
マルチファンクションディスプレイ。
マルチなファンクションのディスプレイです。
要は多機能な表示マシーン。
MFDといえば、なにを想像しますかね?
初期のワイルドスピード?
それともGTR?
HKSのCAMP2?
でもMFDは高いです。
だから作ります。
使うのは、最近流行りのマイコン。
最近流行り…なのか?
ローテクなコンピュータです。
パソコンやスマートフォンのような高性能ではないですが、機能面では同じぐらいに成長する…育成型のコンピュータ。
ベースになる素体に、いろんなセンサーとか画面とかアームとか取り付けていくと、3Dプリンタにもなっちゃうのです。
そんなポテンシャル充分のマイコンさんにお願いして、MFDを作ろうというわけです。
マイコンには、おおむね2つの側面があると思えば良いです。
パーツを装着する物理的な工作パート。
マイコンに理解させるプログラムパート。
電気工作ちっくな部分と、コンピュータプログラミングの両方をやりながら、機能を追加していくことができるのです。
パソコンも似たようなものですね。
プリンタとか買うと、ドライバをインストールしなきゃですものね。
そんな感じです。
とりあえず、マイコンArduino UNOを買ってみました。

USBケーブルで通信できるなんて、とっても今風。
最初に抵抗値を測定するために、ギター用の可変抵抗をつなぎました。
と同時に、抵抗値を測定してPCに表示するようにマイコンに指示。
次に、テレビと繋ぎます。
テレビと繋げるなら、車載のモニターにも繋げるという計算。
接続のほうは意外と簡単です。
抵抗を買いに行き、

ケーブルと抵抗を組み合わせたものを作ります。
サンプルプログラムを拾ってきて、マイコンに教育します。
そうすると…

表示できました!
とりあえず、120×80ぐらいの解像度で文字や画像を表示できるみたいです。
あとは、ここに抵抗値やら電圧やらを並べて表示できるようにすれば…
とりあえず機能的にはMFDになる段取りです。
パルスも読めるので、速度、タコも読めます。
電圧と抵抗値を読めば、純正センサーから水温、油圧、燃料、ブースト、スロットル開度、エアフロ流量や空燃比が読める計算でいます。
空燃比は難しいかもですけど…。
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2017/10/08 06:45:36