サウンドアンサーバックの取り付け
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
ロック・アンロック時にアンサーバックのサウンドが純正でも鳴りますが、今回、遊び心で社外品のサウンドにしてみました。
購入したのは、コムエンタープライズのスーパーサウンドアンサーバックキット【SUPER BACKMAN-S】 Ver7.2 ハリウッドサイレンです。
名前の通り映画のワンシーンで、車をロック(アンロック)したときに鳴る、あの音です。
各メーカーからいろいろなモノが販売されていますが、信頼性とコスパでコムエンタープライズさんの製品を選びました。
2
配線イメージ図です。
いつもの通り純正配線を切断したり傷つけたりせずに取り付けましたが、ヒューズボックスに接続されているカプラーに適合するカプラーを見つけられなかったため、いつもとは違う方法で取り付けました。
主に準備した部品は以下の通りです。
・矢崎総業 090Ⅱ 非防水 1極 カプラー(オス・メス・端子)
・住友電装 090 TS 防水 2極 カプラー(オス・メス・端子・ワイヤーシール)
・配線コード AVSS 2.0sq
エンジンルームから室内へ配線を2本引き込みます。
(私は2本引き込みましたが、常時電源を車内で取るように変更することで、サイレンへ接続する配線1本だけを引き込めば取り付けは可能です。)
過去にリヤドアへオートウィンドウキットを取り付けた時に、予備として配線を2本余分に引き込んでいるので、今回これを利用します。
配線の引き込み方は、整備手帳「オートウィンドウキットの取り付け」を参照してください。
https://minkara.carview.co.jp/userid/2711208/car/2811891/5955875/4/note.aspx#title 3
矢崎総業 090Ⅱ 非防水 1極 カプラーを使用して、中継ハーネスを2本作成します。
4
ロック線とアンロック線に、キットの配線を接続します。
①(上段左)運転席右側のヒューズボックスに刺さっている8極カプラー6番の薄緑線がロック線、12極カプラー3番の赤線がアンロック線です。
②(上段右)端子抜き工具を使用して、メス端子ごと薄緑線1本と赤線1本を、カプラーからメス端子ごと抜き取ります。(赤丸)
③(下段左)抜いたメス端子を空の1極メスカプラーに差し込みます。(青丸)
④(下段右)自作したハーネスの1極オスカプラーと、ロック・アンロック線の1極メスカプラーを接続後、自作した中継ハーネスの剥き出しのメス端子を、純正のメス端子を抜いて空いたカプラー部分に差し込みます。
適合するカプラーがあればこんな面倒な作業をせずに済んだのですが、今回は見つけることが出来ませんでした。
5
端子を抜く時にイメージしやすいように、イラストを載せておきます。
090サイズの端子は大きいので、比較的 抜きやすいです。
6
このハリウッドサイレンは、音量が2種類あります。
黒単色のループ線を切断すると音量が大きくなります。
住友電装の防水カプラーを使用して、いつでも音量を変更出来るようにしました。
(上段左)黒単色線を切断後、オスカプラーを取り付けた状態
(上段中央)配線を繋げたメスカプラーを接続した状態(音量:小)
(上段右)ダミー栓を挿入したメスカプラーを接続した状態(音量:大)
7
サイレンは写真の場所にステンレスの金具を利用して設置しました。
サイレンはそこそこ大きいため、設置可能場所は限られると思います。
また、サイレン自身は防水ではないため、下向きに取り付けるよう説明書に記載があります。
このままですと純正サウンドと混ざってしまうので、純正サウンドは音量を最小の「1」にしました。
純正の音量は、ディーラーでないと変更できません。
音量「なし」にしなかったのは、このキットのサウンドを鳴らさずにロック・アンロックするときでも、小さなサウンドは鳴って欲しかったからです。
キットのサウンドを鳴らさずロックする場合は、一旦アンロック操作後にロックします。アンロックする場合は、一旦ロック操作後にアンロックすることで、このキットのサウンドを鳴らさずに、ロック・アンロックすることが出来ます。
全て純正のアクセスキーで操作してください。
(この場合、純正サウンドは小さく鳴ります。)
ご参考までですが、純正のアンサーバックの音量を下げても、パワーリヤゲート開閉時などの警告音は今まで通りの音量で、音量は下がりません。
8
コントローラー本体は、フットレスト上にある金属製のボックスに貼り付け、設定スイッチは、ボンネットオープナーレバーの横に取り付けました。
初期設定されている3種類のサウンドはどれも音量があまり大きくありませんが、自分でカスタマイズすることで音量が大きなサウンドに変更することも可能です。
ただし、サウンドを変更する操作をする度にアンサーバックの音が響くため、近所迷惑にならない場所に車を移動させてから操作することをお勧めします。
なお、お約束にはなりますが、本整備手帳を参考に作業される場合は自己責任でお願いします。
年式やグレードで配線の色やピンアサイン等が本整備手帳と異なる場合がありますので、必ず検電テスター等で確認してから配線接続することをお勧めします。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連コンテンツ( サイレン の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク