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イイね!
2022年09月10日

刷り込み

刷り込み 渡辺陽一郎氏はこういう記事を書くのが好きなようで、よく見かける。

ベテランの中でもちょっと立ち位置を変えて、競合しないようにしているのかもしれない。

大手メディアに掲載されると、大きな収入になるのだろう。



会社にある古いアルファードハイブリッド(20系)の乗り味は貨物車(ハイエース)のようで、新しく迎えた役員を乗せて工場見学に行くのはちょっと辛かった。

30系になって、リアサスが変更され、乗り心地は良くなったと聞くが、その外観デザインはひどい。

フルラップ衝突を実施したのかと思う前面のデザインは、全長を必要以上に伸ばせないという制約はあるにしても、ひどすぎる。


渡辺氏の記事にはそんなことは書かれていないので、一般の人の目にはそんなふうに映らないのかな。

それでもアルファードのほうが売れるというのは、刷り込みが強く影響しているのだと思われる。



エンジンで走る自動車は、パワフルなことが重視され、発熱量の多いそのエンジンを冷やすために前面に大きい開口部が必要になる。

したがって、フロントグリルの立派なクルマはパワフル=速い=カッコいい、ということになる。

今の時代、空気の流れをうまくコントロールできるようになったようで、パワフルなクルマでも前面の開口面積はとても小さくなっている。
したがって、大きいフロントグリルは単なるイメージに過ぎないのだが、それでも、不思議なことに刷り込みが残っているのだ。



ヴェルファイアの前面で目立つのは左右の空気取り入れ口のように見える部分だ。
この部分は、ブレーキ冷却やオイルクーラーの設置に使われることが多いが、あまり一般の人が知るものではない。
それゆえ、立派な仕上げをしたとしても、通じないのだ。
「ブレーキに気を遣う必要があるぐらいこのクルマはパワフルなのか!」とか、「おっ、これにはオイルクーラーが必要なほどパワーがあるのか!」と思う人などいないのである。



刷り込みの効果が絶大であるというのは各社で認識しているようで、大衆車においてもフロントグリルのように見える部分は大きく取られることは多いが、実際の開口面積はものすごく小さくなっている。
上下に分かれていたりすると、上部は単に形だけで(風の取り入れ口に見えるが)完全に塞がっているものも多い。
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エンジンルーム内の風の流れをシミュレーションできるようになったのだろう。

SUBARUの例を示すと、EJ20エンジンを搭載した初期のモデルではとにかく開口部を大きくして冷却しようとしていたが、20年経つと、開口部はとても小さくなり、車体全体の空気抵抗を減らすことにも役立つようになった。
また、車両使用過程でのエンジンルーム内の部品の汚れが激減した。
初期のモデルでは取り入れた風がエンジンルーム内で乱れていたが、最近はきれいに流れるようになったということなのだと思われる。
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2022/09/10 06:28:15

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