購入2015年…この車離れの時代にわざわざこんな車を買ったかということですが。
スカイラインを知ったのは13年ほど前。小学校低学年の頃。セガサターンソフトの『首都高バトル'97』だったと思います。
土屋圭一氏と坂東正明氏の監修(?)…というか専ら出演?というゲーム。土屋圭一氏といえばタレント性の高い有名レースドライバーで、ドリフトキングとも呼ばれていますね。
このゲームは車の挙動を作り込んだゲームではなく、首都高を3Dポリゴン車で走れる!というところをとりあえず達成した作りなのかなと思います。えげつなくフルチューンされた車がドラッグマシンのように加速し、300キロの速度で首都高をドリフトして曲がっていく…。
一応設定としては、ドリキン土屋氏とバトルするために首都高のライバルたちを下し、全て倒したら最後に土屋氏とバトルできる…というもの。土屋氏って首都高を250キロとかでドリフトしながら駆け抜ける系の人だっけ。
そんなゲームですが、ライバルを倒すごとに乗れる車が増えていく仕組みになっていて。はじめはNAロードスター、86レビン、EG6シビックの三種。次に13シルビア、180SX、SW系MR2。(一応オープニングでメインを張って出てくるのは14シルビアなのですが…)
さらにGTO、Z32、FD型RX7ときて、最後のグループがNSX、80スープラ、33GTR。
なんか良いですよね、一番最後に構えたブラックの速そうな車。子供心に一番速いんだろうなぁって思うわけです。何という名前の車かは知らないなりに、記憶に残っていました。
同じ頃、おそらくリアルタイムでイニシャルDの2〜3期が放映されていました。その頃のGTRといえば中里32。とりあえずその劇中で印象的な丸テールとRエンブレム、GTRという名前が焼付くのですね。
次に出くわすのがPS2発売。わりと初期の頃に発売されたソフトが『アウトモデリスタ』。かなり凝ったエアロカスタマイズなんかが出来る画期的なレースゲームでした。その時に一番速かったのが34GTR。
さらにその頃、映画ワイルドスピードX2。結局劇中で一番鮮明に記憶に残るのはシルバーの34GTRじゃないでしょうか。子供時代のうちに、結構『GTR(≠スカイライン)』の印象づけが成されていったんですね。速い車ではあるけれど、それ以上になんか印象的で特別なポジションの車。
高校時代、眠れない時にD1GPのビデオを見ていました。上野氏の30ソアラ、熊久保氏の33ローレルなど、特に快音を響かせる車がお気に入りでした。良い音の車は全て直列6気筒エンジンの車両で、スカイラインもそうであることは理解していました。しかし直列6気筒はいろいろな理由により今後新たに作られるとはあまり思えず、あの快音は現品限りであると理解。この頃はスカイライン信者というよりは直列6気筒信者でした。
ソアラ、アリスト、スカイライン、ローレル…そんな車種群はもれなくグランドツアラー(比較的高級快適志向)で、そんなツアラーのどれかに乗りたいと思うようになりました。
大学へ入り、本当に単純にアシとして原付トゥディを購入。もともと自転車の頃から遠出するタイプだったため、新たな乗り物の登場により1日最大200キロの旅をするようになり…。
ツアラー志向、2人乗りの便利さなどから1年後にPCXへ乗り換え。リッター50走るという超高燃費マシンで、90キロ走行までは快適に巡航できるという125ccと思えぬハイギアード。何よりありがたいことに、維持費がタダ同然なのでお金が貯まるのですね。お金を貯めたい人はPCXオススメです。新車で30万しますが。バイク屋さんの社長が9万円ぐらい値引きしてくれたため、何とか買えました。
その頃はバンドマンをしていましたが、いろいろと夢半ばで折れてしまい、しばらく休むことに。なんやかんや付き合いのあった自動車部の先輩の作業を時々手伝っていました。ER34乗りの先輩が夜10時頃にレインホースをハンマーで叩いたり、万力で曲げようとしていたり…。それを少し手伝ったら、ちょっとした夜のドライブに連れてってくれました。何処へとは言いませんが。RB25DETエンジンのブーストアップ仕様のフル加速に終始圧倒されましたね。アクセルターンもこの時初めて見ました。
それから半年ほど経って、自動車部の先輩は卒業引退。1人しかいないサークルだったため引き継ぐことに。その頃最後の作業ということで、先輩がRB26換装をしていました。ECR33(RB26改)を丸ごとドナーにしての作業だったので、そのおこぼれパーツを貰って売って、楽器類の転売と合わせて短期で26万円の貯蓄に成功。
私はこの頃33派…というかどっちにしても33以外買えなかったですけれども。大好きなR33が不人気で良かったなぁと感謝しつつ。先輩と同じRB25DETエンジンのMTの2ドアのR33を探しました。これが意外と出物がない。PCXで日帰り鹿児島まで探しに行ったりしましたが、33スカイライン自体滅多に中古屋に並んでない…。

行き道の…無計画に走ってたのでココが何処だか知りません。綺麗な道でした。

帰りの桜島です。既に肩がバキバキに痛いです。
半年ぐらい経って、何故かヤフオクに33スカイラインがボコボコ出てきました。ある時とない時のムラがあるのですね。それで隣県にある33スカイラインを20万円で落札し…。
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2016/11/22 17:19:12