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2013年08月21日 イイね!

零戦の特徴と発明の関係

零戦の特徴としては、「風立ちぬ」でも登場した沈頭鋲や油圧式引き込み脚などいろいろあります。

その中で、堀越二郎の発明品としては、「剛性低下式操縦索」が知られています。堀越二郎は、戦後、これを論文として東大に提出し、博士号を取得しています。
論文名は、「「ヒトが操縦する飛行機の飛行性能の改善に関する研究:昇降舵制御系に応用した剛性低下方式の概念」とかなり長い題名になっています(原書は、英文)。
この論文も、所沢航空発祥記念館に展示されていて、興味深く拝見させていただきました。

しかし、私がここで述べたいのは、「主翼翼端のねじり下げ」です。

航空機に詳しい方やラジコン飛行機を飛ばされている方はご存知かもしれませんが、飛行機が飛行中、一番怖いのが、失速です。その中でも、翼端失速は突然操縦不能となるので、特に着陸時は翼端失速が起こらないよう細心の注意を払います。

その翼端失速を起り難くする工夫が「主翼翼端のねじり下げ」です。
私は、こちらの方がパイロットにとってありがたい工夫であり、偉大な発明ではないかと思っていました。
しかし、この「主翼翼端のねじり下げ」が堀越二郎の発明と書いてある文章を一度も見たことがないので、それでは誰の発明か?いろいろと検索してみました。

しかし、「ねじり下げ」の解説はいろいろ見つかるのに、だれの発明かについて言及している文章を見つけることが出来ませんでした。考えてみれば、翼端失速の原理を理解していれば、だれでも思いつく工夫かもしれません。よって、誰の発明というものでは無く、飛行機の設計者はみな自己流でねじり下げを施していたのかもしれませんね。

そう言えば、色々な翼型がありますが、この翼型は誰の発明か、についても問題にされてないので、同じ感じなんだろうと勝手に納得した次第です。
Posted at 2013/08/21 11:22:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | 雑記 | クルマ

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