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V40CCのタイヤとオイル交換を待っている間に、XC90 T6 AWD R-Designを試乗してきました。ボディカラーはR-Design専用色のバースティングブルーメタリックです。V40CCと比べると車体の大きさが遥かに大きいですが、それ以外に操作性や最新機能がさらに進化しています。全部は試していませんが、いくつか色々といじくってみました。

エンジンはT6と名が付いていますが、2リッターのインタークーラー付ターボチャージャーDOHC水冷直列4気筒の320PSです。アイドリングでは、車内でもエンジン音が聞こえてきます。出足は2トンボディではありますが、まぁまぁそこそこのスピードで加速していきます。でも思ったほどは速くはありませんでした。やっぱりボディが重たいのかな。このエンジンでV40だと速いのでしょうが。

踏み込んでやると、4気筒の音がします。当たり前ですが、普段乗っている5気筒とは違いますね。このR－Designは乗り心地が良いです。変な突き上げもなく、コツコツとした乗り味です。タイヤは275/35R22と言うボルボにしては今までにない大きなホイールと扁平率ですが、このXC90からダブルウィッシュボーンサスとリアのリーフスプリングが効果を利かせています。

アイドリングストップからのエンジン始動が、V40CCと少し異なっていて、乗り始めて少し違和感を感じました。V40CCではブレーキを緩めた瞬間からエンジンが掛かりますが、XC90ではブレーキを放してもサイドブレーキが掛かったままでエンジンは始動しません。アクセルを踏んでから始動します。なのでV40と同じ操作をしていると、一瞬ちょっと間があります。ですが、信号待ちなどで止まった時はブレーキを踏み続けていなくてもよくブレーキから足を放しておいて、青になったらアクセルを踏めばいいので慣れればこちらの方が出だしは速いかも知れません。MBのブレーキホールド機能のようですね。



シートはR-Design専用のスポーツシートでしたが、太ももの部分にサポートがせり出して来たり豪華なシートでした。上級のクラスにはマッサージ機能もあるようですね。リアゲートは電動でしたが、ダッシュボードの扉も電動でした。360度ビューカメラとか試しましたが、まだちょっと慣れませんでした。ゆとりある室内で長距離での高速ドライブとかは快適そうです。