![高齢者ドライバーによる痛ましい事故のニュースをよく耳にして 高齢者ドライバーによる痛ましい事故のニュースをよく耳にして](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/038/863/771/38863771/p1m.jpg?ct=d4debab8cb5e)
アクセルとブレーキの踏み間違えや判断力や運動能力の低下など原因は一つではないのでしょう。踏み間違えをしない構造のアクセル&ブレーキのシステムが紹介されていますが、あとから取り付けると数十万の費用がかかるそうです。自動ブレーキの導入コストも下がっているようですが、全てのクルマに用意されているわけでもなく、また愛着を持って使っている所有のクルマに取り付けられるものでもありません。
免許返納の呼びかけなどもしているようですが、自家用車がないと生活がとても不便になる地域も多く、それに代わる手段がないことにはなかなか難しいでしょう。
それよりも返納が難しいのは、私たちのようにクルマを単なる移動手段以上の愛着を持っている愛好家なのかもしれません。いつ運転を引退するのか・・・さらに大事に所有してきた愛車を安心して引き継げる先などどんな風に決断するんだろうか?
幸手クラシックカーフェスティバルに参加していてそんなことを考えていました。このようなクラシックカーのミーティングは地域の行政の協力もあって開催することがほとんど。その中で交通安全への啓蒙なんてこともお約束のように書かれています。それに向けて具体的なアクションとして高齢者の免許返納に協力できたら・・・すごくデリケートな問題だってことは認識していますが、だからこそ愛好家が取り組むべき社会問題なんだろうと思います。
ラジオのニュースでお寺の住職が免許を返納したことを扱っていました。(広がる免許の自主返納、免許保有率トップの県でも TBSニュース)例えばクラシックカーミーティングでドライバー引退式なんてできたりね。僕らはそんな先輩方に敬意を表し、同時に将来の姿をそこに重ね合わせるんでしょう。
愛車のチャリティーオークションなんかも一緒にできたらどうでしょう。金額じゃなくて、欲しい人の思いを汲んで譲り渡せるみたいなのもあったっていいのかも。
現在、インターネットの発達で気軽に愛好家同士が情報交換をして、さくらモーニングクルーズのようなオフーミーティングの告知も簡単にできます。個人がオークションで貴重な部品を売り買いできるようになったので、以前ほど部品交換会へのワクワク感もなくなりました。
その中で年に一度各地で開催されるクラシックカーフェスティバルはどんな役割を担うのか?参加基準がすごく厳しかったり、誰もが憧れる栄誉ある賞が狙えたり、副賞が魅力的だったり・・・まだまだ考えはまとまっていませんが、愛好家の高齢化といわゆる若者のクルマ離れに対してアプローチすることもひとつなんじゃないかと思います。
※ さくらモーニングクルーズとは?
埼玉県幸手市権現堂公園の駐車場で毎月第一日曜日に開催しているクラシックカーミーティングです
Posted at 2016/11/16 18:27:09 | |
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