エビアンに入る 湯元元湯 @ 磐梯熱海温泉

熱海ときくと、私としてはどうしても静岡県の
熱海を連想してしまいます、が

今回行ったのは…

福島県郡山市の熱海町にある



「磐梯熱海温泉 湯元元湯」






いい感じにレトロです
昭和です
左手の宿泊施設は「湯元新館」という
名前だけ残してもはや廃墟までカウントダウン状態…

もう令和だもんな、、、

昭和のなんと遠いことよ

なんておセンチ気取ってましたが
あーよいですねー




あー好きです好きです





よかばいよかばい






建物は古いのですが、改修され
とてもきれいに掃除もしてあり
気持ちがよいです

この手の共同浴場には珍しい
鍵付きロッカーも嬉しい

お湯につかってらした地元先輩方曰く
水洗トイレになったのがいちばん嬉しいのだそうな

トイレはなおして
各所の味わいある木枠の戸や
昔そのままのタイル残しの選択


素晴らしいです！

感動した！







さて、先輩方に必殺懇願
「遠方から来たんですー
写真撮らせてくださいー」
「えーどこ？東京？そがな遠くからけえ」

「ブログけえ？」

あ、はいそうです笑

「こないだ来たのはなんも言わないで
バシャバシャ撮って感じ悪かったなあ」

「んだなーしかもどけと言ってるかのような
ため息つかれたど」

あー…涙




お姉様方のご厚意でパシャリ





メインの「霊泉 湯元」がドバドバ
ながしこまれています





熱い海と書いて「あたみ」なのに
ここの温泉は

ひゃっこーい！

もうだくだくほんとに冷たい源泉が
すごい勢いで流し込まれてます

地元のお姉さん方が「飲め」「飲め」
おっしゃるので、一口すすると…



エビアン…⁈

これほんとペットボトルつめて
ラベル貼ればめちゃくちゃ売れそう
くらいの美味しさ

くせもなく喉越しもさわやかに
ほのかに香る硬さ…
たしかになんか入ってるのはわかる
おっしゃれーな硬水のような源泉です


なんでも…

昔々京にいた「萩ひめ」が病に苦しんでいたところ
枕元に神様がたち
「500番目の川に霊泉あり」とお告げ。
遠く福島まで歩いて萩ひめがこの霊泉にて
湯治したところ、たちまち元の美人に戻った

という伝説のお湯（というか冷泉）なんだそう
「美人の湯」ですね！

特にアトピー性皮膚炎の方によく効くそうで
通いで来てる人もいるそうな


もうひとつの源泉のほうは、、、
「あつ湯」で奥にある浴槽です
これは市営の源泉だそうでかなりの高温




※ネットより拝借



こちらでしっかり温まり
メインの霊泉で冷やし（？）の交互浴

タイルのRが美しい…




※ネットより拝借


これ永遠にいけちゃうよーと思うほど
気持ち良くなってきました

最初はとても冷たくて入ってられなかった
メイン風呂もさらさらエビアン効果もあいまって
きもちよいのなんの

汗がどっとでてきました
体が活性化してます
カロリー相当使ってるな、と
ほくそえむユノコに…


いきなりお姉様方から
お菓子の配布が始まりました

福島ではお菓子配布は
よくあることなんですが
まさかの湯船につかりながらの

「これ美味いぞ」

チョコレート手渡しは初です笑笑笑
しかもみなさんその場でもぐもぐ

お風呂でチョコ？とは思いましたが
ここの霊泉なら大丈夫
なんだか爽やか〜笑

渡されるがままに
あれこれいただいちゃいました

カロリーを消費して すぐさま倍返し！
とほほほほ




「お菓子食べで
喉かわいたらこのお湯のむさ」




エビアン大活躍！笑笑


福島らしいキリリとした熱湯と
萩姫治した霊泉
少しずつメイン湯に流し込まれている
30度のもうひとつの源泉

やさしい気さくなお姉様方
チョコありがとうございました

名残惜しいですがユノコは次の湯へと
旅立ちます









源泉の小屋に誓う「また来ます！」