iZONE (GPSによる電源コントロール機器)の取り付け
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
自宅以外の場所での駐車中に複数のドラレコで常時録画を行っているため、外部バッテリー(iCELL B12A)を取り付けていますが、場所が自宅(駐車監視不要)かどうかの切り替えは手動のスイッチで運用しています。
ドラレコ用 外部バッテリー(iCELL-B12A)の導入
https://minkara.carview.co.jp/userid/2711208/car/2811891/6435637/note.aspx
これを自動化するため、iZONE (GPSによる電源コントロール機器)を取り付けました。
本製品はGPSで自宅かどうかを判別し、ドラレコの電源を自動で制御してくれます。
もちろん自宅以外であっても、地点を登録(最大50地点)することで、駐車中のドラレコの電源を自動的にOFFに出来ます。(登録地点の半径 約20m以内が有効範囲とのことです。)
詳細は、LaBoon!!さんのサイト(
https://car-accessory-news.com/izone/)でご確認ください。
実は2カ月ほど前(7月下旬)に取り付けたものの、私のフォレスターと相性が悪く、なかなか正常に動作しませんでしたが、対策をしたことでやっと最近、正常に動作するようになりました。
そのため、写真が新旧混在していますのでご了承願います。
2
iZONEを取り付けた当初、正常に動作しないことが頻発したため、試行錯誤した結果、以下の対策を実施しました。
・iZONEのACC電源の接続先を、運転席右側ヒューズボックスのNo.4 AUDIO&NAVI(15A)にしました。
私のフォレスターでは、ACC電源の接続先によって、正常に動作する頻度が変わります。
No.4への接続が、一番安定した動作をします。
・ACC電源とiZONEの間に遅延リレーを取り付けました。(約4秒の遅延に設定)
エンジン始動時の何らかの要因により正常に動作しないようなので、エンジン始動完了後にiZONEへ電源がいくようにしました。
3
配線イメージ図です。
(通常、遅延リレーを取り付ける必要はありません。)
自宅かどうかの切り替えが自動となるため、本来スイッチの設置は不要なのですが、外部バッテリーを導入しているので、ディーラー等に車を預けた際の車載バッテリーの上がりを防止するため、2極双投のスイッチを取り付けました。
2極双投のスイッチを切り替えることで、エンジンOFFでACCがONのまま整備作業をされても、車載バッテリーが上がる心配は殆んどありません。
4
配線イメージ図の通り「住友電装 090型 非防水 5極 TS カプラー」を使用して、2極双投スイッチのハーネスを製作します。(写真左上と右)
写真左下のハーネスは、iCELL-B12Aを取り付けた時に製作したものを流用します。
(ACCの接続先を途中で変更したため、低背ヒューズ部分を15Aへ変更しています。写真は変更する前の20Aの状態です。)
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GPSアンテナは、車内に露出しないように、運転席側のツイーターカバーの中に設置します。
Aピラーの内張を手前に引っ張り、クリップ2箇所をひねって外してから内張を外し、次にツイーターカバーを上方に引き上げて外します。
ツイーターカバーの爪が一箇所(赤丸)どうしても邪魔になるため、切り取ります。
また、配線を通すため、側面の一部を切り取ります。(青丸)
なお、iZONEのLEDが眩しいため、スモークフィルムを重ね貼りして照度を落としています。
6
スイッチは、ステアリング右下のパネルに取り付けます。
今回のスイッチは12.5mmの穴に取り付けるようになっていますが、以前に別のスイッチのために20mmの穴を開けてしまっているので、厚さ3mmのパネルで隙間を埋めました。
また、防水キャップが直径約22mmなので、ぎりぎりスイッチをパネルに固定できました。
配線を通すため、以前にヤスリで削ったセンタートレイのヘコミを拡大します。(赤丸)
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iZONE本体は、センタートレイに設置しました。
これで、煩わしいスイッチ操作から解放されてとても便利になりました。
GPSの測位精度も、今のところ問題ありません。
唯一の難点は、運転中、緑色のLEDが常時点滅するため、スモークフィルムを重ね貼りして照度は落としていますが、若干気になります。点滅ではなく点灯であれば完璧なんですけどね。
8
「iZONE」「2極双投スイッチ」「ACC電源」「iCELL」の相関関係を一覧表にしましたので、参考にしてください。
注意点としては、エンジンを始動後(ACCをON)、GPSの測位完了まで数秒かかるので、測位完了前にエンジンをOFF(ACCをOFF)にすると、登録地点(自宅等)でも登録地点であると認識されず、当然ながらドラレコは稼働(常時録画)状態のままとなります。
なお、お約束にはなりますが、本整備手帳を参考に作業される場合は自己責任でお願いします。
年式やグレードで配線の色やピンアサイン等が本整備手帳と異なる場合がありますので、必ず検電テスター等で確認してから配線接続することをお勧めします。
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