この車は初めての2TG搭載車両で、車種選考の時18RGと2TGで色々な車種で悩みましたが、峠走りやダート走行の師匠である先輩の影響で選びましたが、ある意味洗脳されたのかも。
購入当時は公害対策の51年規制で、走らない2TGEと評判で、+リフトバックという、お世辞にもスポーティーとは無縁なスタイルの為、走行2万キロ弱の新車同様の車を破格で購入できました。
もう少しで解体車になる所だったそうです、それじゃ解体屋さんから買えばもっと安かったのに、軽くショックを受けましたが、それまで先輩のお下がり車しか乗ってなかったので、かすかに新車の香りが(気のせいかも)する車に大満足でした。
しばらくはノーマルで乗ってましたが、未舗装道路の全開走行が災いしたのか、買ってから1万キロでショックはすべてスカスカになり、カヤバのSRスペシャルに交換しました。
このショックは高圧ガスが入っていたので、気持ち車高が上がりました、乗った感じはゴツゴツと突き上げが激しかったが、安定性は言う事無しでした。
購入してからしばらくは、未舗装道路がメインでしたが、田舎と言えども徐々に道路整備が進み、未舗装道路はどんどん遠くなり、最終的に走るステージは舗装道路になりました。
舗装道路を走ると未舗装道路では気に成らなかった、足回りの横方向の剛性の無さが気になりだし、ラテラルロットの取り付けを考えていました。
車検まで後2ヶ月と迫り、走行は10万キロを超えてました。
その当時アドバイスを貰っていたショップさんから、ボディーのクラックチェックを進められてました。
リフトバックですから、本来リヤシート後部にある筈の隔壁が無い為、クーペやセダンに比べて剛性感は元々低い車です。
最近は買った当初より確実に剛性感が落ちていて、ボディーの状態が心配でしたので、チェックしてみると、クラックやパネルの浮き等が多数有り、ダート走行によるボティー劣化の為、車検は取らずに廃車にしました。
でも10万キロ以上走ったエンジンですが、絶好調でしたので今後の為にも、エンジン内部を確認したくて、バラバラに分解して自宅に持ち帰りました。
この車は初めて長く乗った車で、思い出や愛着も有ったのですが、ボディー剛性やサスペンション形式に不満もあり、結果廃車を選択しました、またエンジンを分解して各部チェックしましたが、問題箇所は見当たらず、常時高回転で回してこの状態なので、自分の惚れ込んだエンジンに、間違いは無かったと確信できた車でした。
写真は有りません・・見たい人は、トヨタスプリンターのCMをググッて下さい・・色は白でした。