3時過ぎにチェックインしましたので、夕食まで時間があるので、ゆっくりと白濁湯を楽しみました。ツアー客も到着する前でしたので、お風呂もガラガラでした。

<夕食>
私のブログにしては料理の写真をアップするのは珍しいですが、みかりんさんの旅ブログを参考にしてアップします。ですが文章力や料理に対する書き込みは苦手ですのでご容赦を。事前に選べるあったか鍋プランでしたので、鴨鍋をチョイスしました。種類や量も多く、お腹がいっぱいになりました。食前酒以外に白ワインを飲みました。cosmoskさん、安曇野のワインでした。

<2日目の朝、客室からの風景>
晩の間に雪が降ったようで積もっています。道路は午前7時頃から除雪車が稼働していました。朝の天気は良いようです。

<白骨温泉での朝食>
朝食も量が多いです。普段はこんなに食べません。ご飯は白ご飯とお粥が選べましたので、お粥にしました。頼めば両方お代り出来ますが、一膳でお腹いっぱいです。

<客室から>
太陽が当たっているため、つららが成長しています。

<白骨温泉バスセンター前にて>
午前10時頃にチェックアウトしました。昨日より道路に雪が残っています。気温も氷点下5℃ですので、慎重に坂を下っていきます。

<国道471号線にて>
再び安房トンネルを通り、平湯から2泊目の奥飛騨温泉を目指します。国道は除雪がしっかりしています。

<新穂高第1ロープウェイ>
道中にクマ牧場とかありましたが、今回は行かずに、寒い中ですが、まだ行ったことがない新穂高ロープウェイに乗ってみることにしました。新穂高ロープウェイは北アルプスの西穂高岳2909mに敷設されているロープウェイで、第1ロープウェイが標高1305mまで、そこから標高2156mまでが日本初の二階建てロープウェイで登っていけます。

<新穂高第2ロープウェイ>
第2ロープウェイからは見える光景がガラッと厳しい冬山へと変わります。ちょうど中間時点で下ってくるロープウェイとすれ違う所です。第1ロープウェイの所要時間は約4分、第2ロープウェイは約7分です。待ち時間なども含めても駐車場から30分以内で標高2156mまで行くことが出来ます。

<ロープウェイ西穂高口駅展望台から>
この日はマイナス14℃です。北海道に比べれば、まだ極寒とは言えないかも知れませんが、真っ白な世界です。

<同じく展望台から>
この日は時々、晴れ間も射しましたが、残念ながら北アルプスの全景は見ることは出来ませんでした。

<通年集配可能な日本最高所の郵便ポスト>
masazumiさん、郵便ポストがありました。写真を撮っただけで郵便は出していません。この駅では携帯も使えました。

<ロープウェイ乗り場の駐車場>
山に登っている間に駐車場の除雪がされていました。ここでも標高は1117mです。

<昼食の天ぷらそば>
駐車場のある第1ロープウェイ新穂高温泉口駅のレストランで昼食を取りました。寒いのであったまります。

<奥飛騨おもちゃ博物館駐車場にて>
新穂高ロープウェイをあとにして、数キロ離れたおもちゃ博物館を訪れました。駐車場空いています。

<おもちゃ博物館>
休館でした。残念。

<足湯(足洗いの湯)>
数百メートル行ったところに足湯があったので入ってみました。すぐ近くに源泉があり湯気が出たポンプ場みたいなものもあります。各旅館への配管でしょうか。黒いゴム管が何本も出ています。足湯も出口のところでは火傷しそうなぐらいの湯温です。

<北アルプス大橋へつづく道にて>
足湯の場所から北アルプス大橋を経由して旅館を目指すことにしました。ここから先は除雪はされていないようです。

<鍋平園地駐車場にて>
北アルプス大橋の欄干は雪で埋まっていて、両サイド何も見えませんでした。橋を渡りきったところに公園でしょうか。駐車場があったので止めてみましたが、辺り何もありません。

<鍋平園地駐車場出たところ>

<ヒルディセントコントロール>
国道へ出るまで、下りの坂があったのでヒルディセントコントロールを試してみました。3速から2速、1速とギアダウンしていき、1速に入れたときには、まだ時速25キロぐらい出ていましたが、そこでヒルディセントコントロールをオンにしたところ、時速10キロまで制動がかかり、時速10キロのまま、ノロノロと坂を下って行きました。今回は新雪の上でしたが、結構坂がきついアイスバーン状態でしたら、有効な機能と思いました。
スタッドレスタイヤはダンロップのWINTER MAXXで、サイズは純正と同じ225/50R17です。サイドウォールが柔らかく、オンロードの高速でレーンチェンジすると多少グニャッとします。なので空気圧を少々高めにしました。以前履いていたミシュラン ドライスはオンでもしっかりしていました。さて今回の雪道ですが、上り坂も含めて前進はAWDのため、なんの問題もありませんでしたが、コーナーでのグリップは、これも以前履いていたドライスや横浜アイスガード、ブリジストンのブリザックと比較して、限界が早い気がします。同じ車体、同じ雪質で試した訳ではありませんので、あくまで感覚的に相対しての感じですが。。。AWDを過信せずに、安全走行するには良いかも知れません。

<新穂高温泉の旅館ロビー>
2泊目の新穂高の旅館です。ここも思っていたより立派な旅館です。またもや午後3時と早いチェックインになりました。

<旅館の湯巡りバス>
提携旅館が、山の上にあるらしく、そこの露天風呂まで、このバスで送ってくれると言うことですので、乗って露天風呂に行ってみることにしました。

<露天風呂まで降りるケーブルカー>
露天風呂まで小さなケーブルカーみたいな乗り物で下ります。日本一短い鉄道と書かれてあります。

<夕食>
お風呂から上がった後、夕食です。ここも料理の品数と量がたくさんあります。飛騨牛のステーキもあり、柔らかくて美味しかったです。

<翌朝の朝食>
こちらも朝食は白ご飯とお粥が選べました。これは茄や玉ねぎなどの味噌焼きです。

<白川郷であい橋>
旅館チェックアウト後、まっすぐ大阪へ帰る予定でしたが、まだ時間があったので、少し遠回りになりますが、行ったことがない白川郷の合掌集落へ行くことにしました。

<合掌村にて>
太陽が出ていましたので、屋根の雪が落ちているところがあります。

やはり雪の合掌集落は見ごたえがあります。世界遺産なので観光客も多いです。半分近くは外国の方です。

お腹が空いてきました。

<昼食のカレーライス>
合掌村内の古民家のレストランで飛騨牛のカレーライスにしました。カレーライスにしては器が変わっています。

<北陸道賎ヶ岳SAにて>
白川郷を出て、来た道を帰らずに少し遠回りですが、小矢部JCまで北上し北陸経由で帰宅しました。Nyonyoさんの地元を素通りしました。夕方、賎ヶ岳SAで夕食にしましたが、食べている間に雪が積もりました。午後8時頃に帰宅しました。今回の2泊3日の旅はざっと約800キロの行程でした。久し振りに雪道(帰りの高速も含めて)を走りましたので、少し疲れました。