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2025年08月30日 イイね!

今の常識は?(車検整備)

今の常識は?(車検整備)私は家のクルマの整備を始めてから約40年、整備士資格を取ってから17年ぐらい経った。
だが、整備場で働いたことはないので、世間の動きは雑誌や新聞から得るだけであり、整備業界のトレンドを知らない。

この40年で車検整備の内容は少しずつ変化している。

昔は、ブレーキラインのゴム部品(シール類)を車検毎に交換し、ブレーキホースは2車検毎に交換していた。
しかし、今は10年以上も無交換で過ごしている(私の場合:ブレーキ液の交換頻度は高いので、ゴムや配管に対する水分の影響は少ない)
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ただし、このような考えを他人に広めることはない。

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今般、こんな投稿を見つけた(有料で記事を配信している業者)。

他店では「車検時にブレーキ液やLLCを交換することが少ない」だって(?)。

本当なのか? この業者がそういう考えを持っているのではないか。

ブレーキ液がこんな色(↓)だったら、何も考えずに交換するのが普通だ。
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この業者、「純正オイルにてゴッテゴテにされたエンジン・・・という内容をよく書いており、その中で硫黄成分が多く含まれる添加剤をゴリゴリに使用したオイル」と説明している。

本当なのか?


潤滑通信社が発行している記事には、次のように記載されている。
SL GF-3規格では硫黄量についての規定はないが,SM GF-4規格では0.5wt%の上限設定がされている。

オイル中の硫黄成分は触媒の劣化に繋がるので、かなり少なくなっているのが現状だ。
以前にもちょっと触れたが、この業者はSL規格のオイルを使った車両を取り上げて「純正オイルはダメだ」と喧伝しているのか

SM以降のAPI規格に合格しているオイルは、硫黄の含量上限は0.5%または0.6%なのである。
モリブデン系添加剤が多用される現在、それに含まれる硫黄分もカウントされるので、昔ながらの硫黄系減摩剤の含有率は少なく、それがスラッジの発生原因になるとは考えにくい。



無知な(常識のない)業者にいろいろ吹き込まれたら嫌だな、と思ってしまう。
それゆえ、この業者の有料記事を読む気はない。
Posted at 2025/08/30 08:25:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年08月25日 イイね!

エアコン クリーニング

エアコン クリーニング我が家の居間のエアコンは2006年11月にミドリ電化で購入したということから、もう18年以上使っていることになる。

まだ新しいと思っていたのに、月日が過ぎるのは早いものである。

以前は使用頻度が低かったが、ここ数年は夏の異常な暑さにより、使用頻度が高くなった。

そのせいか、導風板にカビの付着が目立つようになり、気になったので、ウェット拭き取りシートで掃除を試みた。

すると、拭き取りシートは異様に汚くなり、何枚も使ってようやく導風板とその近くの内面(手が届く範囲)をきれいにすることができた。

しかし、よく見ると、奥の方はとんでもないことになっていた。

まあ、それは当然である。

私が掃除した範囲は、汚れたエリアの中のほんの僅かな部分だ。もうこれ以上、私には対処ができない。

そんなとき、一通のチラシが郵便受けに入った。

なんというタイミングの良さだ!

エアコンクリーニング 5,980だって。

すぐに飛びついていいものか分からないが、まあ、とりあえずきれいになるのならいいだろう。

「その場で故障しても責任は取らない」という業者なので、ここは賭けてみる(大手/有名な業者なら保証/補償も用意されているようだ)

業者を招き入れると、持ってきた装備品は、2019年に老母の家に来てもらった業者(費用は10,800円)と同様であった。

すなわち、業者のレベルは標準的なものと推察できる。
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洗浄剤を含んだ水を導風板の奥に噴霧すると、初流は真っ黒だ!

そして、しばらく真っ黒な水の流れは続いた。

老母の家でも同様だったが、エアコンの中は想像を超えて汚れているものだ。

5年に一度ぐらいは業者に清掃を依頼するのがいいかもしれない。

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業者に1万円程度を支払ってクリーニングしてもらえば、空気も気持ちもすっきりしてよいと感じるのだが、中には、1万円も払うのはもったいないと思う人もいるだろう。

そんな人は、これ(↓)を買うといいだろう。


業者が持ってきた備品と同じようなものだ。

これを使ってやれば、水や汚れが飛び散るのをかなり防げるだろう。

ただし、業者の作業後に、床面(養生シートの上面)には水溜まりができていたので、洗浄カバー(排水を受ける容器)の外に漏れ出る水もあると考えておくほうがいい。

そのほかには、汚水を受ける水タンク(まあ、バケツでもいいか)、適当な大きさのブルーシート、強い噴射ができるハンディスプレーアルカリ電解水防水の養生シートがあればいいだろう。

初期の費用はまあまあ嵩む(6,000円ぐらいになる)が、「1時間だけ頑張るぞ!」と決めたら、毎年でも実施できるだろう。

熱交換器(フィン)はあまり汚れないので濡らす程度でいい。ファン、導風板、内部の風の通り道の壁にカビが付着するので、重点的に洗うといい。

こんなことを書いていると、空いた時間に自分で好きなようにやってみたいと思うようになってしまった。
Posted at 2025/08/25 15:30:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年08月24日 イイね!

オリオンビール(Asahi)

オリオンビール(Asahi)先般、無料で入手したオリオンビール(ファミリーマート)。これをちょっと飲んでみよう。

この商品にはAsahiというロゴがある。

アサヒビールに製造委託しているのか?

でも、製造所はオリオンの名護工場だ。

いったいどういうことか? 沖縄から運んでくるのか? 何のための委託なのか?



久し振りに飲んでみると(名護工場を見学したのは、20年以上前か)、軽い味わいが心地良い。

でも、これはやっぱり沖縄で飲みたいものである。
Posted at 2025/08/24 21:31:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年08月24日 イイね!

フラッシング(エンジン油)

フラッシング(エンジン油)私がオイル管理している車両は自分のJB64W(鈴木)と老母のLA150(ダイハツ)である。

夫々に対して、大雑把な管理となっているが、さほど的外れなことはしていないと思っている。


【JB64W エンジン油】
2台目のジムニーにおいて無料でオイル交換できる機会がこれまでに3回(外注)あり、そのタイミングは適切なオイル交換の時期ではないこともあったが、早過ぎることはさほど悪くない。
ただし、R06Aターボとの相性が良くない製品もあり、せっかく無料で入れてもらったネクステージ5W-30(API:SP)はエンジン音(ジャリジャリ)が大きく感じられたので、1~2日だけ使って排出した(2回)50~60㎞の使用を経て排出するのは、フラッシングとして適当かと思う。

【LA150 エンジン油】
KF(自然吸気)には0W-20または5W-30が推奨されるので、ジムニーとオイルを共用することが可能だ。
したがって、我が家の在庫分(新油)を帰省時に持ち帰ることや、ジムニーでフラッシング(↑)に使用したネクステージ5W-30を再利用することもあった。
KFにネクステージ5W-30を入れてみると、粘度は適正なようで、快適に使うことができた。
また、1台目のジムニーで試してみて、やっぱり不適だと認識した0W-20(出光)も、KFに入れると問題なく使用することができた(当たり前)。
ただし、KF(LA150)ではこれまでフラッシングのような作業は実施していない。短距離使用の実績としては、5年前に2000㎞弱の使用で排出(交換)したことが一度あるだけ。


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【エンジン フラッシング】
フラッシングオイルというものは、40年近く前に一度は使ったことがあるような気はする。だが、当時は全量入れ替えの製品はなく、交換前の汚れたオイルに300mLぐらい添加するスタイルであった。そして、フラッシングの効果を感じることはできなかった。
それゆえ、その後はエンジン内をきれいにするために特別なことをするのはやめて、エンジン油が有する清浄性を利用する(普通に半年~1年毎にオイル交換する)だけになった。

適切にオイル交換を実施していればフラッシングは不要だと思っていたが、当時は、ディーゼルエンジン用オイルを使うとエンジン内をきれいにできるという噂はあった(実施していない)。
今の若い人は知らないだろう。
とはいえ、今でも実施している人はいる。古い人間なのだろうか。

この事例(↑)ではディーゼル専用オイルを使っているが、ちょっと前までは、ガソリンエンジン・ディーゼルエンジン兼用のオイルが多かった。
多くの製品(スポーツ走行向け:Mobil1を含む)は、SL/CFとかSM/CFという規格であり、私はサーキット走行で使用していた。
それゆえ、自然に(普通に)エンジン内がきれいになっていたのかと思われる。
最近はクリーンディーゼルが多くなって専用オイル(DL-1)が必要になったことから、ガソリンエンジンにも専用の製品が多くなってきた。それでも、SL/CFやSN/CFの製品はまだ多くあり、SP/CFという製品も少ないながら存在する。
そんな中、ACEA C3規格の製品が容易に手に入るようになった。これは従前のディーゼルエンジン用オイルと比べて清浄性能はどうなのだろう。
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【遅効性清浄剤】
フラッシングオイルというものは、10~15分ぐらいのアイドリング運転をして、その間に汚れを落とそうというものだが、油圧が低く飛沫が穏やかな状態でこびりついたスラッジが落ちるはずがない。
それに対して、ある方面では遅効性の清浄剤の人気があるようだ。
RING-EEZE PLUSという製品は、新油(オイル交換後)に添加して3000~5000㎞を普通に走行し、汚れを徐々に溶かしてやろうというものだ。
ダイハツKFはピストンリングの固着が多いらしいので、RING-EEZE PLUSの人気が高いというが、それは、オイル管理の悪い車両の話なのかなと(個人的に)思っている。
Posted at 2025/08/24 21:12:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年08月23日 イイね!

NMKV 新型(ROOX/DELICA MINI)

NMKV 新型(ROOX/DELICA MINI)
8月2日に三菱自動車の販売店を訪れ、まもなく出てくる予定の次期デリカミニの話を聞いた。



そのモデル、NMKVの背高軽ワゴンが新しくなって発表された。



プラットフォームはNMKV2世代目の継続使用であり、日産はそのように説明するが、三菱では新しいプラットフォームを採用したと宣伝している。

まあ、新型はNMKV2.5世代目という感じかな。

2世代目にはマイルドハイブリッドが採用されていたが、新型では廃止された。

2世代目で感じられた「加速反応の気持ち悪さ」を現行の技術で解消することはできなかったのだろう。

そうなると、燃費の悪化が懸念されるが、新型の燃費は良いらしい。つまり、細かな改良が入っているということだ。

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【改良点:エンジン】

BR06は継続使用であるが、新型に搭載されるに当たって、ピストンスカート部にコーティングが追加され、摩擦抵抗を低減したという。

今の時代、ピストンにコーティング(モリブデンやグラファイト)するのは当然だと思っていたが、これまでBR06のピストンにコーティングが施されていなかったというのは意外だった。




ピストンスカートのコーティングについて、他社の軽の実態はどうなのか。


本田のS07Bは、次のように工夫がなされている。





鈴木のR06Aは、活発に研究成果を導入しているようだ。燃費への執念を感じる。






ダイハツのKFは、鈴木と熾烈な燃費競争を繰り広げてきたというのに、ピストンに関する情報がない。車両全体で抵抗を減らそうとしていることは宣伝から分かる。
KFの初期はいろいろ問題を抱えていたというが、LA150(第3世代)では問題は解消しているようだ。
なお、ピストンのコーティングによる更なる燃費改善は期待できるが、KFはかなりコストを削っているようなので、実現しないだろう。


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【改良点:ショックアブソーバー】

新型は、KYBの技術を取り入れて乗り心地を良くしたという(従前からKYB製品を使っていると思うが・・・)。


KYBの Prosmooth というものを採用したという。動作初期に摺動抵抗を使っている点では従前の製品(動きが渋いのに減衰できない安物ダンパー)とあまり変わらないような気がするが、そこ(微速エリア)をコントロールできるか否かという点で違いがあるのかもしれない。

KYBでは、微速エリアをコントロールするHLCバルブを採用したnew SR MC/MSも販売しているが、棲み分けはどのようになっているのだろう。
Posted at 2025/08/23 22:10:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「食わず嫌い http://cvw.jp/b/271871/48629310/
何シテル?   08/31 14:38
二度と買わないと思ったSUZUKIなのに、今はスクーター&ジムニーの2台を所有
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