だいぶ日にちが過ぎてしまいましたが、TMSC富士ジムカーナシリーズ第2戦に参加してきました(親父が入院したりで結構ドタバタで・・・)。
で、天候は梅雨の時期らしく雨・・・というよりドシャ降り。。。

朝からこんな調子で、途中弱まることはあっても、ほぼ降り続け、途中強くなったりして、ま~楽しくないコンディションでした

・・・なんてことを書いているところからしてお分かりの通り、今回も「え~」な結果でした。
1本目だけ見ると・・・
と3位に入っていて、ま~、それなりのように見えますが、今回は第1戦優勝者が出走しなかったし、ヘビーウェット路面で皆さんかなりミスをされていたし、自分もまともに走れていなかったので2本目はミスなく走らなきゃな~・・・と思ってたのですが・・・。
本日のコースは↑のとおり。雨を想定してか? 速度が乗らず、ず~っと横Gがかかりっぱなしでサイド引くかひかないか迷うような細かいコーナリングが続くコースなのですが・・・そんなことよりも富士スピードウェイのジムカーナコースもオープンしてから15年近くの間に路面のグリップがすっかり落ちて、ヘビーウェットだと浅間台とまではいかないにしてもかなり滑るようになっていて、スライドを抑え込むことで精一杯でした。何せ、一度滑り出すとなかなか収まらず、私のアクシオはオープンデフで一度滑り出すとなかなかトラクションが回復せず、柔らかい足でロールが深いこともあって、かなり手を焼きました。。。
そして、たぶん致命傷だったのが貧乏からフロントにディレッツアZ3(195/50R16)を、リアにピンソPS91(185/55R16)を履かせたことでした。Z3はヘビーウェットにもかかわらずグリップを発揮してくれましたがPS91は鏡のような路面と低い路面温度(16か18℃くらいだった)では横方向の踏ん張りが極端に弱く、スリックカートのような超オーバーステアでコントロールに苦しみました。実は、第1戦でも想像していた以上に前後のグリップバランスに差があるなぁとは思っていたのですが。低めの温度でウェットだと極端にバランスが悪いようで、この組み合わせはダメと結論せざるを得ませんでした。
2本目はスタート後、8の字回って5~6パイロンで折り返して7番パイロンでサイド引いて8~9の細かいコーナリングでロールが返った途端にリアタイヤが流れて止まらなくなりスピンしてしまいました。そこまでの我慢の走りでストレス溜まりまくりだったのでここで集中が切れてしまい、走り続けてもパイロンタッチとかでオフィシャルや後ゼッケンに迷惑かけると嫌だなと思って、そのまま棄権してゴール直行しました。
で、順位は・・・どうなったんだろ? ま、気にするような順位ではなかったのは確かです。
表彰式後のフリー走行(タイム計測なし)でフロントもPS91に交換して走ってみましたがブレーキングでは「止まらね~」みたいな極端な低グリップというわけではなかったのですが、Z3でいけたスピードでステアリングを切ると大アンダーで、相当スピードを落としても「ゴッゴッゴッ」と嫌なコジリ音がして、初心者向けイベントでもこの天候では競技に参加できないレベルだということを確認しました。
ただ、このPS91というタイヤは185/55R16で5,000円/本(送料込み)と激安で、路面温度が高ければ富士スピードウェイジムカーナ場でもそれなりに楽しく走れます。あと、高速道路を含む一般道を走る時分にも全然問題ないです。滑り出すときにヘンな癖もなく危ないことは全然ありません。冷えたウェット路面が苦手そうなので一般道でも冬の雨とか氷雨のときは気を付けた方がいいかもしれませんが・・・念のためフォローしておきます。
まとめ
〇今回分かったことと反省
(1)アクシオで初めて鏡状態のヘビーウェットで走れた。意外に電子制御の介入による不自由さは感じられなかった(当然トラクションコントロールや横滑り防止はオフ)。もしかしたら、むしろドライの方が制御の介入の影響が大きいのかもしれないけど・・・。
(2)タイヤのバランスは前後同じタイヤの方が良い。当たり前だけどよりグリップが高い方が良い。次回までにもう2本ディレッツアZ3を買い足して、今後は4本ともZ3で走る。以前、A車両で走ってた時はフロントにA048の一番柔らかいコンパウンド、リアに一段固いコンパウンドでタイヤ幅も20㎜だかフロントを太くしていた(215/45R15と195/55R15)だったけど、やっぱオープンデフにストリート用ローダウンサスのクルマではこういうアンバランスな組み合わせはダメですね。
(3)GW前に純正足からKYBのローファースポーツというローダウンサス(純正形状)に変えたのだけど、純正足からすると相当乗りやすい。さすがにジムカーナ場でのコーナリングではロールが大きく、トラクションのロスは大きい感じだけど、家族が乗ることを考えると、ウチの場合、これくらいが限界なのでバネレートを上げるのはやめとこうと(RS-RのばねはKYBより1キロくらい高いのですが、やはり当たりが固いみたいです)。ショックの減衰力が高くなったせいか、切り返しの挙動は純正の「よっこらしょ」から「さっ、さっ」という感じに変わったので、タイヤをきちんとしたものにしてバランスとればウェットでも、それなりにいい走りをしてくれるのではないかと期待。
(4)ウェットでまともに走れないというのは操作が雑なんでしょうね。特に柔らかい足でアンバランスなグリップバランスだったので、顕著に出たのかもしれません。足の柔らかさは今後も変わらないので、これに対応できるように修業が必要です。
TMSC第3戦(今年は4戦しかないので、もう後半戦です)は9月上旬なので、出来ればタイヤをなんとかした後でターンとか細かいコーナーを反復練習できる練習会に参加したいですね。
Posted at 2019/06/16 00:34:40 | |
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ジムカーナ | 日記