
先日破れたウォーターホース。
ココです。14056Vという名のホース。
インマニの後ろ端から、エンジンの裏に向かって伸びるL字型のホース。
つまり、

すごく…隙間です。
奥まり過ぎていて、患部は写真すら撮れません。
6センチほどの隙間の10センチばかり奥。
2センチぐらいのヒーターホースが2本通っているので、とっっっても狭いです。
手を突っ込むにもサージタンク、AACバルブ、タペットカバー、パワートランジスタなどが邪魔になります。
基本的にはミッションを下ろした時、ヘッドを下ろした時、エンジンを下ろした時に換える物と思いますが…
そんな余裕ないので頑張って作業します。
部品の発注のほうは、モノタロウ通販にて購入。
21日に注文し、28日に到着。ちょっと遅めかな。
部品代1200円と、送料が500円。
こんな感じのものです。新品。

新品のホースのくせに、結構硬め。
日産のホースはトヨタ系に比べて硬い気がします。
ひとしきり外します。

スロットルとその先のL字型吸気パイプを退け、タペットカバーの吸気側を外せば充分でしょう。
特に大変なのは、ホースの留め金外し。それさえ済めばなんとか…という感じ。
ホースバンドではなく、挟んで締めるタイプのやつです。
これが無駄に固い。素手では当然外せず、革手袋であっても無理。
狭くて力が入らない関係で、小さめのペンチ類でも厳しめ。
そこで最終的に活躍したのが、ダイソーの小型ロッキングプライヤー。216円。
大した力を掛けなくても簡単に挟める恐ろしい子で、挟んだままキープできる便利な子。
薄めの革手袋も使います。
隙間に手を突っ込むなら必須です。ないと痛いです。
厚い手袋だと…たぶん手が入りません。
ホースバンドをバイスプライヤーで挟みながらグリグリとズラしたら、あとはホースを外すのみ。
隙間にマイナスドライバーなどを突っ込んだりしながら左手の革手で引っ張れば、なんとか取れると思います。
装着のほうは、外した時の要領でなんとなく出来ちゃいます。
ホースに先にバンドをつけておいて、ロッキングプライヤーで緩んだ状態をキープしつつ、サクッとハメます。
ホース自体は結構ラクにハマります。
この時注意があって。
インマニ側のホースは奥まで刺しすぎたらダメです。
丁度いいぐらいまで挿したら、それでOK。
そうしないとホースが引っ張られ、シリンダーヘッドに当たってしまって熱害を受けます。ホース自体がエンジンに触れないようにしましょう。
超マニアックなメンテですけれども、一部の人にはめっちゃ有用な情報かも…?
ちなみに、

タペットカバー外しついでに、スラッジの点検。
なかなか綺麗です。
オイル交換とブローバイの吸い込みがきちんと出来ているようです。
ではまた〜
Posted at 2017/09/29 23:19:53 | |
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