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2022年12月26日 イイね!

慣らし運転

慣らし運転昔は自動車の慣らし運転という儀式を大切にしたものだが、今は、さほど気にすることはないという。

例えばエンジンやトランスミッションの慣らしを想定すると、ハイポテンシャルなクルマなら、持てる力の1/10ぐらいで日常走行を賄えるので、特に何も考えずに乗っていればいい。

しかし、パワーがないのにやたらに重量の嵩む軽自動車では、持てる力の1/2ぐらいを日常走行で使うことになるので、ちょっと気を遣うのである。




前置きはこれぐらいにして、本題に入ろう。

まずはブレーキである。

【慣らしなんて、特に意味がないのでは?】
私の1台目のジムニー(JB64W:1型)は、買って間もないとき、急ブレーキを強いられることがあり、制動力がパキっと立ち上がる性質を感じた。
ローターとパッドの当たりがついていない状態であっても、パッドの摩擦特性は初期制動が強い印象であった。
当たりがついた後でも、基本的なフィーリングは変わらなかった。
ただし、キャリパの固着をなくしたことにより、初期制動のコントロール性は良くなった。
1型のブレーキフィーリングは、BL5と同様に、ノーマルにしてはとても出来が良く、パッドを外品にする必要性を感じることのないものであった。

【慣らしをしたら、変化するのかな?】
2台目のジムニー(JB64W:2型)では、ブレーキペダルを踏んでから制動感が出るまでに時間を要する。キャリパの固着をなくしても、特に変わりはない。
走行2000kmを超えても、その感触は変わらない。ローターの状態を見ると、まだ研磨(製造時)の跡が残っているので、パッドとの接触がきれいに出ていないのだが、当たりがついたらフィーリングが変わるのだろうか。
1型と2型の純正パッド(品番、性質)に違いはあるのか?
このフィーリングは好きになれない。

【慣らし運転で激変するなんて!】
スクーター(112cc)のブレーキロータは穴開きなので、パッドはすぐに馴染むだろうと思っていた。しかし、長らく利きがとても甘くて困っていた。
純正パッドの摩擦係数が低く、どうにもならないのかと思っていたら、突然、よく利くようになった。それは、約2000kmを経た頃であった。
そんなに慣らし運転が必要だなんて、ちょっとどうにかしているぜ。




次はトランスミッションである。

これまで、私はマニュアルトランスミッションの車両しか買ったことがない。
そして、1000kmに達する前に潤滑油を社外品(純正ではないオイル)に入れ替えていたので、経時的な変化を感じる機会を逸していた。
経時変化を感じる前に、オイルとトランスミッションとの相性によるフィーリングの変化を強く感じていたのだ。

【経時的な変化を感じ取ることができる】
このたび、2台目のジムニーでは、購入から2000kmを超えても駆動系の潤滑油をそのままにしている。
それは、1台目のジムニーにおいて2000km以下で交換した潤滑油がきれいだったから。
そんな状況で、私はトランスミッションの操作性の変化を感じ取ることができている。
固くて入りにくいと感じていたギア(シンクロ)の具合が良くなってきているのだ。




そして、エンジンである。

新車から乗った経験のある四輪車は7台であるが、初期と、ある程度乗ってからの段階で、フィーリングが変化したと思うことはなかった。
慣らし運転の意味はあるのだろうか。

【エンジン油は、普通、減らないんだよね?】
私の新車から乗った7台以外に、親のクルマも含めて、エンジン油が減った経験はない。
ただし、500~1500kmぐらいで初回のエンジン油交換をしていたので、その間に減っていたとしても、距離が短いため、あまり目立つことはない。
そして、内部に当たりがついた後は、エンジン油が減らない状態になっていたのかもしれない。
普通の日本車では、慣らし不要論が一般的になっているのはよく分かる。

【いつまで経ってもエンジン油が減るんだなぁ】
友人が買ったイタリアのブランド車は、普通の(特殊ではない)エンジンを搭載していたが、ものすごくエンジン油を消費するので困った。
日本車と同じような交換時期を考えて作業していたが、廃油の残量が極めて少ないこともあった。
いろいろな銘柄や粘度を試したが、エンジン油が減るという性質に変わりはなかった。

【ある程度の当たりがついたら、エンジン油が減らなくなるのか?】
インドネシア製のスクーター(112cc)は、エンジン油の点検をするたびに油量が少しずつ減っていることが気になった。
やはり、日本車以外ではエンジン油が減るのか!?
東南アジアの技術は、そんなものなのか。。。
補充するのは面倒なので、変な買い物をしてしまったなぁと思っていた。
ところが、6000kmぐらい走行すると、まったくエンジン油が減らなくなった。
今は、エンジン油の交換時(新油注入)から排出まで、一度も補充する必要はない。




上述のように、新車を使っていくと、いろいろと変化するところはあるようだ。
ただ、経時的に変わっていくので、意図的に慣らし運転という形にこだわることもない。
まあ、そんな中であっても、「ちょっとトロい(=のろまな)ヤツだな」と周囲に思われながら、他の交通との妥協点を見つけることで、当たりをつけていけるとよいのではないかと思う。
Posted at 2022/12/26 18:27:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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何シテル?   08/02 19:23
二度と買わないと思ったSUZUKIなのに、今はスクーター&ジムニーの2台を所有
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