私は幼い時からコピー魔です。技術を身につけるの大好き。何にでも興味を持ちます。

それが料理でも。
パスタってそんなに失敗する類の料理かなぁとは思いつつも、世の中にはとんでもないパスタを作る人が結構多い気がします。
パスタぐらいでその人の人間としてのなにがとやかくという事ではなく、おそらく料理への得意不得意の範疇のお話なのでしょう。
小さい時から味覚は良かったようです。時々食卓に不味いものが出させる事があっても、どんな味を足せばリカバリー出来るか…という閃きは鋭かったです。味の分析が無意識に出来ているようです。日頃から料理の味を結構素材に分けて味わっている気はします。
スカイラインはよく食べる子です。リッター5とか平気で出します。しかもハイオク。だから人間の側は節約しています。
パスタというのは良いものです。パスタというのは500g100円程度で売っているものです。生活圏に一件はそういうお店があるかと思います。私は1キロ198円税込でまとめ買いしています。
パスタの麺は1ミリちょっとの太さの細麺系、2ミリ近い太麺系がありますね。1.5ぐらいを境に分けています。太さは必ず書いてあります。細麺は茹でが早くて伸びやすい。太麺は茹でが遅くて伸びにくい、もちもちしているのが特徴。私は太麺派です。
パスタ作りは簡単です。鍋で湯を沸騰させて麺をぶち込み、書いてある時間だけ待って麺を取り出すだけ。ザルを使う人が多いですが、なんなら別に箸とかですくってさらに直接移すだけでも良いのです。パスタって湯切り不要です。
塩を入れるとか入れないとか言いますが、私は別にどちらでも良いと思います。入れたほうが茹で上がりの具合が良いのは浸透圧とかグルテンの関係でしょうか。入れても損はない気はします。
ただし入れすぎるとリカバリー不能です。麺にしみた強烈な塩分は落とせません。他人が茹でたパスタで苦労しました。そうそうな量では気づきもしないのが普通なので、相当な量入れたんじゃないでしょうか。
茹で方としてはテフロン加工フライパンにフタなし茹でがオススメです。フタをしなければ高温で茹でてもあまり泡を吹いたりしません。イマイチな温度で泡立ちを警戒して茹でたり、水を投入して泡を抑えたりすると、水温低下はかなり茹で上がりに悪影響ですし。テフロンの理由は後述。
パスタ麺を茹でて、その上にレトルトパックのソースだけかける人が多いと思います。ただパスタを作る段階でフライパンを汚してるなら、洗い物を増やさずにもう一手間、簡単なのを増やしたいところ。
パスタを取り出したうちに茹で汁を捨ててフライパンを軽くすすぎます。そしてキッチンペーパーなどで水気を軽めに拭いて、炒めモードに入ります。
パスタソースの種類にもよりますが…サラダ油などをフライパンに敷きます。塗るよりは少し多いぐらいの量を敷きます。ここでゴマ油を使っても香りがすごくいいですし、少し相性もありますがオリーブオイルを使っても良いです。デフオイルとかはダメです。
料理に不慣れな人は、油に熱が入る前にソースを入れたほうが怪我が少ないです。熱い油に水分になる時があるので。特に豚肉とかは油が跳ねます。怖い人はディスクグラインダー使用時とか溶接時と同じ装備で挑むと安全です。
とりあえず油を敷いて、パスタソースの中身を熱するのです。揚げと焼きを合わせたような味わいを加えます。あまり混ぜすぎずに少し待つと良い感じの焦げ目がついたりして美味しいです。パスタソースのドロみも変わってくると思います。良い香りもします。
好きなタイミングで麺を投入します。焦げ目をつけたりしつつ炒めたら完成です。
炒めパスタにするときは、麺の茹で具合が少々下手でもそこそこ誤魔化せます。麺を茹で過ぎた時とか食べるのが苦痛になりそうな時は、カバーする手段として炒めパスタに切り替えると良いです。
トマトパスタの作り方ですが。これは良いものですよ。かなり多めの1人前を作ったとしても、1食あたり50円ぐらいかな?
パスタコーナーによくあるカットトマトの缶を使います。よく似たホールトマトの缶もありますが、そっちは少しクセがある味になります。大抵400gで100円ぐらいの缶ですが、安ければ60円ぐらいで買えることも。一食あたり半分あれば十分です。残った分はラップと輪ゴムでフタをして冷蔵庫で2〜3日は大丈夫かな?
トマト缶パスタは炒めずに作ろうとすると激マズです。さっきのパスタソースの要領で、少し多めにトマトを炒めます。味とか一切付いていないので、基本的に塩コショウで味付けします。麺を投入してから麺と絡めて、そこから塩コショウ混ぜて試食して…を何度も繰り返せば失敗しないと思います。入れすぎなければ大丈夫。不慣れは手数で補うというのは人生と同じです。不慣れで横着をする人は嫌われます。
お吸い物の粉を一袋ぐらいさっと入れても味が良くなります。ワカメスープみたいなスープの粉を入れてもアリです。その辺は独自に開拓してみると良いです。お茶漬けの粉も少し加えたりすると、アラレがとても美味しいですよ。パスタにおける味の濃さの過不足は塩分なので、基本は塩で調整してください。
…と、作ったことない人向けのパスタ談。初めてつくる料理の中ではかなり楽な部類です。片付けも準備も少ないですし、揃えるものも少ない。
ものすごく安いので、浮いた食費を他に回せます。割と気軽に友人にも振るまえます。作業などを手伝ってくれたお礼に外食を奢るぐらいなら、自分で作って振舞った方が遥かに負担が少ないです。ただし後輩など目下を相手にする時、メシマズな人だったら相当なハラスメントになりますが。
美味しくて安いので、ちゃんと食べる習慣がつきます。健康的な体重になりますね。良くも悪くも。健康的な体重では少し見た目の印象が若く元気そうになるので、却って良い印象になるかなぁ。
他にもオリジナルレシピの秘伝パスタをたくさん持っていますが…それはお会いした人にのみ秘密で振舞います。
パスタはほんの一例ですが、料理は本当に面白いです。調理師免許を取ってみたいなぁと思う今日この頃。多趣味のなかの一例でした。
ガレージで仲間と煤まみれて作業をして、作業が終わったらラフなごはんを作ってみんなで食べる…というのは風情があって良いですね。なんとなくワイルドスピード的なロマンでしょうか。ファミリーとか言い出すのも少し分かる気がします。
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2016/12/20 07:41:42