
コペンセロに選んだ理由。
もちろん 直感的に セロだと決めていた。
ローブやXplayは 端から頭に無かったが、理知的に 判断したかった。(5万円の価格差に 理由が欲しかったのかも知れない。)
「コペン開発物語」という本の中で、第三のモデルには「Cdを洗練させないと 意味がない」という。
何回も読んでも、よく解らない。主語が、セロなのか 新型コペンなのか。でも、セロが主語だと思った。
Cd(空気抵抗係数)を 良くする為には、主に 前面(フロント)の造形に関わる。「自動車空力デザイン」三樹書房 にも フロントのデザインが 重要なポイントと指摘されている。
私が30年前、空力デザイン担当課長から言われた話しでは「フロントデザインは 70km/hから利くが、リアは 110km/h以上になるまで効果がない」と言われていた。その直後に スカイライン(R31)の電動フロントスポイラー(GTオートスポイラー)が 70km/h以上でせり出して 50km/h以下で格納される機能が追加されていた。(当初 電動で設定されたが その後 固定化された。) 勿論、リアの電動可動のスポイラーは設定されなかった。要は、フロントエンドのデザインがCd低下の最も重要なポイントだ。
セロのフロントデザインは 平滑で ローブより Cdが低いと思うが、Cd値は公表されていない。
例えば、セロとセロSの重量は 同一と書いてあるが、セロのアルミホイールの重さは ダイハツの客相によると、7.4kg(ローブ用)と7.7kg(Xplay用)だが、セロSのBBSホイールは 5.56kgで、約10kgも軽量。レカロのシートも純正のシートより軽量だと思う。しかし、国交省への届け出値を変えてない。発売時の数字を変えないのは 他のメーカーも同じだ。
ま、重箱の隅をつつくような話しだけど、セロは ローブより空気抵抗が少なく、空力騒音も それなりに 少ない。ひょっとすれば 燃費も良い…かも知らない。
Posted at 2018/04/17 07:47:51 | |
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