DIATONE DS-66EX

入手しました。

このまえDS-77ZがS川に破壊されてしまったので
大きなスピーカーは敬遠してます。

最近になって無事に返金されました。

すぐ返金できないのは仕方ないですがサッサと返しやがれ！な気持ちでした。

兎に角、良かったヨカッタ！！



DIATONE DS-66EX　49800円　(1台、1986年3月発売)

方式 3ウェイ3スピーカー・密閉方式・ブックシェルフ型
使用ユニット 低域用:27cmコーン型
中域用:10cmコーン型
高域用:2.5cmドーム型
公称インピーダンス 6Ω
再生周波数帯域 38Hz～30kHz
出力音圧レベル 91dB/W/m
クロスオーバー周波数 700Hz、5kHz
最大入力 230W(EIAJ)
外形寸法 幅330x高さ590x奥行324mm
重量 17kg








ダイヤトーンはダンプ材に使われてるビスコロイドとか言う素材が経年で
カチコチに固まってしまい、ウーハーエッジが仕事をしてくれなくなります。

そのビスコロイドを除去すればエッジが柔らかくなるみたいです。
ブレーキフルードやシンナーなどで完全に除去して水性ゴムを薄く塗っておけば
良いかな？と思いながら作業を進めていきます。


芯材は布というよりペーパーに近いエッジ専用の生地（呼び方知らない）が使われています。
エッジは入手時すでに数か所破れてました。ダイヤトーンのエッジが破れてるのあまり見たことないけど、
固まってるときに無理に押すと割れるように裂けてしまいます。無理はやめましょうｗ




JOG用に買ってあったカストロールのブレーキフルードDOT4、もったいないけど
これしか手持ちないのでユニット裏返してエッジの裏にヒタヒタになるように
入れて数十分放置でスプーンの柄の方でエッジを擦っていくとゼリー状に溶けてきた
水飴のようなビスコロイドがどんどん取れてきます。




２～３回工程繰り返してゼリーが取れなくなったらブレーキフルードをできるだけ除去します。
ブレーキクリーナーでやりましたｗ　表側からはブレーキクリーナーと綿棒で擦る程度です。　

ビスコロイドの除去やブレーキフルードは完全に除去は難しいと思うので
もういいかなってところで妥協しました。大丈夫だろうけど次固まってしまったらエッジ張り替えます。


手が汚れるので作業の画像は少なめですが、水性ゴムを裏に薄く塗ってさっさと終わらせました。
コーンにもマイナスドライバーで突いたような穴が左右ともに１か所ありました。（画像の青丸）






コーンの穴は貫通はしていませんがボンドで埋めておきました。
エッジはアラビアノリでティッシュを裏当てしてから水性ゴムエッジを薄ーく塗ってあります。
破れがひどい場所は更に表から水性ゴムを塗りました。見栄え悪いけど
張り替えるのめんどいので。ちなみにこのエッジは表張りです。





組んで音出し確認しました。評判通り低音が出ません。
手持ちのスピーカーと比べてですが、ツイーターも耳に刺さらないしボーカル曲は
聞きやすいんじゃないかなーと思います。

低音、出ないわけじゃないです。アンプのBASSのボリューム上げれば結構出ています。
・・・それはほかのスピーカーも同じだけどｗ　そろそろバスレフのスピーカーが欲しいかも。
バスレフと言えば、コイツの裏技でターミナルを外して簡易バスレフにすると低音が良い感じになるらしいです。
エッジが馴染んでから気が向いたらやってみます。

※追記：　ある程度馴染んできて低音がソコソコ出るようになりました。