老母から電話があり、体調が気になったので、急いで帰省した。
救急車で向かったという病院を確認して、到着したところ、付き添いの隣家の人が案内してくれた。
診察の結果は肺炎ではないというので、入院にはならず、帰宅することになった。
大事に至らずに良かったが、大げさな言動に振り回された。
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帰省の往路は高速道路を利用した。
脚の設定として SUSPENSION PLUS UC-02のみを装着した状態では初めての高速走行であり、トンネル内の凸凹で脚の動きをチェックする良い機会となった。
KYB new SR MC & UC-02 では凸凹でちょっと跳ね気味だったものが、ノーマルダンパー& UC-02 では凸凹への追従性が高まっていた。
スプリングの動きを強く規制するのではなく、ゆるやかに抑制するほうが良い感触になると判った。
(フルノーマルのJB64Wはスプリング柔らかすぎて上屋の動きが過大になるので、ノーマルスプリングをそのまま使うのなら、揺れ過ぎの不快感を改善するために強いダンピングをもって動きを抑制する必要があるのだ。それゆえ、KYB new SR MC装着車はハードな乗り味になってしまう。)
ノーマルスプリングと比べて大きく乗り味が変わるUC-02であるが、そんなに強いスプリングだったのか。
確認すると、スペックのうえでは以下のようなもので、あまり強いというほどではない。
JB64W | ノーマルスプリング | UC-02 車高変化なし (ノーマル比) |
ばね定数 kgf/mm | F | 1.66 or 1.69 | (18%アップ) 1.96 (16%アップ) |
R | 2.3 | 2.4(4%アップ) |
フロントについては、ノーマルスプリングのレートが定かではないが、UC-02に変更するとストロークはだいたい85~86%になる。
リアについては、UC-02のストロークは96%ぐらいになる。
ノーマルスプリングでは異様に揺れると感じていたJB64Wなのに、少しだけ強いスプリングを入れることにより、体感的に大きい変化を認識するとは、面白いものである。
UC-02の装着によりJB64Wの揺れが怖くなくなるので、これは有用だ。
でも、乗員はこんなに微妙なレベルの動きの差(14~15%の抑制)を感じ取るのである。
SUSPENSION PLUSでは、ノーマルダンパーに対応する商品として企画・設計されているのだろう。そんなふうに思ってしまう。
ただ、現状の装着品はフロントのスプリングの巻き方がストレート(初回納品分 ⇒ 返品済み)から一部線間密着するような形状(仕様変更後の納品分:現状)に変わっているので、個人的には「これで本当にいいのかな?」と思っている。ばね定数のアップ率が低い製品なので、この程度ならストレートレートで設定できると思うのだが。。。巻き数が少ないほうが自重は軽くなるし、有効な線材の長さ(有効巻数)も確保できる(密着部分は無駄になっている)のではないか。
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復路は急がないので一般道を利用することにしたが、老母宅の出発時には午後11時になろうとしていたので、交通量が非常に少なかった。
近畿自動車道に沿って走る大阪中央環状線は路面状態が悪く、ノーマル脚のジムニーで走行すると揺れが激しくて怖いが、UC-02装着車では、いつもよりもかなり高い速度でうねりを通過しても怖くなかった。
そして、12時を過ぎると、いろいろ面白いものを目にすることになった。
1台目は、テールランプに派手なデコレーションが入ったクルマ。
流れる方向指示器などという単純なものではなく、パチンコ屋のイルミネーションのような(光り方の変化が激しい)ものが尾灯/ブレーキ灯とは別に備わっていた。
そんな光り物が販売されているのか・・・知らなかったなあ。
もちろん、マフラーの音も変わっていて、なんとも言えない奇妙な音を発していた。
いったいどんなマフラーなのか。直管ではないと思われるので、何らかの消音器が入っているのだろう。そういう趣味(音質の種類)は私にはよく分からない(私は直管に近いものが好き)。
2台目と3台目は連れ合いなのかな。変なテールランプを光らせて、変な排気音を出しながら走るシャコタンのクラウンと軽自動車。こちらも直管ではない(巷によくある音質)。
特に悪さをすることはなく、左車線をゆっくり揺れながら走行していたので、私は普通に追い抜いて行った。
そして、オートバイの暴走族。
遠くからその排気音が聞こえていたが、姿は見えぬ。
だんだん近づいてオートバイが見えるようになると、3車線のうち左の2車線を5台ぐらいで走行しており、後続には普通の人のクルマがいた。
私は右端の車線を走行しており、そのまま何の支障もなく追い抜いて行った。
おとなしい暴走族である。ヘルメットを被って、信号待ちもきちんとしていた。
ただ、青信号の発進は2秒ぐらいフライングしていたが。。。
急発進の後、速度が落ちて、私がまた追い抜くころになると、コンビニかファミレスに入って行った。かわいいものである。
少女も後席に座っていたが、真夜中に連れまわすのはどうなのか(私が学生の頃は、暗くなったら家に帰していた)。
FMラジオ(森高千里のオールナイトニッポン)を聞きながら走行していると、森高のデビュー曲 NEW SEASON が流れていた。これは懐かしいね!
(ヒミツのholiday、夢に終わって だれを乗せて走るの?助手席 on Sunday night、 気が変わっても電話しないで・・・)
オールナイトニッポンが終わって、引き続きFMを聞いていると、急に中森明菜のデビュー曲 SLOW MOTION が流れた。
これもまたいいじゃないか!
そして、(アナウンスなどで)途切れることなく少女A、SECOND LOVE・・・ヒット曲の連続!
すばらしい。
真夜中に活動することがなくなったが、いろいろと面白い世界が存在していた。
帰宅時、累計燃費は17.0km/Lに復活していた。
Posted at 2025/06/12 11:50:46 | |
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