車なら当たり前となっているクルーズコントロール。バイクでは一部高級車種に採用され始めています。
ツーリングに行き走っていると、一定速度で走るシーンが意外と多いですよね?長距離走っていると肩が凝ってきてしまうので、左手は外せるのでスロットルを握ったまま肩をぶんぶん回してコリをほぐせますが、右手は信号待ちくらいしか手を外せません。最近、実は右手首が腱鞘炎になりました。友達が大型二輪免許をとってハーレーの883に乗り換えたため、ぼっとしてると出足でおいて行かれるようになり、元々手首を大きめに捻るようなスロットル操作をしていたため、気が付いたら痛くなっていました。
なので、スロットル開度を固定できれば楽できるなと思い探してたらちゃんとあるんですね。とりあえず3Dプリンターのフリー素材にあったので印刷して取付けてみました。
ネジを締めこんでロックしておいて、スロットルをブレーキレバーの上にアシストが乗っかってその位置に固定するものです。固定を外すときは上側にずらすと外れます。緊急時はそのままスロットルを前側に押し込むとずれて固定解除できます。これ結構よかったのですが、Vストのスロットルゴムの一番内側は少し細くなっています。

相模原のスズキバイクショップAUTO☆ALPHA KOIDE 画像拝借
この為どうしてもすぐ緩んでしまいます。アシストの方の内径を小さくするようにしてみましたが、イマイチでした。諦めてアマゾンで895円で売っているやつにしようかと思ったのですが、AliExpressで593円。たった300円をケチってアリで購入。10日間くらいで届いたかな?

その時ついでにグリップ自体をアリで購入しました。ちょっと派手目な奴

Vストは貫通式グリップなので末端を削ります

そして取付け



左側にもアシストが付いています

肝心な奴取り付けました。上下にあるレバーを指でぎゅっとしめると固定されます。解除は可愛いハートをプッシュです。良いです。ちゃんと固定されます。これで走行中、左右交互に手を離せば肩こり解消。クルコン付きで楽できます。で、実際のツーリングで使用しましたが、素晴らしい。お悩み解決。
実はもうひとつお悩みがあって、Vストローム250は60km/hrくらいの速度でハンドルから手を離すと段々とハンドルが暴れ始め5秒くらいでこれ以上は転倒する!という勢いで暴れます。もちろん手をなんでハンドルから離すんだというお話もあるでしょうが、前述のように肩こりするので、前方の信号が赤でゆっくり減速するときくらい手を離したいんです。私のVストはサイドボックス、トップボックスを付けているためどうしてもリヤに荷重がかかりフロントが軽くなるため更にひどくなるようです。キャンプに行くときにはもっと荷物積みますので相当なリヤ荷重です。
そうだ!ハンドルが暴れなきゃいいんだ!よし!ステアリングダンパーをつけよう!
ということにしました。
アマゾンで3700円。買います。ポチっと

これが意外と高く約2500円どこにつけようとネットで検索したら先人がおられました。
フロントフォークの三又のすぐ後ろに空ボルト穴があって、そこにつけていました。
そのままつけるのには高さが足りないということらしく、画像を参考に同じ物買って準備しました。

ボルト穴がM6でステアリングダンパー取付ボルトがM8なので変換して高さも稼げるというものです。これ袋に入ってなくてガムテープ止めです。テープ剥がしても粘着剤が残って最悪。パーツクリーナーで除去してから作業開始。
あれ?空ボルト穴じゃなかったっけ?ああそうか。参考にさせてもらったやつはABS付きじゃないやつだ。当てが外れた。とりあえずこのABS用のラインを移設出来ないかはあとで考えるとして、外してみました。そしてパーツ取付け。変換ジョイントを取付けステアリングダンパー取付けパーツを取付け。

変換ジョイントだけでは高さが足りないので長めのM8ボルトとスペーサー代わりのナット、ワッシャー、緩み止めナット。
こんな感じになりました。ABSのパーツは三又の上の方に空ボルト穴があったのでそこを利用します。固定するためにこんなステーを買ってきました。

これをペンチの力技で捻って無理やり付けました。
ステアリングを左右に切って、ダンパーが当たらない位置を確認して固定します。右にフルロックするとブレーキホースが若干あたりますが、大丈夫だと思います。

完成です。早速実走してみます。うん、完璧!素晴らしい!今までの悩みがなんだったんだというくらい、ハンドルがぶれません。まだキャンプ道具積みこんで無いので、次回にキャンプ行ったときに体感してみたいと思います。
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工作 | クルマ
Posted at
2024/06/16 01:05:58