ポルシェ純正 PDKのコースティング機能  

　ポルシェのというかマカンのPDKのコースティング機能の話しです。アクセルoffでニュートラル状態になる燃費向上機能が今どきのポルシェにはあって感心しました。
　前車BMWにもコースティング機能はありました。最初は滑空する感覚が不安定に思えて下りコーナーなどは怖い感じありましたが、慣れると高速道路の長い下りなどでは燃費計の数字がぐんぐん上がって楽しいものです。市街地で先の信号が赤に変わった時も使えます。
　マカンならさらに接地感が強いので、コースティング走行も安定しているのですが、アクセル抜いてもコースティングに入る時と入らない時とあって若干モンモンとしてました。
　先日、中央道を走ってる時に色々試して判明しました。BMW では曖昧にアクセルを抜くとコースティングに入らない時があるので、例えば下り坂の手前まで加速して坂に入ったらスッとペダルから足を離すようなアクセルワークが癖になっていたのですが、マカンはこれだとコースティングしないです。穏やかにアクセルペダルを緩めた時にコースティングに入ります。
　これはメーカーの考え方の違いかと思います。たしかに急ブレーキを踏むような状況では、アクセルをスッと抜いてブレーキペダルを踏むでしょうから、この操作でエンブレの効くポルシェの制御は自然なものと言えるかもしれません。
　そんなこと言われなくても知ってるよという内容かもしれませんが、メーカー毎の考え方の違いが出て面白いなと思いました。これでコースティングを自分でコントロールできるようになりました。ただ、マカンの場合コースティングに入ってもフリクションロスのせいかさほど伸びる感じはしないです。タイヤの影響も大きいかもしれません。

　※その後さらなる研究の結果ATモードでも7速アクセルOFF走行時にパドルでさらにシフトアップ操作をするとコースティングにはいることが判明しました。何のことはない、こっちのが早いわ。