二輪免許ももってないし
弟や友だちの後ろに乗ったことは
たくさんあるけど
まさに移動のために乗っただけで
落ちたくない
という思いした記憶が…
特に弟のバイクは、
弟による、弟のための、弟みずからが適当に整備している
しかもイタリアやれ車大好き父の影響か
わざわざ70年代のバイクに行くという趣味もあり
正直バイクの心象は
壊 れ る も の
そして弟は
常に骨のどっか折れてました笑
バイクにいい心証もつはずもない環境
それでも降りないのでなんぞ
よいとこあるんだろうなーと思いつつ
愛媛ー東京という距離もあり弟のバイクにふれる機会もなく
すっかりバイクと離れてたんですが
2016年冬に出会ったバイク…
750IMOLA
(先生撮影)
衝撃の美しさです
ナンジャこりゃ!こんなかっこいいのか
しかも先生(と勝手にあおぎ尊敬している)のメンテもあって
コンディション最高
先生の華麗なキックスタートで始動です
ちょっと待って!
なんなんスか今の華麗すぎるキックスタート…
はああああああ!?(逆ギレ
惚れろってことっスか!マジ惚れ上等!
(逆ギレ2
私、キックスタートには半端ないこだわりがあります
撮影のため、モデルさんとスタジオの隅で
あの暑い夏の日に延々キックスタートの練習しました
…監督にダメだしされ続けながら泣きながら
かっこいいキックスタートできるまで
何回ケッチンしたか、、、
それが目の前でさくっと行われました…アハハー
しかもモノがいっぱいすぎるガレージの中
正味50cmほどの空間で…
いつも書いていますが本当プロってかっこいいんですよね
こういうなにげない所作にこそ魂宿る
撮影でつかったバイクも同じ年式だったなー
(遠い目
さて、エンジン入ったIMOLAさん
目の前でどんどん仕上がっていきます
少し不規則で、でもせり上がってくるような
力強い鼓動(?)独特のリズム
これが きっちりメンテされてるDUCATI!!
ふかしてもらったらもう
メーターの跳ね上がりのキレッキレぷりに目眩がします
思わず調子にのります、クラッチを…
き、き、き、きれない!
なんじゃこりゃ!
「握力は60kgくらい必要かな?」
ムリwwwwwwww
両手でギリギリきれたけど、走行中に
両手で体重かけてきるようなクラッチで
乗れるか!笑 (ノ`△´)ノ ┫:・'∵:.┻┻:・'.:∵
そんな先生から
「ジウジアーロデザインのDUCATIありますよ」
巨匠ジウジアーロ!
私もかつて乗っていたパンダのデザインした人
いすゞピアッツァも大好きです
父もセイコーのジウジアーロデザインの時計いまだにしています
そんなジウジアーロのDUCATIなんて
見たいに決まってる! ダッシュで先生のもとへ急ぎました
・・・・・・・
あれ?笑

えっと…えーーーーと…
だ、ださい…?(小声
私のDUCATIのイメージに対するのとことごとく
反発したデザインです
というかジウジアーロデザインに対するイメージとも
なんか違う
こう、なんというか
もっとシャープに、
なんならカクカクしててもいいぞ!とまで思うのに
もっちりもっさりしてるし
大きく左右に出たミラーのデザインもあいまって
なんだか芋虫みたいです
うーーーむ
あ、でも真横からみたら結構直線!
DUCATIだと思うからダメなのかも
DUCATIらしさの核であるエンジンをいじったのが敗因か
ロゴにもなるほどの大事なアイコンです
そこをかくして(心にふたをして)みてたら…
なんだかずっと見てたらこのバイク…
いや、でも、どうだろう…こんなこといって生意気かもですが
ダサカッコイイ気がしてきました
なんか骨太だよね!
最初芋虫とかいったけど笑
いたるところにジウジアーロデザインのロゴがはいっています
このロゴ大好き
時代を感じるし、フリーハンドの頃に作られた
Rのやわらかさに気持がだんだんあがってきました
青の色もすごくいいし!
かっこよくミエテキタ!いいかも!!!
「当時恐ろしく不評で本当売れなかったんですよね〜」
あ、やっぱり?笑
「長年仕事してますが初めてみました、このバイク」
へえええええええ…
希少性っていう意味ではものすごいそうです
ファーストインプレッションはいまいちでしたが
なんだかどんどん味が増す感じ
そういえば、ピアッツアも最初はなんじゃこりゃ!と思ったっけ…
これこそがジウジアーロ味なのかなぁ…と見てましたが
ひとつだけ教えて ジウジアーロ先生!
この三角形のとこなんで黒なんスか!
なんでこんな板(と、私には見える)
みたいのははっつけてあるんスか!
ここの抜けというか処理で相当印象かわると思うんですけど…

※抜けあるデザインの比較としてイモラ
ここが黒でぬりつぶしてある意味…
………しりたい!
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Posted at
2017/05/24 22:05:36