2016年11月28日
少々昔の西濃運輸のトラックの写真を入手しました。
おそらく昭和40年代のころと思います。
このころはボンネット型でなく、現在の主流の形式でキャブオーバー型と呼ぶそうですが、この写真全体が懐かしい感じがします。
横断歩道を渡る親子の姿、「押ボタン式」と書かれた信号機もレトロで良いです。
モノクロ写真ですが、大変きれいに撮影されていますので、なにかの案内資料で使われていたものかもしれません。
この写真のトラックは、日野自動車のものでフロントに「11トン」と書かれていますので、大型トラックになります。
このトラックについてネットでいろいろと調べてみましたが、型式は判りませんでした。
日野自動車のトラック関係のホームページを見ると、初期型はTC型、後期型はFN型まではわかりましたが、これ以上のことは判らず、当時、どんなスペックのものか追い求めることは出来ませんでした。
良く見てみると、このころから既にフロントタイヤは2軸のものが利用されているのが確認できます。
現在の西濃運輸の大型トラックで良く見かけるのは、フロントタイヤが2軸になっているようです。
カーブのとき、ハンドル操作で4つタイヤがカーブにそって動いているところを見ると、どんな構造になっているのか興味が出てきます。
機会があれば、フロントタイヤが2軸になったトラックのことを調べてみたいと思います。
あと、この写真で懐かしさを感じるのは、母親と子供が横断歩道を渡っているところです。子供は横断歩道の旗を持って渡っています。
そういえば、最近、横断歩道で旗を持った渡る姿を見かけないような気がします。
私も幼少や小学校のころは、先生から横断歩道を渡るときは、旗を持って渡りましょうとか、手を上げて渡りましょうと教わりました。
今では手を上げて渡る子供も少なくなったような気もします。
これも気になったので、現在は旗は持たなくなったとか、手は上げなくなったなど、交通ルールなどが変わったのか調べてみましたが、いまいち判りませんでした。
ご存知の方がおられたら情報をいただけるとありがたいです。
ただ、今でも通勤の途中で見かける姿として、横断歩道を渡る小学生のために、大人(多分、父兄の方々)が旗を持って、横断歩道を案内されているところはしばしば見かけます。
これも時代の流れなのかもしれません。
Posted at 2016/11/28 09:49:33 | |
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西濃運輸 | クルマ
2016年11月25日
前回、西濃運輸のボンネット型トラックのことを投稿したら、さらに古い写真を知り合いからいただきました。このトラックもレトロでいいです。
積荷はダンボール箱でなく、藁で包んだものや木箱だったりして時代を感じさせますし、落ちないように紐でうまく纏めています。
ちょっと見づらいですが、運転席から不思議なミラーのようなものが付いています。これは何でしょうね。(画像をクリックすると拡大します)
このトラックは西濃運輸の創業後まもなく、社名が西濃トラック運輸というころ、岐阜から東京へはじめて長距離を走らせた際に箱根越えのときの写真だそうで、昭和25年のころだそうです。
私はまだ生まれていませんので、このトラックのことは詳しく分かりませんが、当時からガソリンやディーゼルエンジンで走るトラックだと聞きました。
どんなトラックだろうと思い、この写真を参考にネット上で同じようなトラックを探してみました。
いろいろと探してみましたが、思ったよりボンネット型トラックの情報は少なかったのですが、おろらく、いすゞTX80型トラックだろうと思います。(違っていたら、ごめんなさい)
自動車技術会のホームページでこのトラックのスペックが書かれていました。
・車両重量 2930kg
・排気量 4390cc
・最高出力 85馬力
・最大トルク 26kg・m
・最高速度 70km/l
・積載重量 5トン
どうやら、大きさは現在の中型トラックに相当するようです。
現在の中型トラックと比べると馬力は半分以下、ターボチャージャはもちろん付いていないためトルクは3分の1以下しかないことがわかりました。
さらに、当時は高速道路にありません。写真の通り、全ての道が舗装されているわけでないと思いますので、箱根の越えるのはさぞ大変だったことが想像できます。
あと、ボンネット型トラックのチョロキューもおもちゃもあるようです。
また、ボンネット型ではありませんが、西濃運輸のロゴやカラーのトラックのトミカやお菓子のおまけのようなものもあると聞きました。
機会があれば、調べてみようと思います。
Posted at 2016/11/25 12:08:41 | |
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西濃運輸 | クルマ
2016年11月20日
街中にたくさんのトラックが走っていますが、中でもカンガルーのマークを付けた西濃運輸のトラックを見かけることがあります。
先日、偶然に西濃運輸の創業時期のトラック写真を手に入れる機会がありました。
思いっきりレトロなボンネットトラックです。
本社のある岐阜県大垣市と東京との長距離輸送を最初に始めた昭和25年頃のトラックだそうです。
興味深く見てみますと、街中で小型のものから大型のものまでいろんなトラックが走っています。
大小さまざまなトラックが全国で3万台くらいのトラックが走っているそうです。

西濃運輸のホームページからの画像ですが、現在はこんなトラックが主流のようです。
何も気にせずに見ていると普通のトラックですが、よく見てみると、「ハイブリッド車」と書かれたものや、側面が開く荷台のトラック(ウィング車両といいます)、電車みたいに全長の長いトラックを見たこともあります。
管理人は、実は西濃運輸の関連会社で務めています(トラック運転手ではありません)が、街中でトラックを見かけると仲間意識が生まれたりします。
いろんなつてをたどれば、もっとたくさんのトラックの写真や情報が手に入ると思いますので、都度、書き留めたいと思います。
Posted at 2016/11/20 23:32:12 | |
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西濃運輸 | クルマ