2017年06月03日
計画の整理
です。
やるべきことが多くなりすぎたので、改めてリストアップすることで分かりやすくします。
1.GTRフロント化
燃費の悪いスカイライン。軽量化は非常に魅力です。
軽量化といえば、FRP。繊維強化樹脂。
わたしはFRPの部品があまり好きではないです。カーボンFRPも含みます。
なんかこう…めんどくさいのです。
取り付けの段階から、表面処理がよろしくないものが多いです。表面はゲルコートという…たまごの殻みたいな塗料で仕上げてあるのですけれど、それを綺麗な面に研磨するところから始まります。
FRP部品は結構樹脂痩せがあって、表面にガラス繊維のボサボサが浮いてきます。そうでないFRP部品を見ると、相当な板金の苦労があったのだろうなぁと想像します。わたしは自分で塗るので…気が重いです。
それから…取り付けにあたって、結構形も違います。浮いてたり、寸法が違ったり。その辺は修正する前提の商品なので、またまた気が重い。
そしてFRPボンネット。弱いです。走ってると歪んで、なんだか少しずつ浮き上がってきます。めちゃくちゃ怖いです。
だからFRPボンネットには実質的にボンネットピンが必須なのですが…ボンネットもピンも、結構な値段のものを買わないと苦労します。
ボンネットがスマートに閉まらない、開かない、ボンネットピンがうまく稼働しない、ボンネットピンのネジが錆びて腐る、ボンネットの付け根のボルトが空転する…など。
エンジンルームまで含めたドレスアップをするとなると、スマートに開け閉めできないボンネットは使えません。
フェンダーやバンパーとなると接合部が弱くて割れやすく、やや繊細です。直しても割れグセがついてしまうので、どうも気を使います。
そういう整備性の問題からFRPを遠ざけてきたのですけれど、R33には純正アルミパーツがあります。GTRです。
特にGTRルックに拘りはないのですけれど、ボンネットからフェンダーまでアルミ製になるというのは魅力です。
ただし、GTRとGTS系は、似ているようで結構形状が違います。
デザインは同じようで、寸法が違います。
GTRはロングノーズです。バンパーが長いというより、鼻先全体が前進しています。
ヘッドライトが1〜2センチ前に出て、ボンネットもフェンダーも前へ延長。バンパーもグリルも別形状です。このあたりGTSとの加工流用こそ可能ですが、無加工で互換のあるパーツは1つもありません。
だから、GTRフェイスには…大物ではバンパー、フェンダー左右、ボンネット、グリル、ヘッドライトが必要になります。その他細々としたものも併せて、全部集めてから一気に取り付けになります。
現段階でボンネットは入手しています。まあまあ軽いですし、作りの丁寧さが素晴らしい。純正が一番作りが良いです。
2.リアフェンダー
一般的に、車のリアフェンダーは取り外し不可です。MRSなど、ごく一部の車は脱着できるそうですが。
そのあたりの部分をリアクオーターと呼びますが、リアクオーターは継ぎ目もないままに屋根やらサイドやらへと繋がっています。もし事故で凹ませたら?
リアフェンダーというのは交換ができないため、作業は大変です。それにボディそのものなので、加工によるリスクも大きいです。
戻せないため、車体そのものの価値や性能に繋がります。
雑な作業をやると、リアのクオーターあたりは簡単に腐ってきます。どうせその辺の事後処理も私なので、あとで二度手間になるぐらいなら事前計画に時間を掛けます。
GTSとGTRのリアフェンダーは、デザインの方向性としては同じです。
でもGTRフェンダーは、両側合わせて60ミリ近くワイドです。よく見比べると結構膨らませた形をしています。
そのふっくらしたデザインがモチみたいで可愛いので、GTRフェンダーにしたいなぁと思うのです。
ところがGTRフェンダーもGTRから取り外せないので、廃車から切り取って溶接するしかないですね。一応新品もありますけど、高額です。
こういう場合、社外製のFRPリアフェンダーを貼るのが一般的です。既存のリアフェンダーをベースに、フェンダーを上貼りします。それなら比較的安く入手できます。
ただ、貼るだけでは取り付けできません。元々のフェンダーを大幅に加工しなければならないため、結局大抵は車体加工です。
GTRっぽい形状と思しき社外リアフェンダーが最近売り出されています。それが気になっています。
ただ…リアフェンダーの加工をするなら、もうちょっと程度の悪いスカイラインでやりたいなぁとも思うので、その辺も悩み。
3、サージタンク計画
溶接の見積もりなどについて検討中…
4、ホイール計画
入手したホイールの状態が想像以上に悪かったため、見た目的修理。
ただ、メッキホイールなのですよね。その辺をどう乗り越えるか検討中。
5、リレーボックス計画
R33のエンジンルームには、巨大なリレーボックスがあります。戦前の弁当箱のようなリレーボックス。
これをエンジンルームから消します。
そのために必要な材料が集まり次第スタートします。
6、全塗装
もう少しハイレベルな全塗装をやります。もう少し外装が決まってきてから取り組む予定。
7、ヘッドライト計画
R33前期系のガラスレンズは暗いので、R34のリフレクターを移植します。
ハイビームはともかく、R34のロービームは大きいです。寸法的にかなりギリギリで、うまく収まるかどうか…。
8、ROM書き換え
RB25DETのレブリミットは7000回転ほどです。私は8000回転ほしいです。
8000回転までパワーが欲しい訳ではないので、フィーリング重視でとりあえず回れば嬉しいなーという感じです。
ECR33のECUは、加工のコストパフォーマンスが最悪です。癖のある仕様です。
長い目で考えると、ECUとエンジンハーネス、センサー類をNEO6用に替えた方がいいのかなあなんて、そんなことも含めて検討中です。
9、板金計画
フロントバンパーがボロいので、綺麗にします。
パテなどは1キロ単位で購入するので、プライマーなんかも全部合わせると結構な金額になります。予算的にいけそうなタイミングでやります。
10、エンジンルーム塗装
エンジンを下ろす場所が必要です。置いておく場所。
ハーネスやブレーキ、エアコンの配管なんかも隠していきます。
そのあたりの準備も含めると、結構先の話になりそう。
サージタンク計画が先ですね。
11、LSDオーバーホール
自分のドリフトに合ったイニシャルトルク、効き具合を検討します。
私の目指すドリフトは、遅くてGが少なくてコントロール性重視。無欲なドリフトです。
今のドリフトって競い出したら結構泥沼じゃないかなと思ってます。
いつからか、大会の速さの質がマシン性能依存になってるような…勝てない勝てないって金をドバドバ使ってる知り合いを見ていると、お金大丈夫かな…って心配になります。700馬力とか出してボディもレーシングカー並み。それでも勝てないと不満に思っているようだと…それって、誰かと比較さえしなければ幸せになれる車じゃないかなぁなんて。
何が辛いって、お金が尽きて情熱も尽き、ドリフト好きな人がドリフトを続けられないのを見ているのが辛い。本人は、燃やし尽くして幸せなのかもですけど…。
だから追求にはレギュレーションが必要かなーと。
私は日常使用にデメリットが出るような改造はナシ、と決めています。
今の状態でもコントロールは悪くないのですが、リアグリップが増すと掻けなくなります。
少ないパワーで充分に掻くにはデフが大事です。エコドリフト精神のため。
デフ計画はほとんどお金が要らないのですけど、初期投資としてダイヤルゲージとスタンドが必要ですね。あとはリジッドラック。
12、ニセRB26計画
RB系のカムカバーの中では、RB26が一番綺麗な形状をしています。丸っこくてカドがなくてかわいい。
RB26のカバー類一式を取り付け…なんて、ベタですし意外といい値段になります。そんなことはしません。
もうちょっと低コストに実現します。方法は秘密。
でもRB25のターンフローパイプのままRB26ヘッドになってても変なので、必然的にサージタンク計画が先行します。
このぐらいのプランがありますが、結構どれも重め。
のんびりこなしていきましょー。
ブログ一覧
Posted at
2017/06/03 12:19:27
今、あなたにおすすめ