

家族の車の整備。ミラジーノ。妹の通学用に拾ってきた車で、マニュアル車。
エアコンが効かないらしく、まずはエアコン整備。
圧力計付きの注入ホースとエアコンガス、添加剤を用意。

エアコンの仕組みは簡単。
・ぎゅうぎゅうに押し込んで圧縮すると熱くなり、圧縮をやめると冷たくなる性質のガスを使う。
・ガスが高圧(あつい)の時に、風を当てて常温ぐらいまで冷ます。
・高圧(ぬるい)ガスの圧力を下げると…凍りつくような冷たい部分が出来上がる。
・冷たい風を搾り取り、ヌルくなった低圧のガスをまた圧縮。そのくりかえし。
このどこかに不具合が出ると、エアコンは効かなくなる。
今回その回路の圧力測定をしてみたところ…低圧部分も高圧部分も大して変わらない圧になってた。
察するに圧縮ができてない。
本当はエアコン全体の分解整備が望ましいのだけれど、圧縮機能を手助けする添加剤を足した。
しばらくエアコンをかけて走り回ると、添加剤が巡って冷えるようになった。走ってない時でもエアコンが効く状態まで回復。
料金は診断込みで3000円というところ。良心的かな?
ミラジーノ、全塗装の支度。
緑色から緑色へ。元の色と同じ塗装をするのだけれど、とても綺麗になる。
3層塗装を3日でやれという無茶苦茶な依頼。うまくいくのかな。
車の色には全て、コードネームが付いてる。ミラジーノの緑はブリティッシュグリーンマイカという名前が付いていて、コードネームはG37。
エンジンルームに貼ってあるプレートに書かれてて、そのコードを覚えて塗料を発注する。
だから「ダイハツのG37を3.5リットルください」と言えば、同じ色が作ってもらえる。
ホームセンターやカー用品店の補修スプレーも、そのコードがあれば話が早い。
今回は下地塗料4リットル、G37緑を3.5リットル、上塗りコーティング塗料を4リットル発注。およそ5万円ぐらいの原価。
今回は元の塗装があまりにもボロボロなので、剥がれそうなほど劣化してる部分はヤスリで削っておかねばならない。
そうでない部分も、ヤスリで傷を入れておくと塗装の耐久力が良くなる。

でも面倒くさいから依頼主にやらせた。金払いの悪い依頼主の時は、基本的に私は雑務を投げる。
とりあえず、ちゃんとツヤのないボロ車に変身した。これで下準備よし。

スプレーガンなどの用具も新しいものを買い、あとは塗る日まで待機。予定日は8/12〜14らしい。

サージタンク計画の方については、パテ盛り作業などが進行中。
ほとんど見た目に変化のない作業ばかりで、イマイチ記録性に欠ける。
しかしまさか、吸気管にパテなんか盛る日が来るとは思わなかった。
少し重たくなるけれど、鉄ほどじゃない。純正の鋳物配管ぐらいの重さになる予定。
Posted at 2017/08/09 02:21:52 | |
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